結局どこが安い?速度やサービスよりも費用重視で選ぶ光回線

光回線を選ぶ基準は人によってさまざまです。オンラインゲームをよくする方や動画を視聴される方は回線の速度を重視する傾向がありますが、インターネットができればどこの光回線でも良いという方もいます。

どこの光回線でも良いのであれば月々の料金が安いところに越したことはないですよね。そんなわけでこの記事では、回線の速度やサービスよりも費用面において優れている光回線をご紹介します。




安い光回線を選ぶなら4つのポイントをおさえておこう

光回線は、利用頻度に限らず毎月決まった料金がかかります。安い光回線にしようと思っても料金体系が分かりにくいことや光回線のサービスを行っている会社が多いことで悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

毎月の利用料金が安いからと安易に契約してしまうと、工事費やプロバイダ料金で逆に高くなったりすることもあります。それに光回線は、一度契約してしまうと2年~3年の間は高額な違約金がかかるため解約することもなかなかできません。

そのような失敗をしないためにも4つのポイントを押さえて賢く安い光回線を契約しましょう。

毎月の基本利用料金

光回線を選ぶうえで1番重要なのが毎月の利用料金です。安ければ安いほど良いのですが、1年目、2年目、3年目以降で金額が異なる場合があります。最初の2年間だけで割安にして3年目以降基本使用料が2,000円以上高くなるこも十分あり得ます。

またその逆に使っていけばいくほど安くなるところもあります。基本料金をみるときは、最初の2年間と3年目以降の料金もきちんと把握しておくことが大切です。

キャッシュバックの金額や条件

キャッシュバックの金額は意外と重要です。家電量販店などでは、10,000円~20,000円ほどが相場になりますがネットからの申し込みの場合最大で55,000円までのキャッシュバックもあります。

基本使用料が他よりも少し高額でもキャッシュバックを合わせると総額で安くなることも十分あり得ることです。ただ、キャッシュバックには貰える条件が会社によって異なるので注意が必要です。

工事費などの確認

光回線を引く上で工事は必要になります。以前にフレッツ光を使っていたことがあればほとんどの回線で転用できるので工事費はかかりませんが、ソニーやKDDIが提供している独自の光回線だと別途で工事費がかかることがあります。

工事費は、25,000円~30,000円が相場で毎月1000円程を分割で基本使用料金と一緒に請求されることがほとんどです。

スマホ割引の有無

大手通信会社のドコモ、au、ソフトバンクのスマホをお持ちであれば、キャリアが提供している光回線を使うのもおすすめです。ドコモであれば、パケット通信量が割引なったり、auやソフトバンクであればスマホ1台につき1,500円の割引が受けれることができます。

光回線は、基本的に2年契約になるのでどこが安いのか調べるときは、基本使用料金24ヵ月分と工事費を足した後にキャッシュバックの金額とスマホ割24ヵ月分を引いて2年間の合計支払い額を算出するとどこがお得なのかすぐに比較できます。

【基本使用料金×24+工事費】-【スマホ割×24+キャッシュバック】=2年間の総支払額

金額重視で光回線を選ぶならau光が一番安い

auひかりの特徴は、高額なキャッシュバックと使えば使うほど基本使用料が安くなることです。

集合住宅タイプ 戸建てタイプ
月額3,800円 1年目月額5,100円
2年目月額5,000円
3年目月額4,900円

毎年100円ずつだけですが、使っていればその分割安になるのは嬉しいですね。

集合住宅タイプ 戸建てタイプ
実質支払額【月額】 1,716円 2,966円(※4,529円)
実質支払額【2年合計】 41,200円 71,200円(※108,700円)
キャッシュバック 50,000円
工事費 無料 ネット+電話のプランのみ無料
それ以外は37,500円

※工事費がある場合の金額です

さらにauのスマホを持っているここからさらに2年間割引されます。

データ定額30 データ定額5 LTEフラット
毎月2,000円割引 毎月1,410円割引 毎月1,410円割引

スマホやタブレット1台につき割引が適用されて最大10台まで適用されるのでauユーザーであればauひかりが間違えなく安くなります。

auひかりでスマートバリューを適用する条件と割引金額まとめ

2017.09.28
スマートバリューの例

一般的なプランのデータ定額5をモデルに2年間の総支払額や月額を算出します。

集合住宅タイプ 戸建てタイプ
実質支払額【月額】 306円 1,556円(※3,119円)
実質支払額【2年合計】 7,360円 37,360円(※74,860円)
キャッシュバック 50,000円
工事費 無料 ネット+電話のプランのみ無料
それ以外は37,500円

