少しでも速いインターネット回線を使いたい!と思っている人は少なくないはずです。
仕事でネットを使う人やオンラインゲームをする人にとってネット回線の速さはとても大切です。
そんなわけでこの記事では、すでに10ギガのネット回線を提供しているauひかりと、2019年の春から10ギガのサービスを提供するNURO光についてどっちが良いのか解説します。
その他にも10ギガにすると月額料金はいくらになるのか?、本当に10ギガも必要なの?などさまざまな疑問にもお答えしていきます。
もくじ
現在10ギガの高速インターネット回線のサービスがあるのはauひかりだけ
いますぐ利用できる10ギガのネット回線サービスがあるのは、auひかりの『auひかりホーム10ギガ』だけです。
イギリスの情報通信技術に特化した調査会社オーバムによると個人向けインターネット回線では世界最速1位タイです。
同率で1位なのがNURO光の10ギガですが、サービスが開始されるのが2019年の3月からなので現在利用できる回線としては、auひかりが世界最速となります。
世界最速のネット回線と言われるとあまり興味がなくても使ってみたくなりますが、提供されるエリアが<東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県>の一部エリアだけと範囲が狭いのが残念なところです。
auひかりをすでに契約している人で提供エリアの場合は、マイauから10ギガへの変更が行えます。
基本料金に+780円で1ギガから10ギガになる
契約年数 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目~ |
---|---|---|---|---|
ネット+電話 | 6,380円 | 6,280円 | 6,180円 | ※6,180円 |
ネット+電話+TV | 6,880円 | 6,780円 | 6,680円 | ※6,680円 |
ネットのみ | 5,880円 | 5,780円 | 5,680円 | 6,180円 |
ネット+TV | 6,380円 | 6,280円 | 6,180円 | 6,680円 |
※auスマートバリュー加入者限定割引適用
auひかりの基本料金(プロバイダ込)は5,100円で、10ギガにすると高速サービス利用料の1,280円が加算されます。
ですが、今10ギガにすると超高速スタートプログラムが適用になるため、3年間は500円割引されます。
つまり、実質780円の追加料金のみで1ギガから10ギガへランクアップできるというわけです。
auひかりは、1年ごとに3年目まで基本料金が100円ずつ安くなるので、長く利用すればその分お得になります。
ただ、超高速スタートプログラムが4年目以降は適用されないので、基本料金に1,280円が加算されることになります。
ただし、【ネット+電話】、【ネット+電話+TV】を契約していてauスマートバリューに加入していると4年目以降も500円の割引は続きます。
auスマートバリューへ加入するには3つの条件をクリアすることが必須です。
- auひかりの「ネット+固定電話」または「ネット+固定電話+TV」の契約
- auスマホ・auケータイ・4G LTEタブレット・4G LTE対応PCを対象プランを利用していること
- ネット回線とauスマホ(ケータイ、タブレット含む)の契約者の住所が同一であること
auスマートバリューは、スマホの料金が安くなるお得な割引サービスです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
37,500円の工事費は固定電話を契約すると割引されるので実質0円
auひかりの場合は、工事費を60回の分割払いで支払いしますが、月500円の固定電話を一緒に契約すれば割引され0円になります。
固定電話の契約は、auスマートバリューへの加入条件でもあるので付けておいても損はないです。
工事費の支払い途中で解約すると、解約後に残金が請求されるので気を付けてくださいね。
すでにauひかりを契約している人は、ホームゲートウェイを交換するだけでよく、工事は不要です。
このホームゲートウェイは、レンタル料も無料で最新の無線LAN規格に対応しているので高速インターネットに適しています。
最新の無線LANルーターは意外と高額なので無料でレンタルしてくれるのは助かりますね。
▶︎ auの工事の様子は下記の記事からどうぞ
参考:【画像あり】auひかりの工事費や内容&予約方法まで総まとめ
10ギガのネット回線は戸建てだけが対象
auひかりのホーム10ギガは、提供エリアが狭いだけでなく戸建てプランだけが対象となります。
ただし、戸建ての人じゃなくても戸建てプランは利用できます。
2階建て以下のアパートや集合住宅であれば、戸建てプランに契約できるのでauひかりのホーム10ギガに契約することも可能です。
3階以上の建物になるとマンションタイプになるの戸建てプランへの加入はできません。
