絶対にやっておきたいMacBookのディスプレイと電源の初期設定

MacBookのディスプレイに関してDockやデスクトップの設定を行っておくと作業が効率化できます。

ここではDockの設定やデスクトップでの便利な設定、電源の設定についてお伝えします。

またこれらに関連した便利なアプリも紹介していきます。




MacBookのディスプレイでDockを設定する

Dockは画面下部に表示されているアプリランチャー兼タスク管理の表示部です。
Dock表示例

ここを整理しておくと、必要なアプリをすぐに使うことができるようになります。

Dockの設定を行うには「りんごメニュー」から「システム環境設定」を開きます。

システム環境設定

システム環境設定の「Dock」をクリックします。

システム環境設定

「最近使ったアプリケーションをDockに表示」にチェックを入れておきます。

最近使ったアプリ

こうすると、最後に使った3つのアプリがDockに表示されるようになります。
結構便利な機能として使えます。

最近使ったアプリ

よく使うアプリであれば、アプリのアイコンを2本指クリックして、オプションから「Dockに追加」を選択します。

Dockに追加

これで常にDockに表示されるようになります。

Dockイメージ

よく使うアプリは「Dockに追加」、たまに使うアプリは「最近使ったアプリケーション」として表示されるようなDock構成がいいでしょう。

また、Dockの設定で「機動済みのアプリケーションにインジケーターを表示」をオンにしておきます。

機動済みアプリ

こうすることで、起動しているアプリの下に黒い点がつくようになります。
「閉じる」ボタンを押してもタスクとして残っているアプリがわかります。

タスク

例えば「Photoshop」のようなアプリはタスクとして残ったままになりますが、このアプリはメモリの消費量が大きいです。
そのようなアプリは2本指クリックして「終了」しておくといいでしょう。

アプリの終了

これで起動中の黒い点が消えて、アプリが終了したとわかります。

Dockイメージ

設定しておくと便利なSafariのダウンロード先

そのままの設定では、Safariで画像などをダウンロードする先はダウンロードフォルダになっています。
Dockにダウンロードフォルダが表示されているので、すぐにアクセスできます。

ダウンロードフォルダ

しかし、ダウンロードしたファイルを使おうと思うと少々不便です。
結局、デスクトップにコピーすることになります。

ダウンロードファイル

そうであれば、最初からデスクトップにダウンロードした方が効率的です。
そのためにはSafariのメニューを開いて「環境設定」をクリックします。

Safariメニュー

「ファイルのダウンロード先」をクリックします。

Safari設定画面

デスクトップをクリックして、「選択」をクリックします。

デスクトップを選択

これで、ダウンロード先として直接デスクトップに保存されるようになります。

Safari設定画面

Dockのダウンロードフォルダは不要なので「Dockから削除」しておくとスッキリします。

Dockから削除

MacBookのデスクトップを設定してディスプレイを便利に

MacBookはいわゆる「壁紙」の設定をすることができます。
macOS Mojaveだとダイナミック壁紙と言って、時間によって景色が変わる壁紙も設定できます。

しかしオススメとしては、シンプルな無色を推奨したいところです。

デスクトップの設定を行うには「りんごメニュー」から「システム環境設定」を開きます。

システム環境設定

システム環境設定で、「デスクトップとスクリーンセーバー」を開きます。

デスクトップ設定

「カラー」を選択し、「スペースグレイ」をクリックします。

スペースグレイ

するとこのようにシンプルなデスクトップになります。
ファイル名が見づらいということもありません。
作業の効率化という意味ではオススメできる設定です。

デスクトップイメージ

デスクトップをスタックで整理する

デスクトップに一時的なファイルを置いておくことが多いと思いますが、乱雑になりがちです。
macOS Mojaveでは新たに「スタック」という機能が実装されました。
これはデスクトップの何もないところを二本指クリックして「スタックを使用」にチェックを入れます。
「スタックのグループ分け」は「種類」にしてみましょう。

