四国電力が提供している格安SIMfiimo(フィーモ)の料金やサービスなどを徹底的に調べてみました。
大手キャリアから乗り換えるとどのくらいスマホ代を節約できるのか?格安SIMにして不便はないのか?など、初めて格安SIMを利用する方にもわかりやすく解説します。
もくじ
au回線とドコモ回線が利用できる格安SIMfiimoの料金プラン
fiimoの料金プランは、データSIM、データSIM(SMS機能付き)、音声通話SIMの3つのみです。
各プランのデータ容量も3GB、6GB、10GBの3つとシンプルな料金体系です。それぞれの料金プランと便利なオプションについてご紹介します。
データSIMの料金プラン
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
3GB | 900円 |
6GB | 1,600円 |
10GB | 2,650円 |
au回線もドコモ回線も同じ料金です。他の格安SIMと比べても一般的な料金設定となっています。データ容量を使い切ったとしてもインターネット通信は行えますが、その際の通信速度は、200Kbps以下に制限されます。
ちなみに200KbpsだとYahoo!やGoogleを表示するのに結構時間がかかります。検索程度であればできないこともありませんが、画像の多いサイトや動画コンテンツを観るのはかなり厳しい速度です。
データ容量が足らなくなった場合は、100MB150円でチャージが可能です。fiimoでは、繰り越したデータ容量を無料でシェアできるなど利便性が高いです。
シェアできる条件は、個人契約の場合だと同一住所の契約で5回線まで、法人では200回線までとなっています。
ただ、10GB以上のデータ容量を利用したい方はfiimoより、20GBや30GBの大容量プラン、使い放題プランがある格安SIMの方がおすすめです。
データSIM(SMS機能付き)の料金プラン
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
3GB | 1,050円 |
6GB | 1,750円 |
10GB | 2,800円 |
SMS機能付きのデータSIMは、アプリを良く利用する方におすすめのデータSIMカードです。
SMS認証を行わないと機能の一部の利用が制限されたり、アプリそのものが利用できなくなることもあります。LINEやカカオトークなど、チャット系のアプリにはSMS認証が必要なモノが多いです。
インターネット利用が目的でデータSIMを購入するならSMS機能をわざわざつける必要はないです。
音声データSIMの料金プラン
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
3GB | 1,600円 |
6GB | 2,300円 |
10GB | 3,350円 |
fiimo(フィーモ)の月額料金は、格安SIMの中でも安めです。
格安SIMなので音声通話は、30秒20円と大手キャリアと比べるとちょっと高いですが、無料でオプションのFiimoおトクでんわを使うことで半額の30秒10円で利用できるようになります。
電話アプリの「0037ダイヤラー」を使って通話すると、通話料が30秒20円から半額の30秒10円になるサービスです。
月額利用料金0円のオプションなので通話するときに使うとお得です。
その他にも通話が多い方にはこちらのオプションもおすすめです。
オプション | 内容 | 月額 |
---|---|---|
Fiimoおとくでんわ 通話パック30 |
通話600円分(最大30分)が利用できる | 500円 |
Fiimoおとくでんわ 通話パック45 |
通話900円分(最大45分)が利用できる | 720円 |
Fiimoおトクでんわ 10分かけ放題 |
1回10分以内の電話が何度でも無料で利用できる | 850円 |
通話パックの場合、通話分を超過したらFiimoおトクでんわの30秒10円で従量課金制に自動的に切り替わります。
10分かけ放題の場合は、10分を超過した後はFiimoおトクでんわの30秒10円で従量課金制に自動的に切り替わります。また、10分かけ放題のオプションは、個人契約のみのサービスなので、法人契約では利用できないです。
通話パックは、あまり電話を使わない方におすすめです。10分かけ放題は、日ごろからよく通話する方におすすめのオプションです。
大手キャリアから格安SIMのFiimo(フィーモ)にすると3,000円節約できる
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の料金プランと比較すると1回線につき毎月約3,000円ほどスマホ代が節約できます。年間36,000円の節約になり、仮に家族4人が大手キャリアからFiimoにした場合は、36,000円×4人で年間144,000円の節約が可能です。
ただ、節約できる金額は、今利用しているスマホのプランによって上下することがあります。また、Fiimoには、大手キャリアのような大容量データ通信プランがないので毎月10GB以上のデータ通信を行う方は、他の格安SIMがおすすめです。