次にNURO光の10ギガプランをご紹介します。
NURO光の10ギガのネット回線は2019年の3月より順次スタート
2019年から順次スタートするNURO光の10ギガプランですが、現在提供エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部エリアとなっており詳細については未発表です。
公式サイトで色々な郵便番号を入れて確認してみましたが、対応していないエリアと表示されるばかりでした。
詳しいエリアについては2019年の3月にならないとわからないのかもしれません。
料金プランは2パターンとシンプル
契約条件 | 3年契約 | 縛りなし |
---|---|---|
月額 | 5,743円 初月無料 |
5,743円 |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
工事費 | 60,000円 (60回の分割) |
60,000円 (一括払い) |
キャンペーン割引 | 1,000円割引 (60ヵ月間) |
なし |
契約解除料 | 20,000円 | なし |
長く利用する予定であれば、3年契約のプランがおすすめです。
初月の料金が無料になりますし、なんといっても工事費の60,000円が実質無料になるのは大きいです。
ただし、3年契約になると、スマホと同じように契約更新月以外の解約には20,000円の契約解除料がかかるので注意しましょう。
料金プランは、現在この2つですが、10ギガのサービスが開始する頃にはプランが増えたり、特別なキャンペーンが行なわれることが予想されます。
工事費は60,000円とネット回線の中でもかなり高い
ネット回線の工事費は、15,000円~高くても40,000円ほどです。
auひかりの工事費も高い方ですが、NURO光はそれ以上なので驚きです。
3年契約にすれば実質無料にはなりますが、それでも60,000円というのは高く感じますね。
▶︎ NURO光の工事の様子や過程は下記の記事で詳しく解説しています。
10ギガのサービスが対象となる建物は戸建てと5階以下のマンション
NURO光の10ギガは、戸建てと5階以下のマンションやアパートも対象となります。
マンションタイプだと安くなるイメージがありますが、10ギガに関しては戸建てと同じ料金設定です。
今10ギガのネット回線に契約するならNURO光よりもauひかり
事業者 | auひかり | NURO光 |
---|---|---|
月額 | 5,880円 | 5,743円 |
工事費 | 37,500円 (ネット+電話実質0円) |
60,000円 (3年契約で実質0円) |
提供エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部 |
NURO光は、申し込みこそ受け付けていますが、使えるのは2019年の3月以降です。
色々と不透明な部分も多く、キャンペーンや料金設定の変更もあり得るので今の段階でNURO光に申し込むのはあまりおすすめできません。
今10ギガのネット回線を選ぶとしたら、auひかり一択です。というか、NURO光を選びたくてもサービスの提供が始まっていないので比較対象にならないです。
ちなみにauひかりは、公式サイトから申し込むよりも代理店経由で申し込む方がお得です。
公式サイト経由だと、キャンペーンもauが提供しているものだけになります。
これが代理店経由になると、auのキャンペーン+代理店のキャンペーンが付与されるのでダブルでお得です。
代理店のキャンペーンはキャッシュバックが多く、それも40,000円以上と高額です。
どこから申し込んでもauひかりのサービス自体は変わらないので、多くの特典が付く代理店から申し込むのが賢い選択となります。
auひかりやNURO光が提供する10ギガのネット回線は本当に必要?
「10ギガも必要ないでしょ?」という人もいますが、今後4Kだけでなく8Kの映像配信サービスが開始されたり、ネットに接続する機器も増えることでネット回線を今以上に使うことは必至です。
そうなると現在の1ギガの光回線では限界があります。
現に1ギガのネット回線を利用している人で「ネットが遅くて動画がスムーズに観れない」「1ギガのはずなのに10メガの速度もない」という人も少なくありません。
とはいえ、今すぐ10ギガのネット回線が必要かどうかと言われると、まだ不要です。
10ギガの提供エリアも狭いですし、対応しているパソコンや周辺機器も少なく回線だけ高速化してもあまり意味がありません。
ただ、現状のネット回線に満足していないのであれば、auひかりの5ギガ、もしくはNURO光の2ギガをおすすめします。
▶︎ 2ギガ以上のネット回線はこちらで詳しく解説しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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