スタックを使用

するとこのように、スクリーンショットならスクリーンショット画像すべてを重ねてくれます。

スタック

重なったアイコンをクリックすると展開されますので、個別のファイルにアクセスできます。
自動でデスクトップを整理してくれる「スタック」機能を便利に使いましょう。

Apple純正の付箋アプリ「スティッキーズ」

デスクトップにメモを書いておきたいことがあるかもしれません。
いわゆる「付箋」をデスクトップに貼るApple純正のアプリ「スティッキーズ」があります。
Dockから「Lauchpad」をクリックします。

Lauchpad

「その他」をクリックします。

その他

ここに「スティッキーズ」アプリがあると思います。

スティッキーズ

これを起動しておくと、メモをデスクトップに貼ることができます。
「ファイル>新規メモ」で新たな付箋を作ることができます。
文字を装飾したり、付箋の色も変えられるのでお好みで使い分けてください。

付箋イメージ

MacBookの電源とディスプレイを設定する

MacBookは何もしないでいると、ディスプレイが自動でオフになり、スリープモードに入ります。
これは「システム環境設定」の「省エネルギー」から設定できます。

システム環境設定

ここで、バッテリーの時と電源をつないでいる時について、ディスプレイをオフにするまでの時間を設定できます。

バッテリー 電源

逆にMacBookをスリープさせないようにするには?

筆者は一日中音楽をMacBookで流しているため、MacBookをスリープさせないようにしています。
強制的にスリープさせないようにするためには「InsomniaX」というアプリが使えます。
ただし一時的にサポートが切れているようですので、使う際には自己責任でお願いします。

ダウンロードサイトから圧縮ファイルをダウンロードします。

ダウンロード

ここからダウンロードできるファイルはウィルススキャンしましたが、念のためご自分でも確認してください。
ダウンロードした圧縮ファイルをダブルクリックして解凍します。

圧縮ファイル

解凍されるとアプリが作られます。

アプリ

作成されたアプリを「アプリケーション」フォルダにコピー(移動)します。

アプリの移動

コピーしたアプリを開くと、注意が表示されるので「開く」をクリックします。

ダイアログ

これでインストールは完了です。
月のマークのアイコンをクリックして「Disable Idle Sleep」にチェックを入れます。

Disable idle sleep

こうすると、MacBookはスリープモードに入らなくなります。
「Sleep Display Now」をクリックすると、ディスプレイがオフの状態で、MacBookは動作したままにできます。
音楽を流している間は画面は必要ないので、よくこの状態でMacBookを動かしています。

Sleep display now

MacBookを閉じると、スリープモードになります。
ちなみに「Disable Lid Sleep」はMacBookを閉じてもMacBookをスリープさせない機能ですが、最近のmacOSには対応していません。
これを回避して無理やり使う方法もありますが、MacBookにダメージを与える可能性があるので避けた方が良いと思われます。
閉じたままでMacBookを動かすと、熱の排出がうまくできない場合があるからです。

ディスプレイ以外も設定してMacBookをもっと効率的に使う

ご紹介したようにDockの設定やデスクトップの設定をしておくと、MacBookが便利になります。

MacBookは優れたトラックパッドを持っていますが、これも設定すれば効率的になります。
こちらの記事で解説しています。

絶対にやっておきたいMacbookのトラックパッド・マウス設定

2019.04.28

また「Time Machine」というバックアップアプリも備えています。
こちらの記事で詳しく説明しています。

絶対にしておきたいMacBookの外部ディスクとバックアップ設定

2019.05.06

MacBookとiPhoneの組み合わせると、テザリングが簡単にできるなどの相乗効果があります。
こちらの記事を参考にしてみてください。

Wi-Fiを使ってiPhoneとMacでインターネットを共有する方法

2019.04.18

パスワード忘れた?MacとiPhoneでWi-Fiのパスワードを調べる

2019.04.24

MacBookのトラックパッドをテンキーにするような面白いアイテムもあります。
こちらの記事を参考にして、より便利なMacBookを目指しましょう。

MacBookのトラックパッドがテンキーに!「Nums」体験レビュー

2019.02.12

かんきち

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ABOUTこの記事をかいた人

別野タクヤ

通信事業者のネットワークエンジニアとサービスクリエーションに従事した後、フリーランスの道へ。ライターとしての活動のほかYouTubeの企画・制作も。人生はMacとiPhoneとVespaで出来ている。