※工事費がある場合の金額です。

auユーザーなら必ずauひかりにした方がお得です。キャッシュバックも他に比べて大きいのでauユーザー以外の方にとってもおすすめできます。

auひかりのキャンペーン比較3選!ニヤけるほどお得なのはコレ

2017.09.27

ソフトバンクユーザーであればソフトバンク光もしくはNURO光

auひかりは、auユーザーではなくてもキャッシュバックが高額なため2年間の実質支払額かなり低くおすすめできます。ですがソフトバンクユーザーであれば間違えなくソフトバンク光のほうがおすすめです。

基本使用料は光コラボとしては普通の金額です。

集合住宅タイプ 戸建てタイプ
月額3,800円 月額5,200円

ソフトバンク光は、auひかりと同様にソフトバンクのスマホを持っていると割引される仕組みです。割引額はプランによって異なりますが、10台まで割引が適用されるのでかなりお得です。

割引される金額は、auひかりとほぼ一緒です。キャッシュバックはauひかりに比べて低くなりますがそれでも24,000円も貰えるのは大きいです。

データ定額30GB データ定額5GB・20GB データ定額ミニ・1GB・2GB
毎月2,000円割引 毎月1,522円割引 毎月500円割引

割引額は、光回線の利用料金ではなく個人のスマホ代から引かれる形になります。

スマホとネットのセットでお得!ソフトバンクの「おうち割」

2017.10.12
ソフトバンク光のおうち割

一般的なプランのデータ定額5GBや20GBをモデルとして2年間の総支払額を算出すると以下のようになります。

マンションタイプ 戸建てタイプ
実質支払額【月額】 1,278円 2,678円
実質支払額【2年合計】 30,672円 64,272円
キャッシュバック 24,000円
工事費 無料

マンションタイプで家族の中にソフトバンクユーザーが2人いたら光回線の料金はほぼ無料になる計算です。

どこよりもお得にソフトバンク光が申込めるおすすめの代理店

2018.01.31

ドコモユーザーだからドコモ光にするのは間違い

スマホを同じキャリアの光回線にするとかなりお得になるというお話をしましたが、ドコモの場合お得になるプランが限られているので注意しましょう。

集合住宅タイプ 戸建てタイプ
月額4,000円 月額5,200円

大手携帯会社の光コラボの中でもおそらく一番割高になります。フレッツ光からの転用であれば工事費はかかりませんが、新規の場合は15,000円~18,000円かかります。

スマホがドコモの場合の割引はこちらです。一人だけドコモでもそこまで割引されないのであまりお得とは言えません。

家族もドコモユーザーであれば、割引率が上がるのでお得になる場合もありますが、それもプランによって異なります。

家族割でもウルトラシャアパック50以上を利用している場合のみドコモ光がおすすめになります。それ以下のプランは、auひかりのほうがお得になります。

ドコモ光は全く安くない?加入を決める前に読むべきレポート

2017.09.05

安いからといって今使っている光回線をスグに乗り換えると損することもある

光回線は、2年もしくは3年ごとに自動更新されるので更新月以外に解約すると違約金が発生することがあります。さらに2年半未満だと工事費の支払いも終わっていないので違約金と工事費の残金を一括で支払う必要があります。

安い光回線に乗り換えを考えているなら、まず今契約している回線の更新月と工事費の残金などを調べることが大切です。違約金については、各社金額が異なりますが1年未満ですと高いところでは30,000円以上のところもありますし、2年以上利用している場合でも15,000円位はかかることもあります。

excite光のように違約金のないところもありますが、光回線のサービスを提供しているほとんどの会社では違約金が発生するので現在利用している光回線のサポートなどに問い合わせて契約状況の確認を行っておきましょう。

▶ あわせてどうぞ:違約金なし、縛りなしのネット回線ならこの3つで間違いなし

まとめ できるだけ安い光回線を選ぶならトータルの支払額に着目する

安い光回線を選ぶ時は、どうしても月々の料金やキャッシュバックなどに注目してしまいがちですが契約期間のトータル支払い額を算出してから月々どのくらいの支払いになるのか確認することも大切です。

光回線といえばフレッツ光が一般的でしたが、NTT東日本や西日本が回線を卸売りするようになり以前と比べて安価で回線が引けるようになっています。今お使いのネット回線がフレッツ光であれば、上記で紹介した光回線にするだけで月々の利用料金が安くなることがあります。

自分の利用状況に応じた光回線をみつけることで毎月の負担額も少なくなるのでこの機会に乗り換えを検討してみてはどうでしょうか?

▶ あわせてどうぞ:光回線選びに迷ったらいち早くチェックしておきたい各社比較

かんきち

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