ネット回線なんてどれも同じ!月々の料金の差なんて数百円程度でしょ?なんて思っているならそれは大きな間違いです。
とはいえ、初めて契約する方にしたら横文字だらけでどこのネット回線が良いのか迷ってしまうこともあります。
ネット回線の料金システムは、スマホの料金プランよりも複雑でかかる金額も大きいので安易に家電量販店の店員さんや営業マンの言う通りに契約すると失敗することがあります。
ここでは、契約で損をしないための基礎知識と契約しない方が良いネット回線の特徴を紹介します。
もくじ
ADSLやケーブルテレビのネット回線は契約しない方が良い
ネット回線といえば、光回線が一般的ですが初めて契約する方にとってはどれも同じに思えてしまいます。なので契約前に光回線なのかどうか必ず確認しましょう。
ちなみにADSL回線というのは、電話回線を利用したネット回線です。光回線が普及する前に使われていた回線で10年前くらいはADSL回線が一般的でした。
もちろん今でもADSL回線はありますが、光回線の速度と比べると数十分の1程度なので速度は遅いです。ADSLが利用されていた10年前に比べて今は、どのWEBサイトも情報量が多くなっているのでサイトを開くまで時間がかかりますし、満足に利用できない可能性が高いです。
その分月々の利用料金が安く、光回線の半分以下に抑えられるためネット回線の知識があまりない方は安さにつられて契約してしまうことがあります。
それともう一つケーブルテレビの回線を利用したネット回線もあります。ADSLに比べて速いですし、ネットをする程度であれば問題はありません。
ただ、どうしても光回線と比べると遅く、ゲームや動画などを見るとフリーズしたり、接続が切れることもあります。またデメリットとしては、光回線と比べるとそこまで安くないのでわざわざケーブルテレビのネット回線を使う必要もないと思います。
光回線でも割引やキャンペーンがないなら契約しない方が良い
ネット回線は、飽和状態にあるため各社新規のユーザーを獲得するため色々な特典を用意しています。主な特典がこちらです。
- キャッシュバック
- 基本料金の割引
- スマホ割
今代表的なのがこの3つです。
キャッシュバックについて
キャッシュバックはその名の通り契約すると現金などがもらえるキャンペーンです。ですが、契約してからすぐ貰えるわけではなく、各社条件は異なりますがネット回線を契約してから3ヵ月~10ヵ月の利用してから受け取りができます。
キャッシュバックの金額は、10,000円~50,000円以上と幅広いですが、高ければ良いというわけでもありません。キャッシュバックが高額でも、基本料金が高ければ逆に損をすることもあります。
それとキャッシュバックキャンペーンと言っておきながら、家電量販店などではポイントで還元することもあります。ポイントの還元だと電化製品などの値引きも出来ませんし、消費期限をつけているところもあり使い勝手が悪いです。
損をしないためには、契約期間の2年間で支払う額の合計(基本使用料金×24ヵ月分)からキャッシュバックの金額を引くと実際に支払う金額の合計が出てきます。
上記のように、総支払額からキャッシュバック金額を差し引いた「実際に支払う金額」が低いネット回線を選ぶことが、損をせずに契約する方法の一つです。
各種割引には気をつけましょう
ネット回線の割引には、種類があります。
- 工事費
- 基本料金
- オプション費用
一番高いのが工事費です。新規でネット回線を引く場合は、近くの電柱から光回線を引き込む必要があります。なのでその際に工事費がかかりますが、この費用が20,000円~30,000円と高額です。
ネット回線の工事費は、一括で支払う場合と分割で支払う場合がありますが最近では多くの会社が工事費の割引を行っています。これもネット回線を選ぶ基準にしましょう。
工事費が無料になるネット回線で安いのはNURO光です。
▶ あわせてどうぞ:超高速回線NURO光のメリット・デメリットを調査してみた
NURO光は利用できる地域が限定されているので対象地域ではない方はauひかりがおすすめです。ただ、auひかりは【ネット+電話】の契約で工事費が無料になります。
▶ あわせてどうぞ:auひかりのキャンペーン比較3選!ニヤけるほどお得なのはコレ
次に基本料金やオプション費用の割引ですが、気を付けるべき点が2点あります。
まず割引される基本料金の金額と期間です。基本使用料金についてですが、各社金額が異なります。なので割引されていると思っても元々の基本使用料金が他社と比べて高い場合があるので注意しましょう。また期限についても契約から数ヵ月間のみだったりもします。
オプション費用についてですが、最初の数ヵ月間無料でそのあと基本使用料金に追加されます。最初は無料だからと申し込んで、うっかり解約することを忘れて使わないオプション費用を払い続けてしまう人も多いので不要なものは無料でも付けないようにしましょう。
スマホ割は必ず使おう
大手キャリアのauやソフトバンクのスマホをお持ちであれば、同じ会社のネット回線を利用すると毎月のスマホ代が、最大2,000円割引される特典があります。
1回線につき2,000円なので家族で同じキャリアのスマホを使っていれば、その人数分割引されるのでかなりお得です。
よくわからんという人は、とりあえず自分の携帯の契約がauならau光、softbankならsoftbank光に変えちゃうのはとりあえず安定かなと思います。とくにau光はやたらと安いので、おすすめ。
— ベア (@bear4361) 2017年8月19日
スマホのキャリア、ソフトバンクなんだけど、なんか毎週金曜日にファミチキやらセブンのアイスのクーポンやら送られてきてタダで食えてお得感ある
親父の家の回線がソフトバンク光だから家族割で1500円割り引かれてるし家族間通話タダだし、ソフトバンクの強みを全部使ってる感ある— ゆーりゃん (@wing1027) 2017年6月2日
- 最大75,000円のキャッシュバック
- 戸建てなら3,730円から使える
- 工事費無料
- 最大60,000円のキャッシュバック
- ソフトバンクのスマホを持っていれば毎月最大2,000円割引
- 工事費無料
ただ、ドコモに関しては、ドコモ光にしてもそこまでお得ではないのでおすすめできません。
フレッツ光は契約しない方が良いネット回線になりつつあります
NTTが提供するフレッツ光についてですが、最近はあまりメリットを感じません。以前ならキャッシュバックのキャンペーンも行っていましたが、今はほとんどなく割引率も低いです。
またフレッツ光から契約するとプロバイダ料金が別途かかりますし、基本料金も高いです。NTTだという安心感はありますが、それだけで毎月他のネット回線よりも高いお金を払うのはもったいないです。
それにソフトバンク光やビッグローブ光、ソネット光など回線自体はフレッツ光と同じものを利用しているので、速度や品質も変わらず利用できます。
▶ あわせてどうぞ:結局おすすめはどこ?光コラボを提供している10社を徹底比較
ネット回線は、2年~3年と長い契約期間なので出来るだけメリットの多いところで契約するようにしましょう。
契約しない方が良いネット回線しか選択肢がない場合
ネット回線を契約するなら、まず光回線であることが大切です。ですが、マンションやアパートの場合、すでにネット回線が引かれていることが多くADSLやケーブルテレビしか選択肢がないケースもあります。
その場合、WiMAXなどのモバイルwifiがおすすめです。ケーブルテレビよりも速度が速く外でも利用できるというメリットもあります。
また月々の料金も安く、スマホも接続できるのでパケット通信料の節約にもなります。ただデメリットとしてビルやマンションなど建物に囲まれた場所では電波状況が悪くなることがあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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