インターネット回線について調べると「プロバイダ」や「下り、上り」、「光コラボ」など普段あまり使わない用語が多いです。なんとなく意味がわかる言葉もあれば、何がなんだから分からない言葉もありますよね。
そんなわけでここでは、インターネット回線を選ぶときや契約するときに使われる専門用語をわかりやすく解説していきます。
もくじ
インターネット回線の種類別専門用語
単にインターネット回線といっても「光回線」や「ADSL」、「モバイルwifi」など沢山の種類があり、回線によって特徴もさまざまです。
ここではインターネット回線の種類について簡単に説明していきます。
現在主流の光回線
自宅やオフィスなどでインターネット回線を利用しているほとんどの方がこの光回線です。全国的に有名な光回線は、NTT東日本、西日本が提供するインターネット回線のフレッツ光、KDDIが提供するauひかりです。その他にNURO光など地域限定の光回線もあります。
光回線の特徴は、速いことです。下り最大速度が1GB~2GBと高速で動画の視聴や大容量のデータをダウンロードもストレスなく行えるメリットがある反面、他の回線と比べてやや料金が高いといったデメリットもあります。
うぇびまにあのおすすめ光回線ランキング |
---|
おすすめの光回線7選と回線選びのまとめ |
10年前に一番普及していたADSL
10年以上前に世界で最も普及していたインターネット回線です。電話回線を利用したインターネット回線なので光回線がない地域ではいまだに利用されています。
光回線に比べて利用料金は安いですが、速度はかなり遅くなります。また、ADSLは、光回線の普及に伴い近い将来廃止されることになっています。
ケーブルテレビ
ケーブルテレビの回線を利用したインターネット回線です。
ケーブルテレビを利用しているとインターネット回線も安く利用できるメリットがあります。ただ、最近では光回線の料金が下がってきていることもあり料金面において差はほとんどないです。
速度についてですが、ADSLより速く安定しているので動画の視聴やオンラインゲームも問題なくプレイすることができます。しかし、光回線と比べると遅く、混雑する時間帯になると速度が極端に低下するデメリットもあります。
持ち運びに便利なモバイルwifi
スマホやタブレットの普及によってここ最近利用者が増加しているのがモバイルwifiです。モバイルwifiの特徴は、外でも自宅でも簡単にインターネット環境が整えられる点です。原理は、スマホや携帯電話と同じように小型の端末で電波を受信してインターネット通信を行います。
この端末1台でスマホ、タブレット、パソコンなど最大10台の電子機器が同時に接続できます。最近では、スマホのデータ通信量を抑えるために利用したり、利用料金が安いことからモバイルwifiを固定回線変わりに利用する方も増えています。
ただ、モバイルwifiは、建物の中や電波が受信できないところでは利用できなくなるデメリットもあるので利用する場所に注意が必要です。
インターネット回線の契約時に出てくる専門用語について
いざインターネット回線を契約しようと思ってもその仕組みや料金体系は複雑ですよね。そこでインターネット回線の契約時によく出てくる重要な専門用語についてご紹介します。
回線を引き込む工事費について
インターネット回線を初めて利用する際に必要なのが工事です。戸建てであれば、近くの電線から回線を引き入れる必要がありますし、マンションでも部屋まで回線を引き込む工事が必須です。
工事費の価格は20,000円~40,000円と回線業者によってはさまざまです。基本は30回の割賦払いで利用料金に上乗せされて請求されますが、工事費が無料になるキャンペーンなど利用すれば毎月の利用料金を抑えることもできます。
解約手数料について
解約手数料は、違約金とも言われていて契約期間中に解約するとかかる費用です。解約手数料は、9,500円が一般的な金額ですが業者によっては高額になることもあるので契約時に確認しておきましょう。
インターネット回線の契約は、スマホや携帯電話と同じように自動更新となり、契約期間が切れる月に解約を申請しないとそのまま契約が更新される仕組みです。なので解約手数料がかからないようにするためには、契約が更新される月に解約を申請する必要があります。
