今回はLINEモバイルやmineoなど数多くある格安SIMの中で最安クラスのDTI SIMについて詳しく解説していきます。
他の格安SIMと比べてどの位安いのか?また、大手キャリアから乗り換えても不便はないか?など気になるところもご紹介します。
スマホ代節約のために格安SIMを検討している方、DTI SIMを契約しようか迷っている方に是非見て頂きたい記事です。
もくじ
数ある格安SIMの中でDTI SIMは最安クラスの料金設定
格安SIMは安さをウリにしているところが多いですが、その中でもDTI SIMは最安クラスの料金設定となっています。
また、データ通信使い放題のプランがあるのも特徴の一つです。
そんなDTI SIMの料金設定について詳しく解説します。
以前は頻繁にキャンペーンをしていたが今はない
DTI SIMは、キャッシュバックキャンペーンや紹介キャンペーンなどを頻繁に行っていましたが、現在は何も行っていないです。
「それじゃあ他の格安SIMの方がお得じゃない?」と思われてしまうところですが、DTI SIMはキャンペーンが無くても他の格安SIMより十分お得に利用できます。
月額600円から使える破格の料金プラン
料金プランは大きく分けると3つあります。
- 音声SIM ➡ 通話もデータ通信もできるSIM
- データSIM ➡ データ通信しかできないSIM
- データSIM(SMS機能付き) ➡ データ通信とSMSができるSIM
大手キャリアから乗り換えたり、電話の機能も使いたい方は音声SIM。
ネットができれば良いから通話機能はいらないという方はデータSIM。また、SMSを使いたい方は、データSIM(SMS機能付き)にしましょう。
ちなみに音声SIMにはSMS機能も付いています。
DTI SIMの料金表はこちらです。
データ容量 | 音声SIM | データSIM | データSIM(SMS) |
---|---|---|---|
1 | 1,200円 | 600円 | 750円 |
3 | 1,490円 | 840円 | 990円 |
5 | 1,920円 | 1,220円 | 1,370円 |
10 | 2,800円 | 2,100円 | 2,250円 |
使い放題 | 2,900円 | 2,200円 | 2,350円 |
DTI SIMは下記の記事に紹介されている格安SIMと比較しても最安クラスの料金設定となっています。特に1GBと3GBのプランの料金設定は、他の格安SIMの料金を圧倒しています。
▶ ドコモユーザー必見!SIMロック解除不要の格安SIM10社比較
データ通信量が1~3GBまでの方であれば、DTI SIMにしておけば間違いなしです。
データ容量を気にしないで動画をみたりネットをしたい方は使い放題プランもおすすめ
以前は格安SIMだけでなく大手キャリアでも主流だった使い放題プランですが、膨大なデータ通信を行うユーザーが増えたためほとんどの業者が廃止しています。
格安SIMで使い放題のプランがあるのは、U-mobileやUQmobile、ぷららモバイルとDTI SIMだけです。
使い放題といってもUQmobileやぷららモバイルは、通信速度が低速なので動画などのデータ通信量の多いコンテンツの利用は難しくなります。LINEやカカオトーク、SNSを良くする方にちょうどいいプランです。
その点DTI SIMは、通信速度が変わらずに利用できるため動画の視聴はもちろん、オンラインゲームなども難なく行えます。
ただし使いすぎると速度制限がかかるので注意しましょう。
ネットつかい放題プランは、通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるときは、 通信速度が一時的に遅くなることがあります。(制御後の速度は上り下りともに200kbps以下) 制御は毎日00:00に解除されます。
なお、現在の利用者様の平均利用容量から換算すると、1日の通信総量が 1GB程度(※)であれば制御対象にあたりません。また、DTI SIMサービスの設備上の帯域利用状況によっては、3GB以上ご利用可能な場合もあります。引用:DTI SIM
とはいえ、DTI SIMはドコモ回線を間借りしている状態なのでドコモのスマホと同じ通信速度はまず出ません。
DTI SIMも含めて基本的に格安SIMは通信速度が大手キャリアと比べると若干遅くなります。これから乗り換えを検討している方は、格安SIMのデメリットも知っておきましょう。
▶ 格安SIMに乗り換えて後悔しないために知っておきたい10のこと
大手キャリアと同じようにかけ放題オプションもある
通話を良くする方はかならずかけ放題オプションを利用しましょう。
格安SIMは基本料金などは安いですが、通話料金は20円/30秒と安くないです。
DTI SIMでは、10分かけ放題のオプションが月額820円であるので月に20分以上通話する方はつけるようにしましょう。
動画やSNSをデータ通信量を気にせずに使える20’s SIMもある
「YouTube」「Twitter」「マイナビ(特定のWEBサイト)」「radiko.jp」がデータ通信量0で利用できる(カウントフリー)プランです。
さらにWi-Fiスポットが無料使えたり、画面の修理サービスもついてきます。ただ、画面サポートについては対象がiPhoneのみです。
一見お得そうですが、使い放題プランに10分かけ放題のオプションを付けても月額3,720円とこちらの方が安いです。
使い放題であれば、「YouTube」「Twitter」以外もデータ通信量を気にしないで利用できますし、Wi-Fiスポットも特に必要としないですよね。
20’s SIMのように特定のアプリやサイトをデータ通信量なしで使えることをカウントフリーと呼び、他の格安SIMでも同様のサービスがあります。
▶ カウントフリー(パケット消費なし)で使えるおすすめ格安SIM
BIGLOBEモバイルではエンタメSIMと呼ばれるカウントフリーのプランがあり、YouTubeやAbemaTV、AppleMusicなど多くのコンテンツがデータ通信量を気にしないで楽しむことができます。
料金だけでなく評判も良い格安SIMのDTI SIM
左 mineo Dプラン 12GB
右 DTI データ無制限
たまげたなぁ pic.twitter.com/jfLzSnXtPm— SakaシティCITYシティシティシティ (@Saka_CITYR) 2018年5月29日
本日の #dtisim #ネットつかい放題
1.4GBまで使えた。1GBくらいで制限されることも多いけど、今日は頑張ったね!
