東日本大震災をはじめ、熊本地震や北海道胆振東部地震など大きな地震がいつきてもおかしくない状況です。また、地震だけでなく近年では台風や豪雨災害も大きな被害をもたらします。
ですが、そうした災害に実際に遭遇した時「何をどうすれば良いのかわからない」という人がほとんどです。
そんな時に役立つのが防災アプリです。
スマホの防災アプリには、災害を通知してくれる機能や近くの避難所までガイドしてくれる便利なアプリが沢山あります。
この記事では、いざというときに実用的な防災アプリをご紹介します。
もくじ
地震速報や台風、豪雨予報をいち早くお知らせしてくれる防災アプリ
災害が発生したときに大事なことは情報です。
「どこで何が起きているのか」を理解することが大切になります。
そして、その災害がどの程度の大きさで今後どのような危険性があるのかを知ることで被害を最小限に抑えられます。
そこで役立つ防災アプリがYahoo!防災速報です。
- 地震情報
- 津波予報
- 豪雨予報
- 土砂災害
- 河川洪水
- 気象警報
- 熱中症情報
- 火山情報
- 国民保護情報
- 防犯情報
- 自治体からの緊急情報
あらゆる災害情報がこのアプリでわかります。
その他にも地震や豪雨、津波などの予報も通知してくれる優れものです。通知のオン、オフは、災害によって変更することができ、重要度によって音楽や音量を調節することもできます。
Yahoo!防災速報のポイントは、3つの地域が登録できるところです。
仮に「自宅」、「両親の住んでいる実家」、「会社や学校」を登録していたら、その登録地域で起きた災害情報や防災通知を受け取ることができます。
また、操作が簡単なのもおすすめのポイントです。スマホの設定が苦手な人でもYahoo!防災速報は楽にセットすることができるのも特徴です。
スマホ画面を見ずに災害情報をチェックできる防災アプリ
災害時は、スマホの画面を見ながら歩くのは危険です。
どんなものが落ちているわかりませんし、上から看板やガラスが降ってくることも十分あり得ます。
そんな時に便利なのが、ラジオが聞ける防災アプリのradiko.jpです。
災害時は、情報を得る手段が限られてしまいます。そんな時ラジオがあれば、正確に地域の情報を得ることができます。
「情報ならSNSやネットの方が早いんじゃない？」と思うかもしれませんが、災害時は信憑性のない情報やデマが多く正確な情報を得ることが意外と難しいです。
特に、緊迫した状態では誤った情報を鵜呑みにしてしまう危険性もあるため、災害時の情報の正確性はとても重要です。
また、テレビが観れたとしても大まかな情報ばかりで、狭い地域にスポットを充てた情報を得ることはできません。
radiko.jpであれば、正確な災害情報や地域の細かな情報までチェックできます。また、地域限定のFMラジオにも対応しているので住んでいる地域の避難状況や復旧情報まで逐一入手できるメリットがあります。
災害時にラジオを聞くだけで元気づけられるという人も多く、メンタルケアとしての役割も大きいです。
避難所やハザードマップがすぐ確認できる防災アプリ
実際に災害に遭遇したとき、どこの避難所に行けば良いのかわからなくなってしまうものです。
住んでいる地域なら「あそこの小学校が避難所だった！」と思い出すかもしれませんが、引っ越して間もないときや出先だった場合など避難所がどこにあるのかわからないですよね。
また、避難所の場所が分かっていても行くまでの道のりにも危険が沢山あります。特に台風や豪雨の場合は、河川の氾濫、水害、土砂崩れの危険性があります。
そのような危険を回避できる防災アプリがわが家の防災ナビです。
周辺の避難所を探せたり、土砂崩れや水害の危険性があるエリアを把握できるハザードマップに対応しているので災害時の移動にも役立つアプリです。
また、自宅の位置や立地条件、構造を入力すると災害時の危険度を調べることもできたり、家族構成から必要になる備蓄品も知ることができるので防災の知識や意識を見直すためにもいれておくべき防災アプリです。
