ソフトバンクが人気機種のiPhoneを最大半額になる「半額サポート for iPhone」という新プログラムを始めました。
2年利用すると新機種に買い替えができて、残りの支払いが額が免除されるのでかなりお得そうに見えますが、実際のところどうなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「半額サポート for iPhone」についての内容や条件、利用する時の注意点、メリット、デメリットについて調べたのご紹介いたします。
もくじ
最新の機種が半額になる半額サポート for iPhone
対象となる端末を24ヵ月間以上利用すると、25ヵ月目以降新しい端末へ機種を変更するときに残りの残金が免除されるプログラムです。
半額サポート for iPhoneを利用していても月月割も適用されますが、機種を変更する際はこれまで使っていた端末を下取りに出さないといけません。
簡単にいうと、半分払ってくれれば、新しい端末に乗り換えて良いですよ!ということです。ただ乗り換えできる端末についてなど色々な決まりごとがあるので今回はそれについて紹介していきます。
ちなみにAndroid版もあり半額サポート for Androidというサービスで内容は、ほぼ同じです。
加入条件について
新スーパーボーナス(48回払い)を使ってiPhoneを購入することです。ただし、対象になっているiPhoneでないと適用されません。
またデータ定額プランの申し込みも必須条件です。
データ定額ミニ 1GB/2GB、データ定額 5GB/20GB(U18)/20GB/30GB/50GB
データ定額パック・標準(8)/大容量/10GB/15GB/20GB/30GB
※シェアパックの場合は、子回線での利用はできないです。
対象の機種について
対応機種は、iPhone8以降でAndroidではXperia XZ1、AQUOS R、AQUOS R compactとなっています。今後新しい端末が発売されれば追加されていくと思います。
適用条件について
上記の対応機種を利用して、25ヵ月目以降に「半額サポート for iPhone」「半額サポート for Android」「機種変更先取りプログラム」のいずれかの指定機種に機種変更することです。
そして機種変更後も「半額サポート for iPhone」「半額サポート for Android」「機種変更先取りプログラム」のいずれかに加入することが条件となります。
また、機種変更の翌月末までにこれまで利用していた機種を回収、査定完了することが必要です。
利用していた端末に不具合がある場合や故障している場合は、査定が不能になり20,000円の支払いが必要になります。
あんしん保証パック with AppleCare Servicesに加入していれば故障していても2,000円のお支払いで機種変が可能です。
ちなみに下記の項目に一つでも当てはまると査定不能になります。
- 電源が入らない[スリープ(電源)ボタンが正常に機能しない]場合
- 各種ロック解除/初期化が実施されていない場合
- 製造番号(IMEI等)が確認できない場合
- 改造などメーカー保証外となる場合
毎年機種変したい方には1年買い替えオプションがおすすめ
1年買い替えオプションは、25ヵ月目以降から買い替えができる半額サポート for iPhoneを1年前倒しで機種変ができるオプションです。
13ヵ月目以降であれば、毎月の機種代の差額のみで変更できるので常に最新のiPhoneが持てるメリットがあります。ただし、半額サポート for iPhoneは、24ヵ月分の機種代金は支払う必要があるので1年間は二重払いになります。
半額サポート for iPhoneを使うことのメリット
一番のメリットは月々に支払う端末代が安くなることです。
最新のiPhone XやiPhone8/8 Plusは、価格が高く24回の分割払いにしても毎月の支払い額が高額になってしまいます。そのためソフトバンクをはじめ大手キャリアは、これまでの24回払いから48回払いプランを用意しました。
48回払いになることでこれまでよりも月々の支払いが額が少なくなるので最新のiPhoneを購入しやすくなるメリットがあります。
ですが同じ端末を4年利用する方は、少ないですよね。安くなるのは嬉しいことですが、4年間の縛りをつけてしまうと契約することに躊躇ってしまうユーザーや2年おきに新機種が発売されるiPhoneに乗り換えができなくなることを懸念するユーザーがでてきます。
半額サポート for iPhoneを使うことによって25ヵ月目以降であれば自由に最新の機種に変更することができますし、その際残っている残債については免除されるので常に最新の機種を使いたい方にはおすすめできます。
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半額サポート for iPhoneを使う際の注意点とデメリット
月々の機種代金を安く利用できるメリットはありますがデメリットも多くあります。
- 対象の機種しか乗り換えができない
- 月月割も48回割引になる
- 回収不能になることがある
- 4年縛りなので他のキャリアへの乗り換えが難しい
基本的には新しいiPhoneに買い替えできるそうですが、その時の在庫状況などもあり必ずしも最新のiPhoneに買い換えることができるかは不明です。
また月月割が48回割引になるので2年で乗り換えを検討している方なら24回払いの方がお得になります。48回なら半額だから安いんじゃないの?と思うかもしれませんが、24回払いでも下取りプログラムがあるので割引額はそこまで代わりません。
iPhoneは丈夫な作りも魅力の一つですが、コンクリートの上に落としたりすると画面が破損したり、故障の原因になります。その際回収が不能になり、買い替えする場合は20,000円支払う必要があります。
長く使うことを想定しているなら上記で少し紹介したあんしん保証パック with AppleCare Servicesに加入しておくと安心です。
半額サポート for iPhoneは加入した方がお得なのか
実際にお得かどうかは、ソフトバンクが行なっているキャンペーンによって変わってきます。また、新規と機種変でも多少の金額が異なります。
下記の表は、新規契約で半額サポート for iPhoneと通常の2年分割払いを比較し2年で機種変を想定した時の実質負担金を表したものです。
半額サポート for iPhone | 24払い | |||
---|---|---|---|---|
メモリ数 | 64GB | 256GB | 64GB | 256GB |
本体価格 | 94,320円 | 112,560円 | 94,320円 | 112,560円 |
月月割 | 38,520円 | 38,520円 | 77,040円 | 77,040円 |
実質負担金 | 8,640円 | 17,760円 | 17,280円 | 35,520円 |
半額サポート for iPhoneの方は、2年利用後に対象の機種に変更することで残債が免除されるので月月割は24回払いの半分になりますが、実質金額は安くなります。
ただ、それが必ずしもお得とは限りません。ソフトバンクは、新機種が発売されると下取りプログラムを行い利用している機種を下取りに出すことで毎月の利用料金を安くできます。
下取りの金額は、対象機種によって異なりますが最新の機種であれば30,000円以上の金額になることがあります。iPhone7だと30,840円(1,280円×24回)の割引が適用されます。※金額は時期によって変動します。
おそらくiPhone8はもう少し下取り金額が上がることが予想されるので2年で買い換えるのであれば、半額サポート for iPhoneを使わずに24回払いの方がお得です。
ソフトバンクのキャンペーンは一見お得そうに見えるものが多いのですが、実際中身を調べてみると逆に損をするケースも多いです。新しいiPhoneを安く購入できるからといって安易に契約しないようにしましょう。
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