「NTTです。インターネットが今より安くなります。」
こんな勧誘の電話がかかってきたこと、1度はありませんか?
相手も仕事なので、勧誘をして契約を取らないといけないのでしょうけれど、断っても断っても何度もしつこく勧誘されると嫌になりますよね。
しかも、NTT自体はしつこい勧誘の電話をかけてこないので、あの勧誘はNTTの代理店なんです。(中にはNTTになりすまして電話してくる人もいますよね)
ネット回線は、勧誘された先から契約をしても何も良いことはありません。自分で良いと思ったところに、キャッシュバックなどのキャンペーンを利用して申し込むのがテッパンです。
今回は、インターネット回線のしつこい営業、勧誘の上手な断り方、二度と連絡がこないように完全停止させる最善の方法についてまとめてみたいと思います。
もくじ
ネット回線のしつこい勧誘を完全停止させる方法
しつこい勧誘にイライラして文句を言ったら逆切れされた!なんていうトラブルも実際に起きていますし、勧誘の押しに負けて契約をしてみたら、実際はまったく架空の内容で詐欺だったという酷い話まで聞いたことがあります。
ネット回線は今や私たちの生活を便利にしてくれる大切なツールなので、日常生活と切り離すことができないという方も多いのではないでしょうか?
電話や訪問で勧誘をしてくる業者は「今よりも安くなりますよ。面倒な手続きは要りません。」などと言って誘ってきますから、予備知識のない人だとすぐに話に乗せられてしまい、お得そうだから契約してみようかな・・・という気持ちにさせられてしまいがちです。
▶ あわせてどうぞ:こんなのアリ?実際にある悪質でしつこい光回線の強引な勧誘
しかし、基本的に勧誘の電話から契約をしても良いことはありませんので、全て断るくらいの気持ちでいて問題ありません。
NTT系、auひかり系、NURO光系それぞれの、勧誘を完全停止させるには以下の方法をとってください。
NTT関連の勧誘について(光コラボ含む)
NTTです。と勧誘の電話や訪問をしてくる人たちは「代理店」と言ってNTTから仕事を委託されている業者です。
その全ての代理店の営業・勧誘を停止するには、以下の番号に電話をかけて『勧誘停止登録』をしてください。
- NTT東日本:0120-849-994
- NTT西日本:0120-019-390
営業時間:平日9:00~17:00まで
休業日:土日・祝日・年末年始
上記の電話番号に電話をかけると、カスタマーサポートにつながりますので、そこで「勧誘停止登録をしたいです」と伝えるだけですぐに登録をしてくれます。
登録の流れとしては
- 営業の電話がかかってくる番号を市外局番から伝える
- 契約者名を言う(法人なら法人名)
- あらゆる勧誘を全て停止して欲しいと伝える
たったこれだけで完了です。
登録には7日~10日間の期間がかかりますので、しつこい勧誘で悩まされているのなら早めに登録しておく事をおすすめします。
電話勧誘の中でも多いのがフレッツ光です。特に光コラボに関する勧誘電話が圧倒的に多いので気を付けましょう。
auひかり関連の勧誘について
つづいて、auひかり系について。こちらも上記NTTと同じで、KDDIの代理店が促進活動を委託されているので、トラブルが起きるのは代理店の無理な営業や勧誘です。
同じように勧誘停止登録をして対策しておきましょう。
- KDDIお客様センター:0077-777
- 上記番号が使えなかった場合:0120-22-0077
受付時間:9:00~20:00 (土・日・祝日も受付)
流れはNTTとほぼ同じです。
NURO光関連の勧誘について
NURO光はサービス提供地域が限られていますから、上記のNTT系やKDDI系と比べれば勧誘トラブルも多くありませんが、それでもやはり対象の地域ではしつこい勧誘をしている代理店も存在しています。
- NUROサポートデスク:0120-65-3810(無料)
受付時間:9:00~18:00 (1月1日、2日および弊社指定のメンテナンス日を除く)
NURO光の勧誘トラブル事例ページでは、実際にあった勧誘トラブルについての例を公開しています。言葉巧みに勧誘してくる業者に言いくるめられないよう、事例や対応策を頭に入れておきましょう。
勧誘によるトラブル防止策や断り方を教えてくれる
NTTから電話がかかってきてしつこく勧誘してくる!NTTは悪い企業だ!