キャッシュバック
インターネット回線を選ぶ基準にもなるキャッシュバックですが、貰える金額や商品が各社異なるだけでなく条件や期限などもあるので契約時にしっかり確認しておきましょう。
プロバイダと回線がセットになった光コラボ
インターネットを利用するためには、回線とプロバイダを両方契約する必要があります。ですが、回線とプロバイダは別の会社なので請求書は別々、さらにサポートも別々なのでトラブルがあった際などとても不便なものでした。
光コラボは、NTTが光回線をプロバイダ業者に卸しプロバイダと回線のセットで提供するサービスのことです。光コラボには、料金が安くなる、支払いが楽、スマホ割が適用されるなど多くのメリットがあるので人気があります。
各社料金体系やキャンペーン内容も異なるので光コラボでインターネット回線を選ぶ際は比較をしながら決めましょう。
フレッツ光の転用について
転用とは、申し込み方法の一つです。転用できる条件は、フレッツ光の回線が引き込まれている場合のみです。
転用で申し込みすると、工事費が無料、フレッツ光からの乗り換えだと違約金がかからない、基本料金が安くなるなど多くのメリットがあります。
転用承諾番号
転用での申し込みに必要なのが「転用承諾番号」です。この転用承諾番号は、住んでいるエリアのNTTで発行して貰えます。
この番号がないと転用での申し込みではなく新規の申し込みなるので違約金がかかったり、工事費がかかったりするので必ず取得しましょう。
良く聞くインターネット回線の専門用語
「下り、上り」や「プロバイダ」、「wifi」など良く聞くけど、なんとなくしか意味が分からない用語って意外と多いですよね。特にインターネット回線の用語は、カタカナばかりで覚えにくいし、似たような用語も沢山あるので勘違いしてしまうこともあります。
ここでは、インターネット回線関連で良く聞く専門用語だけ集めてわかりやすく解説していきます。
下り、上りとは?
インターネット回線のCMや広告でよく聞くのが「下り最大1GB!」という表現です。なんとなく速度が速いんだろうなぁとはわかりますが、「下り」が何を意味しているのか分からない方が結構多いです。
回線の速度は、下りと上りの2種類がありそれぞれ役割が異なります。
下り → ダウンロードやサイトを表示する時の速度を表します。
上り → メールの送信やデータをアップロードする時に表す速度です。
インターネットを利用するほとんどの方がサイトを閲覧したり、動画を観たりなど主に下りを利用することが多いためインターネット回線の速度=下りの速度となっています。
プロバイダは何の役割?
光回線やADSL、ケーブルテレビ回線などを通じて、パソコンやタブレットをインターネットに接続する役割をします。
wifiがあればケーブル要らず
wifiは、LANケーブルをパソコンに差し込まずに無線の電波でインターネットに接続できる便利な方式です。wifiの電波が届く場所なら家中どこにいてもインターネットへの接続ができます。
まとめ 知っているようで知らないインターネット回線の専門用語
知っているようで知らないインターネット回線の専門用語が意外と多かったのではないでしょうか。
光コラボや転用で安くなる!と言われて他のインターネット回線に乗り換えようとしても良く分からない専門用語が多く出てきたりして面倒になり、途中であきらめてしまう方も少なくないはずです。
ひと昔前とは違い今は、インターネット回線の種類も増えていますし、回線を扱う業者が増えたことで低価格化が進んでいます。
お得なプランやキャンペーンがあるのに難しい専門用語のせいで「お得そうだけどなんだかよくわからないや」と諦めてしまうのはかなり勿体ないことです。
今回ご紹介した専門用語が理解できたら、インターネット回線をお得に乗り換えることができるかもしれません。これを機に今利用中のインターネット回線を見直してみてはどうでしょうか。
ネット回線や持ち歩けるWi-Fiルーターを安く使えるキャンペーン一覧
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ネット回線・ポケットWi-Fi・格安SIMの最新情報も是非チェックしてください。
今1番お得なキャンペーンもランキングにしています。