今だけのキャンペーンを使うともっとお得
音声データSIMなら「春らんまんずっトクキャンペーン」が適用されるので12ヵ月間500円割引されます。データ容量3GBのプランだと1,600円⇒1,100円で利用できます。
格安SIMでありがちな2年目以降の値上げがない
同じ格安SIMのYモバイルやUQモバイルは、2年目以降料金が値上げするデメリットがあります。1年目は、安く利用できますが、2年目から基本料金1,000円アップでしかもデータ容量も2GBから1GBに減少します。
Fiimoも2年目から値上がりしているように見えますが、値上がりではなくキャンペーンの500円割が適用外になるだけでデータ容量などはそのままです。
格安SIMの中では、YモバイルもUQモバイルも大手ですが、使っている回線の性能や品質に差はほとんどないので長く使うならFiimoの方が安く利用できるメリットがあります。
Fiimo(フィーモ)のような格安SIMに変更する際の注意点
格安SIMの最大のメリットは毎月のスマホ代を節約できる点ですが、乗り換えの際にはいくつかの注意点があるのでご紹介します。
- 乗り換え時に違約金がかかることがある
- 番号を引き継ぐ場合はMNP予約番号を取得する
- 通信速度が遅くなる
- 初期費用がかかる
- キャリアメールが使えない
- 支払いがクレジットカードになる
- SIMロックの解除が必要な場合がある
- 初期設定を自分で行う必要がある
その他にも店舗数が少ない、サポートが電話対応だけなど大手キャリアとの違いは色々あります。
乗り換え時の違約金について
大手キャリアから乗り換える際は、更新月以外の解約には9,500円の違約金が発生します。更新月が3ヵ月以内であれば、すぐに乗り換えるのではなく違約金のかからない時期まで待ってから乗り換えるようにしましょう。
MNP予約番号を取得する
今使っている番号を引き継ぐ場合のみご利用中のキャリアからMNP予約番号を取得しましょう。取得方法は、各キャリアサポートに問い合わせるだけなので簡単です。
データ通信の速度は遅くなります
ドコモやauの回線網を利用しているからといっても帯域が異なるため通信速度は、大手キャリアと比べるとどうしても遅くなります。
初期費用がかかる
大手キャリアからfiimoに乗り換えると初期費用の契約事務手数料3,400円、スマホや携帯電話の番号をそのまま利用する場合MNP転出手数料3,000円がかかります。
この他にもSIMを紛失した際は再発行の手数料3,400円がかかりますし、最低利用期間内の解約には、解約手数料10,000円がかかります。
最低利用期間はSIMカードによって異なります。
SIMの種類 | 最低利用期間 |
---|---|
データSIM | 1ヵ月 |
データSIM(SMS) | 1ヵ月 |
音声データSIM | 1年 |
キャリアメール(~@docomo.ne.jpなど)が使えない
Fiimoでは、XXXXXXXX@ma.fiimo.jpのメールアドレスが取得できますが、プロバイダーメールアドレスやYahooメールやGmailのようにPCメールと同じ扱いになります。
支払い方法がクレジットのみ
Fiimoは、大手キャリアのようにコンビニ払いや口座引き落としがなく支払い方法はクレジットカードのみとなります。
スマホのSIMロック解除が必要な場合がある
- ドコモ端末⇒SIMロック解除不要
- au端末⇒一部SIMロック解除が必要
- ソフトバンク端末⇒SIMロック解除が必要
端末によってはSIMロック解除を行っても利用できないことがあるので、申し込みを行う前に動作確認端末一覧でお持ちの端末が利用できるか確認しましょう。
初期設定を自分で行う
格安SIMの場合、送られてくるSIMカードを自分で端末に挿入します。その後ネットワーク設定など自分で行う必要があります。ですが、Fiimoの公式サイトにて初期設定の方法が分かりやすく説明されていますし、難しいことはないので心配することはないです。
また、提携ショップのスタッフが無料で初期設定を行ってくれるサービスもあります。ただし、提携ショップがあるのは、岡山県、愛媛県、高知県、香川県、徳島県のみです。
まとめ Fiimo(フィーモ)は岡山県と四国の方におすすめの格安SIM
低価格のFiimoですが、店舗が岡山県と四国に集中しているため地域限定の格安SIMといったところです。
料金プランが3種類しかないのでシンプルで分かりやすいメリットがありますが、3GB、6GB、10GBのプランしかないので大容量を利用したい方や1GBから利用したい方には向いていません。
Fiimo(フィーモ)と同じドコモ回線を使っている格安SIMを探しているならこちらの比較記事も合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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