セルラーモデル版のiPadを使っているけど、毎月の通信費が高い!
そんなお悩みを抱えている人におすすめしたいのが格安SIMを使ったiPadの活用法です。
Wi-Fi環境がない場所でもインターネット通信ができ、ノートパソコンの代わりにもなるセルラーモデルのiPadは便利ですが、毎月の通信費が高額になってしまいがちです。
スマホとデータ容量をシェアして利用したとしても、最新のiPadだと毎月5,000円以上の通信費が上乗せされるわけですから、負担は大きくなります。
iPad単独での契約だと、毎月10,000円以上とスマホ並みの料金になります。
この記事では、iPadの利用料金を安くしたい!と思っている人のために格安SIMを使ったお得な活用法と、注意点についてわかりやすく解説していきます。
もくじ
大手キャリアでiPadを使うのは勿体ない!格安SIMへの切り替えがおすすめ
セルラーモデルのiPadを持っている多くの人は、スマホとセットで使っているケースが多いかと思います。
大手キャリアのiPadを使うと、データ容量をスマホとシェアする人がほとんどです。
その場合、iPadの端末代を除いても基本料金とシェアオプションの料金が下記のようにかかります。
キャリア | ドコモ | au | Softbank |
---|---|---|---|
基本使用料(2年契約) | 2,000円 | 2,800円 | 2,000円 |
シェアオプション | 500円 | × | 500円 |
合計 | 2,500円 | 2,800円 | 2,500円 |
データ容量は、スマホとシェアするプランなのに基本料金がこれほどかかるのはちょっと高く感じますよね。
iPadを合わせて購入すると、ここに端末代が上乗せされます。
端末の種類やキャリアによって価格は異なりますが、最新の12.9インチiPad Pro64GBだと端末代はキャリアによって異なりますが、月に約6,000円ほど、割引が適用されたとしても3,000円以上はかかります。
基本料金と合わせると、毎月約6,000円以上になるのでスマホとiPadを両方持つとなると通信費はかなり高額になります。
iPad単体で契約すると、端末代や基本使用料のほかにデータ通信料がプラスされます。
大手キャリアだとデータ通信料は、下記のようにかなり高額です。
キャリア | ドコモ | Softbank |
---|---|---|
1GB | 2,900円 | 2,900円 |
2GB | × | 3,500円 |
3GB | 4,000円 | × |
5GB | 5,000円 | 5,000円 |
20GB | 7,000円 | 6,000円 |
50GB | × | 7,000円 |
ドコモやSoftbankだと1GBのデータ容量でも毎月4,900円もかかるわけです。たった1GBで5,000円弱は、高いです。
そもそも1GBだとすぐに使い切ってしまうので、外でiPadを使うことを想定すると最低でも3GB~5GBは欲しいところです。
ただ、データ容量を増やせば、その分毎月の支払い金額が増えてしまうのがネックです。
ちなみにauはちょっと特殊でプランが1つしかありません。
iPad単体での契約だと、基本料金込み、データ容量7GBで5,940円となります。
データ容量が7GBもあって基本料金込みなら、ドコモやソフトバンクよりもお得に感じますが、格安SIMにすればこの3分の1以下の料金にすることができます。
格安SIMならiPadの基本料金を1,000円以下に抑えるこも可能
「iPadの通信費が高すぎで苦痛」
そのように感じているのであれば、格安SIMへ即座に乗り換えましょう。
上記で解説したように大手キャリアだと1GBのプランでも毎月5,000円弱かかるところが、格安SIMなら10分の1の500円に抑えられます。
これだけ差があると大手キャリアでiPadを使うのが、ちょっとバカバカしくなりますね。
ただ、格安SIMは安いですが、その反面デメリットもあるので注意が必要です。
「安いけどまったく使えない!」
と後悔してしまう人も多いので格安SIMのデメリットについて把握しておきましょう。
データ通信速度に各社差がある
格安SIMは、独自の回線網ではなく大手キャリアから通信回線を借りています。
そのため借りている回線の帯域が狭かったり、ユーザーが多いと回線の速度が遅くなってしまうことが度々あります。
特にお昼の11時から13時の間、夕方17時以降など、多くの人が利用するので通信速度が遅くなりがちです。
節約のために格安SIMに乗り換えても「遅すぎて仕事にならない」となってしまっては、意味がありません。
そうならないために、料金だけで重視するのではなく回線速度が安定しているかどうかも選ぶ基準にしましょう。
回線速度が速く安定している格安SIMを選ぶなら、大手キャリアのグループ会社がおすすめです。
大手キャリア系列の格安SIM | ||
ドコモ | au | Softbank |
OCNモバイルONE | UQmobile | Y!mobile |
大手キャリアのグループ企業だけあって、格安SIMのコスパを維持しながら、回線速度も比較的安定しています。
iPadによっては利用できないことがある
格安SIMに申し込む前に確認してほしいのが、お持ちのiPadが利用できる端末かどうかです。
