ネット回線というと2年から3年の長期契約が一般的ですよね。
短期間の利用もできなくはないですが、ネット回線を引くには工事が必要ですし、工事費もかかります。また、短い期間の利用では、途中解約になるので高額な違約金が発生するケースがあります。
工事費や違約金は、ネット回線を提供している業者によって変わりますが、例として一般的な光回線のフレッツ光を短期間利用した場合にかかる費用を計算すると次のようになります。
工事費が18,000円、2年契約で途中解約した場合は違約金が9,500円発生します。つまり、短期間の利用でも、基本料金以外の費用が27,500円かかるわけです。
基本料金も各社バラバラですが平均すると約5,000円ほどです。5,000円×使った月数+27,500円と考えると大きな出費ですよね。
ですが、単身赴任中や引っ越すことが決まっている場合でもネット環境がないのは不便です。
そんな方のために短期間の利用でもコスパの良いネット回線をこの記事ではご紹介します。
もくじ
短期間で使うなら最低利用期間のないネット回線を選ぶこと
ネット回線には最低利用期間が設定されているところが多く、その間の解約には違約金が発生します。
短期間で利用する際は、最低利用期間のないネット回線を使うのがおすすめです。
キャッシュバック最大19,000円がもらえて月額3,600円から利用できるDTI光
最低利用期間もなくキャッシュバックが最大で19,000円ももらえるのはかなりの魅力です。ちなみにキャッシュバックがもらえる条件は、利用開始月を1ヶ月目として、7ヶ月間継続して利用することです。
さらに、次世代インターネット接続方式(IPv6)を採用しているので従来のネット回線よりも速度も安定しています。
「ネットが遅くてイライラ」「動画がスムーズに観れない」などの不満を持っている方にもおすすめのネット回線です。
また、申し込みから開通まで最短で2週間と早く、急ぎでネット環境を整えたい方にも最適です。
料金タイプ | マンションタイプ | 戸建て |
---|---|---|
月額利用料金 | 3,600円 | 4,800円 |
DTI光は、フレッツ光の回線を利用した光コラボなので全国で利用可能です。
▶ 参考:光コラボはなぜ安い?最近流行りの人気サービスの実態に迫る
また、auのスマホやタブレットを同時契約すると、毎月最大1,200円の割引が適用されるセット割もあります。
auスマホではなく、格安SIMのDTI SIMを一緒に契約する場合でも割引が受けられます。スマホ代も安くしたい!という方におすすめです。
DTI光は、新規でもフレッツ光からの転用利用でも工事費必須です。ネット回線の工事費用は、戸建ての場合で安いところで18,000円、高いと40,000円ほどかかります。
なのでDTI光の工事費は、とても良心的な金額です。
諸費用 | マンションタイプ | 戸建てタイプ |
---|---|---|
工事費 | 15,000円 | 18,000円 |
事務手数料 | 800円 | 800円 |
マンションタイプ3,360円、戸建て4,360円で使えるエキサイト光
エキサイト光もDTI光と同様にフレッツ光を使った光コラボサービスです。
一番の魅力は最低利用期間がないにもかからわず基本料金が最安水準だということです。
料金タイプ | マンションタイプ | 戸建て |
---|---|---|
月額利用料金 | 3,360円 | 4,360円 |
DTI光のようにキャッシュバックなどはありませんが、できるだけ安い月額料金で短期間使いたいという方におすすめなネット回線です。
エキサイト光も格安SIMのエキサイトモバイルのサービスを提供していますが、DTI光のような割引がないのが惜しいところです。
エキサイト光の場合は、現在お住いのご自宅にフレッツ光の回線があれば転用費用の2,000円のみで工事費はかかりません。
諸費用 | マンションタイプ | 戸建て |
---|---|---|
工事費 | 15,000円 | 18,000円 |
事務手数料 | 1,000円 | 1,000円 |
7ヶ月間以上利用するならDTI光!それより短い期間ならエキサイト光がおすすめ
利用期間 | 6ヵ月間の合計費用 | 7ヶ月間の合計費用 |
---|---|---|
DTI光(マンションタイプ) | 37,400円 | 28,000円 |
