インターネットを使えるように契約したいと思ったら、必要なもの(こと)を把握して揃える必要があります。
自宅で使うのか、屋外で使いたいのか。勉強や仕事に使いたいのか、娯楽のために使うのか。
使用する用途によって、契約するインターネットサービスや、準備するものも変わってきますので、今回はインターネットをはじめるために必要なものを用途別に解説してみたいと思います。
これから初めてインターネット回線を契約して使い始めようとしている人は自分の目的と照らし合わせながら読み進めてみてください。
もくじ
インターネットを始めるために必要なもの
インターネットを初めて契約する人、今まで実家にはあったけど1人暮らしをするから自分で契約をすることになった人など、最初に使い始めようと思ったら色々揃えないといけないんじゃないか?と不安に思うかも知れませんね。
しかし、インターネットをはじめる時に必要なものは意外にも少ないです。工事すら必要なく契約をしたその日から使えるインターネット回線もあるほど。
自分で使う用途やシーンに合わせて、適切なものを選び、それに合わせて必要なものだけをとりあえず準備すれば大丈夫です。
一先ずインターネットに繋がりさえしてしまえば、あとから必要になったものはインターネットの中でamazonなどから購入できますし。
以下で簡単に用途別に必要なもの(必要なこと)をまとめておきます。
自宅で勉強や仕事をする+娯楽としても使いたい
自宅で勉強や仕事として利用をする人であれば、文字入力が最もしやすく、様々な作業をこなせる「パソコン」は必須です。使用に伴う機器(モデムやルーターなど)も必要ですが、インターネット契約時に回線業者からレンタルしてもらえるので大丈夫です。
また、娯楽として(ゲームや動画など)使いたいのであれば、自宅で「光回線」を契約するのが安定感、速度共に1番おすすめ。自宅の中ではWi-Fiの電波を利用してもちろんスマホも接続できます。
- ネット回線(光回線がおすすめ)
- モデム、ルーター
- パソコン
- パソコン周辺機器(あとからでOK)
主に自宅で動画や音楽やゲームを楽しみたい
自宅で動画や音楽やゲームなどの娯楽を中心に楽しみたいという場合は、特にパソコンを準備する必要はありません。普段使っているスマホやタブレットが1台あれば十分に楽しめます。また、最近のテレビは大体インターネットに対応していますから、テレビをネットに繋げてしまえば動画配信サービスなども使えて便利です。
- ネット回線(光回線がおすすめ)
- モデム、ルーター
- スマホやタブレット
- テレビにつないでもOK
外出時にWi-Fiにスマホを繋げて使いたい
外出時にWi-Fiにつなげて、スマホのデータ通信のギガ数を節約したいなら、モバイルルーターの契約がおすすめです。最新の端末であれば、最大速度440Mbpsも出るので、通信エリア内の使用であればかなり快適です。
私の場合、スマホだけではなく、仕事に使うパソコンや休憩時間に遊ぶ携帯ゲーム機(任天堂Switch)なども同時に繋げて使っています。通信量無制限はたのもしい限りです。
- モバイルルーター(工事不要)
- スマホ、タブレット
- パソコン(外で使用する機会があるなら)
- 携帯ゲーム機も接続して快適
インターネットを始める前に回線の種類を決める
インターネットをはじめる前には回線の種類を決める必要があります。
上でも少し触れましたが、光回線やモバイルルーターというのがそれ。安定感は最強ですが、誰でも光回線が1番おすすめというわけではなく、自分の使用用途にあったものを選択するのが大切です。
自宅メインで使うならバツグンの安定性の光回線
自宅の近くの電線などから有線を引いてインターネットに繋げる光回線は最も安定性が高く、速度も速いインターネット回線です。
月額5,000円前後で定額・完全使い放題なので、インターネットは自宅で使うことが最も多いという方、大容量の通信(ゲームや動画や音楽などのダウンロード)を行いたい方、サクサクと快適な速度でインターネット接続したいという方には最高の選択肢と言えます。(下り最大2Gbps=2,000Mbps)
引っ越しシーズンなどの繁忙期は工事までの待ち時間が非常に長く、タイミングによっては早く使いたいのに数か月待ちなんて事もあり得るので、使うことが決まったら余裕をもって契約をするようにお気を付けください。
光回線を選ぶときは、大道のフレッツ光、流行りの光コラボ、auひかりやNURO光などの高速回線など、人気のある通信会社のサービスをお得なキャンペーンを活用して契約しましょう。
人気の光回線 参考:ブロードバンド回線事業者の加入件数調査
よく耳にする上りと下りとは?インターネット回線の速度を表す言葉です。普段使いで重要なのは下りの数字です。詳しくは関連記事をご覧ください。