特にキャリアで購入したiPadだとSIMロックの解除が必要になることもあります。
また、SIMロックを解除しても使えないこともあるので申し込む前に、公式サイトの【動作確認端末】を確認しておきましょう。
ただ、動作確認端末に載っていない端末であっても利用できることがあります。
UQmobileなど動作確認端末にiPadは載っていませんが、電話で問い合わせすると利用できる端末を教えてもらえます。
UQmobileの問い合わせは下記からどうぞ
☎UQお客様センター
⇒0120-959-001
SIMの種類とサイズに注意
格安SIMに申し込む際、SIMの種類とサイズについて間違わないようにしましょう。
まず、SIMの種類ですが、データSIM、データSIM(SMS)、音声SIMがあります。
iPadで使うのはデータSIM、もしくはデータSIM(SMS)です。
音声SIMは、スマホ用となります。
データSIMとデータSIM(SMS)の違いは、単にSMS(ショートメッセージ)ができるかどうかだけです。
SIMのサイズですが、microSIM、nanoSIM、標準SIMと3種類あります。
iPadで利用するSIMは、microSIMとnanoSIMの2種類となります。
- iPad(第4世代)
- iPad(第3世代)
- iPad 2
- iPad
- iPad Pro
- iPad Air 2
- iPad Air
- iPad mini 4
- iPad mini 3
- iPad mini 2
- iPad mini
格安SIMの場合、SIMカードを間違えて申し込みしてしまうと、再度発行するのに3,000円ほど手数料がかかります。
また、時間もかかるので必ずSIMの種類とサイズは、確認しましょう。
iPadが快適に使えるおすすめの格安SIM
iPadで使う格安SIMを選ぶポイントは、
- 通信速度
- データ通信量
- 料金
上記の3つの要素が重要です。
格安SIMにもそれぞれ特徴があるので自分に合うものを選択しましょう。
速度重視で1,000円以下に抑えたいならUQmobile
遅いといわれる格安SIMの中でも、大手キャリアと変わらない通信速度なのがUQmobileとY!mobileです。
ほかの格安SIMに比べ若干高いのとプランの少なさが残念なところですが、外でもサクサクデータ通信ができるのでおすすめです。
UQmobileの場合、月額980円で3GBとかなり安いです。
1,000円以下で3GB使えて高速通信できるのはUQmobileだけです。
ただ、高速プランがこれしかなく、3GBを超えると速度制限になるので注意しましょう。
速度もデータ容量もたくさん欲しいならY!mobile(ワイモバ)
Y!mobileは、データプランを1GBと7GBから選ぶことができます。
1GBプランが1,980円となり、7GBプランは3,696円とちょっと高めの料金設定ですが、速度に関して格安SIMの中で断トツです。
7GBのプランもあるので外でiPadをよく使う人にもおすすめです。
コスパで選ぶならLINEモバイルが最強
LINEモバイルの特徴は、LINEの機能がデータ通信量を消費せずに利用できることです。
しかもデータSIMなら月額500円から使えるのも嬉しいポイントです。
コミュニケーションフリーなら、主要SNS(LINE、Instagram、Twitter、Facebook)も使い放題でデータ容量も、3GB~10GBまで選ぶことができます。
大容量プランやiPadで動画をたくさん観たいならBIGLOBEモバイルが最適
データ容量が3GBから大容量の30GBまで選べ、YouTubeやAbemaTV、U-nextなどの動画コンテンツをよく視聴する人におすすめしたい格安SIMです。
3GB900円と比較的安く、エンタメフリーオプション(980円)を付けることで対象の動画コンテンツを制限なく視聴できます。
格安SIMでは少ない大容量の30GBプランもあるので、iPadをとことん活用している人に最適です。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えてコスパ良くiPadを活用しましょう
iPadを使っていて毎月の利用料金に不満を感じたら格安SIMに乗り換えるべきです。
大手キャリアでiPadを契約すると、安くても6,000円以上、単体契約だと毎月10,000円はどうしても超えてしまいます。
スマホ代と合わせると通信費だけでも毎月かなりの金額になりますよね。
そんな毎月の負担も格安SIMに変更するだけで大幅に軽減できます。
ただ、格安SIMを提供している会社はたくさんあるので、どこが良いのか迷ってしまいます。
そんな時は自分が何を優先させたいかでサービスを決めるようにしましょう。
通信速度であれば、UQmobileやY!mobile、コスパならLINEモバイル、データ通信をたくさんするならBIGLOBEモバイル、といった感じで自分に合うサービスを選ぶようにしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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