節約のために格安SIMへ乗り換えしたいけど、スマホの分割払いが残っているからと、あきらめてしまうことがあると思います。
そのほかにも
「分割払いが残っていると解約できない…」
「解約したら残金を一括で請求される」
「乗り換えたら今のスマホが使えない」
こんな風に思われいる人も少なくないですよね。
残っているスマホの残債は、解約しても消えるわけではないので支払う必要はありますが、一括ではなく今まで通りの分割払いが可能です。
また、スマホの残債があっても、格安SIMで問題なく使えるので安心してください。
ただし、スマホの残債がある場合、安易に格安SIMへ乗り換えてしまうと月々の支払いが逆に高くなってしまうことがあるので注意しましょう。
この記事では、スマホの分割払いが終わっていない状況でも格安SIMに乗り換えるメリットと注意点をご紹介します。
もくじ
スマホの分割が払いが残っていても解約や乗り換えはできる
基本的に解約するタイミングは自由です。
ただ、契約内容によっては違約金が発生することがあります。
とくに大手キャリアの場合は、2年契約のプランを選択している人がほとんどです。
この2年契約のプランは自動更新されるので、「解約します」とキャリア側に伝えないかぎり2年ごとに延々と更新されていきます。
しかも、お金がかからずに解約できる期間は、2年に1度の更新月のみと非常にやっかいな契約内容となっています。
もちろん契約期間中でも解約は可能ですが、その場合は違約金として9,500円を支払わなければなりません。
この違約金があるから乗り換えを躊躇ってしまう人も多いですよね。
更新月が3カ月以上さきならすぐに乗り換えした方がお得
例えばドコモでカケホーダイライト(5分かけ放題のプラン)+データ容量3GBのプランに契約していたとすると、月額は6,000円になります。
マイネオだと、10分かけ放題とデータ容量が3GBついて2,450円とドコモの半額以下です。
毎月3,550円も通信料が安くなるわけですから、3カ月あれば違約金の9,500円よりも節約ができます。
更新月が来ても格安SIMに乗り換えない方がいいパターン
格安SIMにすれば必ず安くなる!ということはありません。
というのも、格安SIMには30GB以上のデータプランがないので、上限に達した時点で容量を追加する必要があるからです。
追加のデータ容量は、大手キャリアよりも割高です。
マイネオでは100MBにつき150円なので、仮に1GB追加したらそれだけで1,500円かかります。
毎月40GB使っている人が、マイネオに乗り換えると基本料金が6,600円になり、残りの10GBは追加になるので15,000円プラスされます。
合計で21,600円となり、ドコモで40GB利用するよりもはるかに高くなってしまいます。
また、通話に関しても10分かけ放題はついていますが、10分以降は30秒20円となるため1度の通話時間が長いと料金が高くなるケースがあるので注意しましょう。
格安SIMに乗り換えてもスマホの残債は分割払いが可能
乗り換えや解約の場合、スマホの残債は一括で支払うものと思い込んでいる人が多いですよね。
実は私もついこの前までそう思っていました。
ところが調べてみると、解約しても一括ではなく分割で支払いすることができます。
引用:ドコモ公式
簡単に説明すると、解約しても分割払いできますが、端末の割引(月々サポート)は無くなりますよ!ということです。
分割払いを続けるのが面倒くさい!そんな時は、解約時に残りの端末残金を一括で支払うこともできます。
もちろんその場合も、端末の割引はないので、分割払いにしても一括にしても支払う金額は同じです。
キャリアによって同じ端末でも販売価格が違いますし、割引額も異なるので解約する前に残債がどの程度残っているのか把握しておきましょう。
解約後は端末の割引がなくなります
格安SIMへの乗り換えや解約をすると、スマホの購入代金をサポートしてれる割引がなくなります。
- ドコモ➡️月々サポート
- au➡️毎月割
- ソフトバンク➡️月月割が適用
キャリアや端末によって割引額は異なりますが、ドコモでiPhone XSの64GBを購入した場合、下記のようになります。
解約前は、月々の端末代が5,373円、月々サポートが2,457円となるので、端末の実質支払い額は月額2,916円です。
解約後は、月々サポートがなくなるので端末代の5,373円が請求されます。
キャリアで購入したスマホの分割払いが終わるまでは、端末代+格安SIMの支払いをすることになります。
なのでドコモから乗り換える際は、月々サポートよりも安くなる格安SIMを選ばないと逆に高くなってしまうこともあるので気をつけましょう。
ただ、ほとんどの格安SIMが月々サポートなどの割引よりも安くなるので、そこまで心配することはありません。
端末の残金が残っていても他社で問題なく使えます
「端末代が残っていると格安SIMで使えない!」
と思っている人がいますが、問題なく使えるので大丈夫です。ただし格安SIMに乗り換える際注意点があります。
それは、今まで使っていたキャリアと同じ回線を使うことです。
格安SIMは、ドコモやau、ソフトバンクから回線を借りているので、端末も各キャリアの規格に合ったものでないと利用できません。
- ドコモを使っていた人はドコモ回線の格安SIM
- auを使っていた人はau回線の格安SIM
- ソフトバンクを使っていた人はソフトバンク回線の格安SIM
と合わせるようにしましょう。
▼ドコモ回線のおすすめ格安SIMは下記をどうぞ
▼au回線のおすすめ格安SIMは下記をどうぞ
ソフトバンク回線のスマホは、マイネオかLINEモバイルがおすすめです。
SIMフリースマホを使っている人は、どこの回線でも自由に利用できます。
ソフトバンクのスマホを使っている場合は、SIMロックを解除しましょう。
ソフトバンク回線の格安SIMを提供しているところが少なく、ドコモやauよりも割高になります。
そのため、スマホのSIMロックを解除して、ドコモ回線やau回線の格安SIMを使うとお得です。
毎月のスマホ代を抑えたいなら端末の分割払いが残っていても格安SIMに乗り換えよう
端末の分割払いが残っているから乗り換えに抵抗があったり、なんとなく面倒くさそうと感じてしまうことがありますが、少しでもスマホ代を節約したいと思ったら、迷わず格安SIMへ乗り換えをすべきです。
違約金や端末の残金があったとしても、大手キャリアと比べても格安SIMの料金はとても安いので結果的に早く乗り換えした方が節約になります。
上手に格安SIMを活用することで年間の通信費を大幅に節約できます。
また、乗り換える前に格安SIMがどんなサービスなのか知っておくのも大切です。
「やっぱり辞めておけばよかった」
とならないように格安SIMのメリットやデメリットもしっかり把握しておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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