DTI光(戸建てタイプ) | 47,600円 | 37,400円 |
エキサイト光(マンションタイプ) | 36,160円 | 39,520円 |
エキサイト光(戸建てタイプ) | 45,160円 | 49,520円 |
上の表のように、ネット回線の利用期間が7ヶ月未満であれば、基本料金の安いエキサイト光の方が費用を抑えられます。ですが、7ヶ月以上利用するとDTI光では、戸建てプランで15,000円、マンションタイプでは13,000円のキャッシュバックが付くため、合計金額はエキサイト光よりも安くなります。
6ヵ月間と7ヶ月間の利用では、たった1ヶ月の差ですが金額に大きな差が生まれます。利用する期間が明らかに6ヶ月未満の場合はエキサイト光、それ以上利用する可能性があればDTI光を選ぶようにしましょう。
DTI光のキャッシュバックは、戸建てで15,000円、マンションタイプで13,000円ですが、【ネット回線+ひかり電話】を同時契約することで戸建てでは19,000円、マンションタイプでは16,000円に増額されます。
ひかり電話の基本料金は、月額500円でフレッツ光で電話サービスを使っていた場合は番号と電話機をそのまま利用できます。
モバイルWi-Fiも短期間のネット回線としては向いている
ネット回線というと光回線とイメージしがちですが、最近ではWiMAXやポケットWi-FiのようなモバイルWi-Fiも人気があります。
光回線とは違い、工事の必要がなく端末が届いたその日から利用できるのがポイントです。光回線の場合、短期間の利用でも工事は必須です。しかも、工事まで最短でも2週間かかりますし、混雑する時期では2ヶ月待ちも当たり前です。
また、光回線と比べても基本料金が安いのも魅力です。
ですが、WiMAXやポケットWi-Fiは、2年から3年の縛りがあります。そのため短期間の利用であればレンタルのモバイルWi-Fiがおすすめです。
レンタルWi-Fiは多くのサービスがありますが、その中でもおすすめなのがNOZOMIWi-Fiです。
- 1週間からレンタル可能
- 月額3,480円で使い放題
- 違約金・解約金なし
NOZOMIWi-Fiは、長期レンタルに特化したサービスになります。他のレンタルWi-Fiでは、1日から利用できますが、NOZOMIWi-Fiは最低1週間からになります。
1週間1,980円と若干高く感じますが、1ヵ月単位で借りれば3,480円で使い放題で速度制限にもなりません。モバイルWi-Fiは、速度が安定しない!と思っている人も多いですが、ひと昔前とは違い現在のモバイルWi-Fiは、パソコンやスマホ、タブレットなど複数台接続しても難なく利用できます。
速度も最大で615Mbpsあるので「遅くてイライラする」ということもあまりありません。また、NOZOMIWi-Fiは、ソフトバンクのポケットWi-Fiの電波を利用しているので建物内などで圏外になりにくい特性があり、便利です。
▶ 参考:建物内で電波の強いモバイルWi-Fiなら603HWがおすすめな理由
まとめ 短期間でネット回線を使うなら最低利用期間のないサービスを選ぶこと
短期間でネット回線を契約するなら、月額利用料金だけでなく、工事費や事務手数料、違約金などの費用がどの位かかるのかを知ることが大切です。
ネット回線によっては工事費が40,000円以上するケースや、1年未満で解約すると違約金が30,000円以上するサービスも珍しくありません。
短期間利用する場合は、最低利用料金がなく工事費が安い、DTI光やエキサイト光などのネット回線を選ぶようにしましょう。
また、工事不要のモバイルWi-Fiにする場合は、レンタルWi-Fiがおすすめです。
その理由は、モバイルWi-Fiは、スマホと同じように縛りがあるからです。2年から3年の縛りがあり、1年未満の解約には約20,000円ほどと高額な違約金が発生します。
レンタルWi-Fiであれば、利用したい期間のみ借りるだけなので違約金もなく気軽に契約できます。ただし、レンタルWi-Fiのサービスは沢山あり、料金もさまざまです。
1ヵ月借りるとそれだけで5,000円以上することもあるのでNOZOMIWi-Fiのような格安レンタルWi-Fiがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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