あまりにしつこい勧誘を受けるとそんな気分になってしまいがちですが、実際のところサービス提供元のNTTやKDDIも無理な勧誘やそれに伴うトラブルには困っている現状です。
トラブルが続出して企業イメージが下がるのは彼らにとってもマイナスなので、代理店に対しても「禁止事項」のようなものは配布しているに違いありません。
それでも代理店は1件でも多く契約を取ることが自分たちの利益につながるわけですから、ガンガン営業をしてしまうわけですね。適度なところでやめてくれれば良いのですが・・・そうもいかない企業も非常に多いです。
上記の手順で勧誘停止登録をすると「登録期間中にもし勧誘をされても話を聞かずに停止登録をしてると伝えて電話を切って大丈夫です」などと教えてくれます。
それでもしつこく勧誘をしてくる相手や、変に逆ギレしてくる業者がいた場合は、会社名や担当者名、代理店コードを聞いて報告してください。と言ってくれるので非常に心強いです。
しつこい勧誘に悩まされているのなら、一刻も早く連絡をして相談した方が良いでしょう。
電話勧誘をしてくる代理店にも一次、二次、三次が存在する
私の知り合いに、KDDIの代理店をしている人がいるので、詳しい話を聞いたことがあります。
代理店には、直接大手企業から仕事を卸してもらっている一次代理店がまず1番最初に存在しています。この一次代理店になるには特別な条件が存在していて、どんな企業でもなれるわけではなく、相当難しいです。
その次に、一次代理店から仕事を貰う二次代理店があります。こちらは一次に比べて敷居が低いですが、利益率は当然落ちます。そしてその下に三次代理店。下請けの下請けなので、割と手段を択ばずに営業や勧誘をする会社が多い(一概にそうとは言えません)です。
リアルな仕組みまでは詳しくわかりませんが、たとえばNTTが代理店に対して通知している注意事項や禁止事項も、三次の代理店までは正確に伝わっていないかもしれません。伝わっていたとしても、件数を取らないと利益を得られないため、ギリギリの事やルールをはみ出してしまうこともあるのかも・・・
私たち消費者に出来るのは、まず勧誘停止登録をして、万が一連絡がきたときも正しく断る。話に乗らないようにする。このくらいしかありませんが、トラブルにならないよう徹底することが大事ですね。
突然かかってきた電話でも慌てず対応するのが大事
ルールをはみ出して連絡をしてくる業者に対しては、特定商取引法について知っておくと法律を盾に対抗することができるようになります。
再勧誘の禁止(法第17条)
特定商取引法は、事業者が電話勧誘を行った際、契約等を締結しない意思を表示した者に対する勧誘の継続や再勧誘を禁止しています。
つまり、この特商法の17条では「1回断ってる人にしつこく勧誘をしたら法律違反だよ」という事が書かれています。
あまりにしつこい人には「この電話は特商法の17条に違反してませんか?会社名とあなたのお名前を教えてください。」といった形で対抗できますね。
突然かかってきた電話でも、断っているのにしつこく連絡をしてくる相手でも、しっかりと意思表示をして落ち着いた対応を取りましょう。
↑こちらでは、かかってきた電話番号を検索して、どんな業者なのか調べることができます。同じように勧誘を受けた人の口コミなども書いてあるので便利です。
▶ あわせてどうぞ:【逆ギレ注意】情弱者を狙う営業をこっぱみじんに撃退した話
ネット回線の電話や訪問での勧誘は未然に停止するのが1番
現代のネット回線、光回線は非常に質の良いものになっています。
▶ あわせてどうぞ:結局おすすめはどこ?光コラボを提供している10社を徹底比較
5,000円前後の定額制で高速のインターネットを使い放題。ゲームも動画も音楽も何でも楽しめる素晴らしいサービスなのに、一部のしつこい勧誘によって悪いイメージを持ってしまっている人も少なくはありません。
ここに書いた内容をまとめておきます。
- ネット回線の勧誘をしているのは下請けの代理店
- 勧誘停止登録をしておくと全ての勧誘を停止できる
- それでもしつこい代理店は会社名、氏名、代理店コードを聞いて報告する
- 特商法の17条について覚えておくとしつこい相手に効果的
営業や勧誘も仕事だという事は理解できますが、相手が嫌がっているのに続けてしまうのは良くありません。
私たち消費者も、正しい対処法や断り方を覚えて、押しに負けて本意ではない契約をしてしまわないよう気を付けましょう。
また、ネット回線を安くするなら電話勧誘や家電量販店などではなくWEBからが何よりもお得です。人件費や店舗などのコストがかからないので当然キャッシュバックや割引が大きくなります。
自宅のネット回線を見直したいなら下記の記事を参考にしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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