ケーブルテレビを引いていたらCATV回線
ケーブルテレビを引いていたら、ケーブルテレビのインターネット回線(CATV)も手軽に使える選択肢の1つです。
光回線に比べると速度は遅いものの(下り最大160Mbps程度)普通に調べものをしたり、ネットショッピングを楽しむ程度であれば問題なく使えます。
ただし、ゲームのオンライン対戦や高画質で動画を観たい人にとっては、使用感に不満も出てくるレベルなので、データ容量の大きなサービスを使う予定がある場合は光回線を選択しておいた方が無難です。
ADSLは正直時代遅れ感があります
一昔前は主流だったADSLも、今や正直時代遅れ感があります。その証拠に、NTTをはじめ各社がADSLの新規契約の受け付けを終了しました。
最大下り速度が50Mbpsしか出ないので、通信環境や時間帯によってはYouTubeの動画もまともに観れませんし、ネットゲームの対戦も途切れがちです。どうしても使わなければいけない環境でなければ、使用してもストレスが溜まるので使わない方が無難です。
自宅でも外でも持ち運びしたいならモバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiは今や下り最大440Mbpsもの高速通信ができる、かなりおすすめのネット回線の仲間入りをしました。高速通信が可能なエリアも順次拡大していますし、持ち運べるので外でスマホのデータ通信量を節約できるのが嬉しいところ。
流行りのモバイルルーターWiMAXのギガ放題というプランを使えば、月間のデータ通信量は無制限です。もちろん外出時だけでなく自宅のメイン回線としても使えるので、普段家にあまりいない1人暮らしの人には特に人気があります。
1点注意すべきなのは通信エリアの問題。スマホと一緒に電波で通信をしていますから、エリア外では使い物になりません。自分の住んでいる地域や普段使うことになる地域が対象のエリアかどうかは契約前に確認しておきましょう。
工事不可の物件でも使えるネット回線も人気!
工事不可の寮や社宅に住んでいて、遅いADSL回線しか使えない・・・仕事終わりに動画が観たいのに、夜間の混み合う時間帯は再生が止まりまくってストレスしか感じない・・・
そんな時には工事不要で契約した日から使える『ホームルーター』がおすすめです。簡単に言うとモバイルルーターの持ち運べないバージョン。自宅のコンセントにつないですぐに使える+電波が強力なので(50メートル以上届く)離れた部屋でも安定して使えます。
1人暮らしの人や、引っ越しの多い人にも人気が出ていて、本体は予約待ちのお店もあるくらいです。興味がありましたら関連記事の方で詳細をどうぞ。
プロバイダ(ISP)は契約時に1番お得なものを選ぶ
人気の光回線 参考:ブロードバンド回線事業者の加入件数調査
プロバイダは有名どころを選んでおけば間違いありません。各社がキャンペーンを開催していて、新規契約時にはキャッシュバックや月々の割引をしてくれているので、1番お得なところを契約するようにしてください。私のおすすめもまとめておきますので、ページ下部の『おすすめ光回線』のページを参考にしていただけると幸いです。
プロバイダって何?という方は以下の記事をご覧ください。
インターネットを始めるために必要なものはこれだけ!
インターネットを始めようと思ったら、色々と必要なものを揃えなくちゃいけない・・・と感じてしまうかも知れませんが、実際に用意するものは上記で説明したものくらいです。意外と少ないですよね。
インターネットは現代の私たちにとって、なくてはならない存在になりました。毎日の生活を快適なものにするために、自分のライフスタイルに合ったインターネット環境を整えることが大切です。
- 勉強や仕事に使いたい人→光回線+パソコン
- ガッツリ動画や音楽やゲーム→光回線+スマホ、タブレット、PS4やswitch
- 持ち歩いて使いたい→モバイルルーター+スマホ
- 自宅メインで使う+引っ越しが多いor工事ができない→ホームルーター+通信機器
まとめるとこんな感じです。光回線を使うのに必要なモデムやルーターは契約をして工事をしにきてくれる時に、回線業者の方が持ってきてくれるのでお任せしておけば大丈夫です。
自分にの使用状況に近いものを選んで、快適なインターネットライフを楽しんでください。
▶ あわせてどうぞ:パソコンの回線は目的に合わせて決めるべき4つの絶対的理由
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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