PCデポと言えば、パソコンやスマホの販売、修理だけでなくインターネットで困ったことを解決してくれるパソコン機器の専門店です。
最近では、インターネット回線や格安SIMなどのサービスを展開しておりちょっとした話題になっています。
その原因は高額な解約料や強引な営業、いい加減な契約などのせいで不満を感じている人が多く、ネット上やSNSで炎上騒ぎになりYahooニュースにも取り上げられたからです。
20万円以上の高額な解約料や高齢者を狙った不要なオプション費用など色々トラブルがあるPCデポのネット回線ですが、ネット上で騒がれていることが本当にあることなのか探ってみたのでご報告します。
もくじ
PCデポのネット回線はozzio光と言ってちょっと割高
PCデポが提供するインターネット回線は、ozzio光といって光コラボのインターネット回線です。
光コラボとは、NTTのフレッツ光の回線を使用しているため過去にフレッツ光を利用していれば、面倒な工事や手続きが不要。その上下り最大1GBの高速インターネットが安く利用できるメリットがあるインターネット回線になります。
ところが、PCデポが提供しているozzio光は光コラボなのに戸建てで5,500円、マンションタイプでも4,500円とそこまで安くないです。光コラボはプロバイダと一体型のサービスなので、ozzio光のプロバイダは、PCデポのozzioプロバイダになります。
他のプロバイダも利用できますが、別途で1,000円前後の料金を支払う必要があるのでほとんどの方がozzioプロバイダにしているそうです。
ちなみにフレッツ光から乗り換える場合は、転用承諾番号というものが必要になるのでNTT東日本、西日本のサポートに連絡して自身で取得しなければなりません。
下記の番号から転用承諾番号が取得可能です。
NTT東日本 | 0120-140-202 |
---|---|
NTT西日本 | 0120-553-104 |
営業時間は9時~17時ですが、お昼より夕方は混雑するのでお昼前の時間帯が比較的繋がりやすく狙い目です。
オプションのサポートが高額で無意味
複数のネットニュースでも取り上げられていましたが、サポートがとても高額です。10台までのパソコンやスマホの設定、セキュリティサービス等が利用できるのですが、毎月5,500円とネット回線の利用料と同じ料金がかかります。
ちなみにこのオプションは、ファミリーワイドプランといって3年縛りなるので解約したら65,000円の違約金が発生します。
内訳は、ルーター代が15,000円で技術料が50,000円というものです。ルーター代が15,000円なのも割高ですが、技術料が50,000円って…パソコンをセットするだけでこんなにかかるなんてぼったくりです。
しかものこのオプションを付けたからといっても全てが無料でサービスを行ってくれるわけではないのでまったく価値がないです。
ですが、インターネット回線の知識があまりない方や高齢者の方では、このオプション費用が高額なのかどうかもわかりませんよね。なので知らずに契約してしまう方が多いそうです。
でんわかけ放題も無駄
毎月2,000円で固定電話がかけ放題になるオプションでパナソニックのFAX付き電話機が届きます。
10分以内の電話を月に300回かけても無料になるなど一見安そうですが、今は固定電話を利用する方はなかなかいませんよね。毎月2,000円固定電話にお金をかけるなら他の回線のでんわサービスを利用した方が安上がりです。
しかも、このでんわかけ放題にも違約金があります。11ヵ月未満だと28,000円、12ヵ月から23ヶ月だと22,500円、24か月~35ヵ月は17,000円になり、36ヵ月目で0円、それ以降は10,000円となります。
ちなみに光回線の一般的な固定電話の金額は500円前後です。パナソニックのFAX付き電話機は、15,000円前後で購入できるので明らかに損なオプションだというのがわかります。
▶ あわせてどうぞ:自宅の固定電話をひかり電話にすると基本料金500円で使える
iPad Air(16GB)の優待に騙されてはダメ
ファミリーワイドに契約するとiPad Airがレンタルされるオプションなのですが、こちらも解約時に本体代42,700円と技術料10,000円がかかります。
わざわざPCデポでレンタルするよりも普通に購入した方が安いですし、意味のわからない技術料もかからないのでお得です。
高額な違約金が発生するPCデポのネット回線
最初に解約を申し入れた時に送られてきた
書類です。これを見たら普通じゃないと
思いました。この金額の根拠が意味不明です。 pic.twitter.com/qlERqp5vbD— みい (@uvatmmtofFKigON) 2017年11月7日
PCデポには、パソコンやタブレットが50,000円割引になるozzio光さんねんMAXという3年縛りのプランがあります。「50,000円も割引なんてラッキー」と思うかもしれませんが、これに契約してしまうのはアンラッキーなことです。
なぜならこのozzio光さんねんMAXは、解約料が80,000円と高額だからです。
11ヵ月未満だと80,000円、12ヵ月から23ヶ月だと71,000円、24か月~35ヵ月は43,000円で36ヵ月以降から無料です。
なのでネット回線とozzio光さんねんMAX、ファミリーワイド、固定電話、iPadなど契約していて1年で解約すると約20万円近い解約料がかかることになります。
ネット回線は、一度契約するとなかなか変えることはありませんが、仕事や家庭の事情で引越しなど解約を避けられない時に約20万円の解約料は大きいです。
どんなに高いネット回線でも1年未満の解約料は、工事費を入れて50,000円程度です。どのような査定方法で20万円近い解約料を取っているかは不明ですがあまり良心的とは言えません。
他の光コラボのネット回線と比較してもPCデポは高い
戸建て | マンション | 違約金 | |
---|---|---|---|
PCデポ | 5,500円 | 4,500円 | 最大20万円以上 |
OCN光 | 5,100円 | 3,600円 | 11,000円 |
ビッグローブ光 | 4,980円 | 3,980円 | 20,000円 |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 | 9,500円 |
ソネット光 | 4,800円 | 4,000円 | 7,500円 |
ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 | 13,000円 |
PCデポのネット回線は、光コラボの中ではかなり割高です。また他の回線とは違いオプション費用も解約料も高いのでおすすめはできないです。
ソフトバンク光やドコモ光も他のネット回線と比べるとちょっと割高ですが、それぞれのスマホを持っていると割引などキャンペーンが適用されるのでお得に利用できます。
また、PCデポ以外のネット回線にはキャッシュバックキャンペーンもあるので実質支払額はもっと安くなります。
まとめ PCデポのネット回線はあまりまともではない
PCデポのネット回線にして毎月20,000円位支払っている方が結構多いそうです。また、不要なオプションを強引に付けさせることもあるのであまり評判も良くありません。
ネットニュースでは、情弱な高齢者にあらゆるオプションを付けて毎月15,000円の利用料金を支払わせていたこともあったりと問題も多いです。
PCデポ自体は、パソコンの修理や販売などきちんとした会社だと思うのですがネット回線のサービスに関しては利用しないほうが良いでしょう。
PCデポよりもお得な光コラボはこちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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