ネット回線ならどこも同じ!ってことではないんですよね。契約するプロバイダによっても月額は変わるし、どの回線を利用するかでも速度や条件が変わってきます。
実は戸建とマンションでも月額の利用料や速度が大きく異なることがあるのはご存知ですか?この記事では、マンションタイプに適しているネット回線とその特徴、契約する前に確認することなどを解説します。
▶ あわせてどうぞ:その申込み損をしているかも!契約しない方がいいネット回線
もくじ
マンションタイプのネット回線は実はお得
マンションタイプのネット回線は料金プランが戸建のタイプに比べて安いです。なぜ安いのかというと、それは工事の手間が少ないからです。
戸建の場合、光回線を一件、一件引きますが、マンションのような集合住宅の場合は、共有スペースに光回線を引きそこから各部屋へ繋ぐのでコストが安くなります。
また一つの回線で複数の契約が取れることで月々の利用料金も割安になります。なので部屋数が多ければその分料金も安くなる仕組みになります。
マンションタイプは安いっていうけどどのくらいになるの?
マンションの部屋数によっても変わりますが、4割ほど安い基本使用料金になります。
戸建の場合、2年割などのキャンペーンを適用しても月額4,600円かかります。これがマンションタイプだと部屋数にもよりますが、2,950円ほどです。
月々で1,500円以上の差がでるのは大きいですよね。
では他にどんなメリットがあるの?
工事費が安くなります。とはいえ今は工事費が無料のところも多いのであまりメリットと言えないかもしれませんね。
その他にも、光回線が最初から導入されているマンションであれば工事の必要もないのでネット回線の開通まで時間がかかりません。
工事が必要の場合、早くても3週間ほど時間かかりますし、工事には立会いが必要になるます。平日ならスムーズに工事の予約が取れますが、土日、祝日の場合混雑しているので予約もなかなか取れないことがあります。
また土日、祝日の工事には別途で追加料金もかかります。はじめから導入されているマンションなどであれば、諸々の費用も抑えられますし、すぐにネットを開通できるのは大きなメリットだと言えます。
マンションタイプのネット回線のデメリットは?
安いし、初期費用も抑えられて、開通まで時間がかからないなんてマンションタイプのネット回線はなんて優秀なの!と思うかもしれませんが、デメリットもあるので注意しましょう。
大きなデメリットは、速度が遅くなることがある
マンションのタイプのネット回線は、一つの回線でみんなが使用するのでどうしても遅くなってしまうことがあります。
特にみんなが使う夜間の時間帯は、混線してしまいかなり重たくなります。利用者が多ければ多いほど使用料金が安いですが、その分回線の速度が重くなります。
部屋数や契約数が少ないと月々の料金はさほど安くならない
小規模のマンションやアパートではネット回線の契約数も少なくなってしまうため、月額もそこまで安くならないことがあります。
ネットを利用しない人が多いマンションや高齢者が多いようなマンションでは割引されないこともあるので事前に確認しましょう。
ネット回線を引く許可が得れないことがある
今は少ないですが、昔はネット回線を引くことを嫌がるオーナーさんがいました。ネット回線を引く場合は、工事が必要になりますし、その費用を誰が払うのかで揉めることも多々あったからです。
最近では、ネット回線を引くことがマンションやアパートの付加価値をあげるためネット回線を引くことにあまり反対するオーナーさんは少ないですが、ネットに疎い方や工事を嫌がる方もいるので契約前に管理会社などに確認しましょう。
ネット回線が契約されているマンション可能性もあります
マンションやアパート全体でネット回線がすでに契約されている場合があります。また家賃にネットの利用料金が含まれていることもあるので確認しておきましょう。
ネット回線を契約して、家賃でも利用料を取られてしまうともったいないですからね。それとどんな回線を使っているのかもチェックしましょう。
光回線だと思っていたらADSLだった・・・
マンションタイプだから速度が遅いと思ったらADSLだったという話はよくあります。ネット回線が普及し始めたころ光回線よりもADSLの方がメジャーでした。
その影響から未だにADSL回線を利用しているマンションやアパートも多いです。とはいえ速度にそこまで問題なければそのままでも良いと思います。
マンションのネット利用料金が高い
ネット回線は、今よりも高額でした。なのでマンションのオーナーさんなどその当時の金額を請求してくることがあります。
マンションの家賃に含まれている場合は仕方ないですが、家賃とは別途で料金がかかる場合は、自分でネット回線を引くことがおすすめです。
マンションタイプのネット回線を引く時に確認しておくこと
NTT東日本、西日本が提供しているフレッツ光であればほとんどのマンションで対応が可能ですが、一部のネット回線ではマンションタイプが対応できないところがあります。
ネット回線が引かれているかチェック
マンションタイプのネット回線がすでに引かれているか管理会社などに確認しましょう。引かれているならそのまま契約するだけですぐにインターネットができるようになります。
また光回線ではなく、ケーブルテレビ回線が引かれている場合もあります。特にマンションではこのケーブルテレビの回線が多いのも特徴です。
ケーブルテレビの回線は、ネット以外にも地デジや電話回線などもセットで取得できるので利便性が高く人気が有ります。
すでにマンションに導入されている光回線やケーブルテレビの回線を利用する場合も契約する必要があるのでどこの回線を使っているか管理会社に確認して手順を聞いておきましょう。
マンションタイプがあるかどうか
使いたいネット回線がある場合、マンションやアパートが対応しているかどうかの確認を事前にしておきましょう。
確認方法は、各種プロバイダからも出来ますし、各種会社のサポートからも問い合わせができます。
マンションタイプがない場合でも、戸建てのプランとして引くことができることもあります。その場合は、戸建ての料金プランになるので割高になります。
管理会社とオーナーの許可を取る
上記でも説明しましたが、これを怠ると後で問題になります。ネット回線の工事でも場合によっては壁などに穴をあけることもありますし、共有スペースに機材を設置することもあります。
後でトラブルにならないようにネット回線を契約するときは、必ず許可をとっておきましょう。
マンションにネット回線を引く許可がおりない場合
管理会社やオーナーさんの許可が下りないからといって勝手にネット回線を引くのはNGです。
また工事を請け負う業者も許可がないと回線工事を行ってくれません。今ではネット回線の工事を反対する方は少ないですが、それでもマンションやアパートに傷がつくことを嫌いネット回線の工事にいい顔をしない方もいます。
そんな時は、固定回線を諦めてモバイルwifiにしましょう。固定の回線に比べて速度は落ちますが、普通に使用する程度なら不自由しません。
動画やゲームも出来ますし、持ち運びもできるのでスマホに繋げることもできます。基本的には無制限なので通信量を気にすることもありません。
月額も固定回線と同じ位なのでマンションタイプのネット回線を引く許可がおりない時はモバイルwifiもおすすめです。
ただ、地方の場合使用できるエリアが限られてしまうので注意が必要です。
マンションタイプのネット回線をお得に引くには
今現在使っているスマホと同じキャリアのネット回線がおすすめです。
最近大手の携帯会社がネット回線に参入してきています。自分のキャリアと同じネット回線を利用することで、スマホの基本使用料金や回線の利用料が割引になります。
今現在スマホを使っている人はもちろん、家族も同じキャリアのスマホを使っているとさらにお得になります。
ただ、キャリアによって条件がかわるので注意です。使用年数が4年以上じゃないと割引を受けられないなどの制約もあります。
また、ネット回線やプロバイダのキャンペーンを上手く使う事も大切です。キャッシュバックや長期間の割引なども上手につかって選ぶようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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