大手携帯キャリアのドコモ、au、Softbankや、格安SIMを扱う企業が次々と参入している「光コラボ」
（厳密に言うとauひかりは光コラボではありません。後述します。）
ネット回線の契約をするときに、一昔前ならフレッツ光を選んでおけば間違いないと言われていたのに、今は「自分の使っているスマホキャリアの光コラボを使うと安い」とよく聞きませんか？
ではなぜ光コラボは安いのか？今回は人気の光コラボについて、初心者の方でもわかるように噛み砕いて説明してみたいと思います。
もくじ
光コラボって何？という人へ
光コラボとは、NTTのフレッツ光の回線を借りて、他社が自分のところのサービスと一緒に使ってくれたらお得ですよ！と展開している光回線サービスのことです。
NTTが回線を携帯キャリアやプロバイダなどへレンタルするようになった為に生まれた光コラボ。今では100社以上がサービスを展開しています。
なので、回線はフレッツ光と同じ。ただし、光コラボを提供している会社によっては、フレッツ光よりも回線速度が遅いという口コミもありますから、どの会社の光コラボを使うかは慎重に検討してください。
光コラボはプロバイダ料金込みで月額が平均1,000円前後フレッツ光よりも安いので、契約期間の2年～3年使うと20,000円以上料金の差が出てくる計算になりますね。
注意点としては、フレッツ光をはじめ他の光回線を使っている人が特に気を付けなければいけないのが、本当に光コラボに乗り換えるとお得になるのかという部分。あとで詳しく書きますけど、月額料金の差額だけで全体を計算せずに乗り換えるのはやめた方がいいです。
光コラボはなぜ安いのか
NTTが光コラボをはじめた理由は、フレッツ光の利用者をもっともっと増やしたかったからです。
背景にはドコモの携帯事業がSoftbankやauに抜かれそうだったからという大人の事情があるようですが・・・
光コラボを使えば、プロバイダ料金が要らなくなるので、月額も安くなる。しかも、今フレッツ光を使っている人は工事費不要で乗り換え（転用）できますよ！という謳い文句で、光コラボは一気に人気が出て加入者が増えました。
また、各社が新規契約で高額キャッシュバックキャンペーンや、転用してくれれば割引しますよ！というサービスをしてくれている為、月々の負担金は少なくなります。
大手携帯キャリアの光コラボを使えば、月々の携帯・スマホの料金が割り引かれるので、家族みんなが同一の携帯キャリアを使っている場合は特に、トータルの通信費がかなり安くなりお得です。
光コラボを安く使うには「転用」をする
これはすでにフレッツ光を自宅で使っている人の話ですが、光コラボを安く使うなら自分の決めたコラボ先へ「転用」すると特典が付いてきます。この特典については各社内容が違ってきます。
「フレッツ光」をご利用中のお客様が「お客さまID」や「ひかり電話番号」はそのまま※1 ※2で、光コラボレーション事業者様がご提供する サービスに切り替えることを「転用」といいます。
光コラボレーション事業者様からのご提供に切り替わるサービスは、光コラボレーション事業者様とのご契約に変更となります。転用のお手続きは、NTT東日本および、光コラボレーション事業者様とのお手続きが必要となります。
引用：NTT東日本公式
工事を必要とせず、他社の魅力的なサービスに転用できるなら、気軽に行えて非常にお得ですよね！
転用時には解約金や違約金に注意
転用をするときに、先に確認をしておいた方が良いのが「解約金や違約金」の問題です。今利用中のネット回線のプロバイダとの契約時に契約期間（2年や3年の縛り）の内に解約をした場合は料金が発生すると約束をしている場合、タイミングを見て転用をする必要が出てきます。
契約満了のタイミングに転用する場合などは問題ありませんが、たとえば高額な解約金、違約金が発生するようであれば、転用後の光コラボで月々の支払いが安くなったとしても、総合的に意味がなくなってしまう可能性もあるので、転用の手続きをする前に今お使いのプロバイダには必ず電話をして詳細の確認をしてください。
転用したらフレッツ光に戻せないので注意
また、一度転用をしたらフレッツ光には戻せないと覚えておいてください。特に戻す必要がなければまったく問題ありませんが、たとえば光コラボに切り替えてみたら今までよりも速度が遅くなって戻したい！といったとき、簡単には戻せません。
その場合は解約金の支払いをして解約をしてから、別の光回線を契約しなおす必要が出てきます。
対策としては、口コミや評判も良く、信用できる大手の光コラボを使うこと。それからクーリングオフが効く光コラボを選ぶことです。
安くておすすめの光コラボはココ！
ここでは人気があり、且つ料金面や特典を見ても安心しておすすめできる光コラボをご紹介しておきます。迷ったらこの中から決めてしまって問題ありません。
| Softbank光 |   |
|---|---|
| ドコモ光 |  戸：月額5,200円 マ：月額4,000円 CB：5,000円 ドコモユーザーはこれ！ |
| OCN光 |  戸：月額5,100円 マ：月額3,600円 CB：5,000円 開通翌月に振り込まれる！ |
| So-net光 |  戸：月額4,600円 マ：月額3,500円 乗り換えで最大50,000円還元！ |
| DMM光 |  戸：月額4,820円 マ：月額3,780円 CB：3,000円 格安SIMとセットでお得！ |
※戸＝戸建て、マ＝マンション、CB＝キャッシュバック（転用時）
上記料金の他、たとえばソフトバンクユーザーならスマホ代を毎月1,000円前後割り引いてくれるセット割や、月々の料金が初月～3カ月間無料など、各社特典が別途ついてきますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
上記の光コラボは口コミでの評判も良く、大手がサービスを提供していますので安心して利用できます。
auひかりは光コラボではないけど速度が1番安定してる
auの提供しているauひかりは、NTTの回線以外の独自回線を利用しているため、厳密には光コラボとは言いません。
独自回線を利用しているため、混雑しやすい時間帯でも速度が安定していて人気が高いです。auの携帯、スマホを利用している人であれば、スマートバリューという月々の料金が割り引かれるセットサービスを受けられます。
契約時に高額なキャッシュバックを受け取れる特徴もあるので、auユーザー以外の方にもおすすめの光回線です。
| auひかり |  戸：月額5,200円マ：月額3,800円 CB：最大50,000円 高額キャッシュバックが魅力！ |
|---|
光コラボがなぜ安いか理解した上で契約・転用を検討してください
光コラボは安い！と言われる理由はお解りいただけたでしょうか。
- 提供各社が自社サービスと同時利用で月額料金を割引をしてくれる
- フレッツ光からの転用でキャッシュバックがある
- 工事費なしで転用ができる（プロバイダの違約金に注意）
基本的には、大手キャリアの携帯、スマホを使っている場合は、ご自身の使っているキャリアの光コラボ（auはauひかり）を使うのが1番お得です。家族が同キャリアであれば、スマホの台数×1,000円前後の割引が受けられるので、実質光回線の月額分が無料の計算になることもありますよ。
その他、キャリアのこだわりがないのであればDMM光などの格安SIMを提供している企業の光コラボを利用すれば、月々の割引と同時にスマホの料金も節約になり、年間トータルで見たときの通信費はかなり安くなります。
月々の通信費はバカにならないので、少しでも抑えたいという方は、格安SIM＋光コラボの組み合わせも検討してみることをおすすめします。
ご自身の利用環境に合ったネット回線を使って、安くて快適なインターネットライフをお楽しみください。この記事が光コラボって何？なんで安いの？と悩んでいる皆様のお役に立てば幸いです。
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マ：月額3,800円
CB：11,000円
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