制限前は15Mbps前後出るし、できれば2GBくらい毎日使えると、ノマドの友として安心できるんだけどなぁ…。 pic.twitter.com/ip4oBqKa7o
— 小暮ひさのり (@Hisano_kg) 2018年5月24日
UQmobileやmineoのような知名度はありませんが、格安SIMの中ではDTI SIMの評判はかなり良いです。
回線速度も他の格安SIMと比べると安定していますし、何よりも料金が安いことが評価されています。
ドコモ回線を使っている格安SIMの中でも速度が安定している
格安SIMを使っていて一番困るのが通信速度の遅さです。
特にお昼の12時~13時の間や夜間では通信速度が遅くなるデメリットがあります。
そうした中でもDTI SIMは、通信速度が他の格安SIMより比較的安定しているのが特徴です。
プラン変更やSIMのサイズ変更もできるので使い勝手が良い
他の格安SIMでも行っていることですが、DTI SIMではプランの変更など簡単に行なえます。
ただ、データSIMから音声SIMにしたり、SIMのサイズ変更を行うときは、SIM交換手数料3,000円が必要になります。
音声SIMでは最低利用期間があるがその他のSIMはいつでも解約できる
格安SIMでは、データSIMに最低利用期間を設けていないところが多いですが、音声SIMに関しては12ヵ月間の縛りがあります。
DTI SIMにも12カ月間のしばりがあり、それ以前に解約すると契約解除料9,800円(税抜)が必要です。
自動更新はないので12ヵ月過ぎたらいつでも解約できます。
格安SIMのDTI SIMにしてもこれまでと同様に使える
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるにしてもこれまでと同じように使えるのか不安になるところです。
DTI SIMに乗り換えて何ができて、何ができないのか見ていきましょう。
ドコモのスマホならそのまま利用できる
DTI SIMはドコモ回線を借りているためドコモのスマホであればSIMを入れ替えるだけでそのまま使えます。
ですが、auやソフトバンクのスマホは【SIMロックの解除】をしなければなりません。
ドコモやau、ソフトバンクのスマホは、そのキャリアのSIMしか使えないように制限されています。
そのため、DTI SIMを利用するにはau、ソフトバンクのSIMロックを解除したスマホか、SIMフリースマホが必要になるわけです。
SIMロック解除の方法は下記の記事で紹介しています。
使っている番号をそのまま利用できる
今お使いの番号は、MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)利用することでDTI SIMに乗り換えてもそのまま使うことができます。
MNPを利用するには、MNP予約番号の取得が必要です。MNP予約番号は、今お使いのキャリアのサポートセンターやマイページ、店舗にて簡単に取得できます。
LINEのアカウントも引継ぎできる
DTI SIMに乗り換えてからもLINEを使う場合は、引き継ぎが必要です。
引き継ぎしないで新規登録してしまうとこれまでのトーク履歴や購入したスタンプなどが消えてしまいます。
手順はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
これまでのキャリアメールは使えなくなります。
「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」といったアドレスが使えなくなります。
基本的に格安SIMではメールアドレスが付与されないので、GmailやY!mailなどのフリーアドレスを取得して使いましょう。
支払い方法はクレジットカードのみ
大手キャリアは、銀行引き落としやコンビニ払い、クレジットカードなど支払い方法が選択できましたが、DTI SIMの支払い方法はクレジットカードのみです。
格安SIMではクレジットカード払いの業者が多いので、利用する際は準備しておきましょう。
格安SIMの設定は自分で行う
DTI SIMに限らず格安SIMの場合、初期設定は自分で行うのが主流です。
とはいってもSIMを差し込んで初期設定をするだけなので簡単です。スマホに詳しくない方でも問題なく行えます。
まとめ スマホ代を節約したいならDTI SIMはおすすめです
大手キャリアと比べるとできない事もありますし、サポート面においても不安を感じるところですが、それでも毎月1,000円台から利用できるのは大きな魅力です。
実際に使ってみるとわかりますが、大手キャリアのスマホと遜色なく利用できます。
DTI SIMは、データ通信量が1GBや3GBなどのあまり使わない方と逆にデータ通信量を気にせずたくさん使いたいに向いている格安SIMです。
ただ、どうしても混雑する時間帯は通信速度が遅くなることがあるので、スマホの通信速度をそこまで気にしない方であればDTI SIMはおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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