このアプリ使うことで防災ポイントが1日1回貰うことができます。その防災ポイントを貯めると災害に便利な備蓄品や生活用品が当たる特典もあります。
備蓄についてのノウハウや保存食を使ったおすすめレシピなどもわかりやすく、楽しく学べるおすすめの防災アプリです。
災害で断水になったときに給水場所がわかる防災アプリ
被災して避難所にいっても食料やお水が必ずあるわけではありません。
避難所が断水してしまうことも災害時では良くあることです。
そんな時給水場所を表示してくれるのが防災アプリのロケスマです。
大きな震災では、水道管が破裂することや水道水に泥が混ざることで水道が使えなくなることも想定できます。震災の規模にもよりますが、水道管の復旧には時間がかかることが多く、その間断水しなければなりません。
大きな震災では1週間から3週間ほど断水することも珍しくありません。地域によっては1ヵ月以上断水が続くこともあるのでどこに給水ステーションがあるのか日ごろから確認しておくことが大切です。
また、ロケスマは、コンビニやドラッグストアも検索できるので災害時の食料の確保にも役立ちます。
上記機能の中にはグーグルマップで代用できるものもあります。
▶︎ 参考：意外と知らないグーグルマップの便利な使い方を集めてみた！
災害時のトイレ問題を解決してくれる防災アプリ
大きな災害で必ず不足するのがトイレです。大きな避難所では、60人に対してトイレ1つの割合しかないところもあります。
男性であれば外で用をたすこともできますが、女性はそうもいきませんよね。
そのトイレ問題を解決してくれる防災アプリが＠トイレです。
＠トイレを使うことで近くのトイレを検索できます。また、トイレを貸してくれそうなお店や店舗も同時に検索してくれるので緊急時はとても重宝します。
災害でケガをした人や持病のある人に便利な防災アプリ
家族や友人がケガをした時、災害時は救急車が来るまでに時間がかかります。もしかしたら、災害の影響で救急車が来れない可能性もあります。
そんな時に便利なのが現在地から一番近い病院まで案内してくれるアプリの病院チェッカーです。
内科、外科、小児科、産婦人科などを選択でき、地図上に表示されたピンをタップすると病院の住所や電話番号も表示されます。
ただし、災害時は病院も被災している可能性があるのでまず、電話で受け入れてもらえるか確認することをおすすめします。
家族や友人の安否確認に役立つ防災アプリ
●ドコモ用
●ソフトバンク用
●au用
災害が発生したときは、家族や友人の安否が気になり不安になります。
ですが、災害時は、電話やメールを利用する人が増えるため繋がりにくくなり、連絡が取れない状態が続くことがあります。
そんな時は災害用伝言板アプリで安否確認をしましょう。
災害用伝言版は、受信できるメール数や伝言できる秒数と決まっているので家族同士で合言葉を決めておくと良いでしょう。
まとめ 防災アプリは災害前にインストールしておきましょう
災害は一生のうちに何度も経験するものではないので、どんな被害があるのか想定できないことが多いです。
そのため、災害と直面したとき的確な行動が取れない人が多く、一瞬の判断ミスが生死を分けることになりかねません。
防災アプリには、災害時に役立つ知識が豊富に取得できるメリットがあるほか、ネット環境がないところでも利用できる強みもあります。
ただし、インストールするにはネット環境が必要です。災害時ではネットが使えない可能性もあるので災害が起きる前にインストールしておきましょう。
万が一ネットが使えないときはフリーのWi-Fiスポットを利用しましょう。
また、災害時にはいつでも充電できるモバイルバッテリーもおすすめです。
女性用に人気のコンパクトな充電器はこちら
災害時はいつスマホを充電できるかわからないのでバッテリーは極力節約しましょう。
▶ 参考：すぐに切れるiPhoneのバッテリーを長持ちさせる設定と充電法
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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