NTTとウソをついてかけてくるインターネットの営業電話。遭遇したことはありませんか?
相手も仕事ですから、こちらが電話を切ろうとしてもその隙を与えないように話をねじ込んできます。
と言われれば、インターネット初心者やお年寄りなどのいわゆる「情報弱者(あまり詳しくない人)」は言葉巧みに釣られてしまいがちです。押しも強いですからね。
ただし、中には営業電話をかけてくる悪質な業者も多く、もし仮にインターネット回線を変えたい、新しく契約したいと思っていたとしても、営業の電話経由で申し込むと損をする可能性の方が確実に高いのです。
今回、たまたま実家に帰っている時に、私の母宛にしつこい営業電話がかかってきたので対応しました。
言い分はめちゃくちゃ。しまいには逆ギレをしてきましたが、二度とかかってこないようにこっぱみじんに撃退したので、同じようにしつこい営業に困っている方の参考になればと、その時の様子を記事にしておきます。
もくじ
インターネット回線業者の代理店がNTTを装って営業電話してきた
私がたまたま実家にいる時に、母が誰かと電話をしていました。
かなり困惑した様子で話をしていたので「営業か何か?トラブルなら電話代わるよ」と紙に書いて渡しました。すると、そのままダイレクトに受話器を渡してきた母。昔から営業電話がかかってくると長々と話を聞いてしまう、そんな人です。
口調は丁寧だけど怪しい・・・。そもそもNTT自体がインターネット回線のことで営業をすることはほぼないと思って良いと聞いたことがあります。
つまり、これはNTTの営業を代行している代理店からの営業電話です。ここから彼との攻防戦がはじまりました。
大切なのは冷静な対応
大切なのは冷静な対応。そして、相手にペースを乱されないことです。
・・・。
このあたりから段々会話がかみ合わなくなってきました。
電話口でパソコンの画面を言われた通りに操作すれば毎月の料金が安くなるように設定できる。こう言われて、言われるがままに画面を操作して意図せぬ契約の切り替えをされてしまったお年寄りは今まで一体どれくらいいるのでしょうか。
言われるがままにインターネット接続をした状態のパソコンを開いてしまい、遠隔操作をされて契約を切り替えられてしまったという被害も実際にあるので恐ろしいです。本気で注意が必要ですね。
悪質な電話営業の特徴は
- ターゲットは中高年や情弱者
- 冷静に考えるスキを与えずにパソコン操作を促す
- 月額が安くなると説明するが実際の内容とは違う
- 2年~3年の契約期間があり解約には違約金がかかる
つまり、言われるがままに契約を切り替えても何の得もしません。
インターネット回線の切り替え(乗り換え、転用)をする場合は、詳しい人に相談したり、詳細が説明してある解説サイトや比較サイトを見ながら決めるようにしましょう。
必要ないことは必ず伝えるようにする
イライラしたら相手の思うツボです。必要がないということをハッキリと伝えます。
!?
母に普段からお世話になっている?意味深なことを言いだしました・・・
断っても断っても引き下がらない営業担当者。まあ、ノルマもあるでしょうし、あちらも仕事でしょうからね。
それでもこちらは「必要ない」とハッキリ断言しているわけなので、そろそろ電話を切らせて欲しいです。
一応、どういう事か尋ねてみることにしましたが・・・
電話営業も仕事なので撃退されまいと必殺技を繰り出してくる
あんなに困った様子で電話していた母と普段から交流があるはずはないと思ったのですが、一応話を聞いてみることに。
断り続けていたらまさかのヒートアップ・・・
私の母に「普段からお世話になっている」と言ったのも、以前の電話の際に少し世間話をしただけのようです。そういった世間話にもついつい断れずに付き合ってしまうのが母の悪いところなのですが。
中高年だけが住んでいる家庭を狙った電話営業は
- 世間話をして仲良くなろうとしてくる
- 共有の話題で親近感を持たせようとしてくる
- 何かと親切でしている事をアピールして悪くない人というイメージを持たせる
このような必殺技を駆使してくるので、ついついその気になって契約をしてしまい、後々になって騙されたことに気付く人も後を絶ちません。
「もう営業電話かけないで」と言うと逆ギレしてきました
正直、この時の営業担当は「言っていることにツッコミどころは満載でした」が、中高年を相手にした営業には慣れている様子を漂わせていました。
なので、今後私がいないときに営業電話をされては、母がいつ騙されて契約をしてしまうか分からない。そう思ったので二度と電話をかけてこないで欲しいとキッパリ断ることにしました。
※実話です。
営業として・・・いえ、社会人として、大人として残念な方ですが、こんな本性を持った人がさもいい人のように営業をしているのですから恐ろしいです。
私は終始冷静に話をしていましたし(最後の方は少しイライラしていましたが)ただお断りをしていただけです。
実はインターネットの営業電話をしてくる代理店には
- 大手企業から直接仕事を依頼されている一次代理店
- 一次代理店から仕事を卸されている二次代理店
- 二次代理店から仕事を請け負っている三次代理店
などの仕組みで、代理店の仕事を請け負っている代理店が存在しています。
必ずしも一次代理店よりも三次代理店の営業の方が質が悪いとは言いきれませんが、統計的に見るとノルマのために無茶な営業をするのは仕事を卸されている代理店に多いと言われています。
仕事のことは忘れて?暴言を吐く営業担当者
彼は自分が営業の仕事をしている事を忘れてしまったのでしょうか。立場を忘れて暴言を吐きまくります。
身内に対して「部外者」と言ってしまうところが凄いですよね。
さすがの私もこれ以上この人に付き合うつもりは無く、対応も疲れてきたのですが、社会人のマナーだけは守ろうよ。と一言だけ忠告をしてみました。
営業の立場で逆ギレは良くないのでは?とたしなめてみるも・・・
本当はこのまま放っておけば良かったのかも知れません。でも一言だけ言いたかった・・・
このときの営業担当の口調や言い方は流石に我慢ならないものでした。そして、これは徹底的に撃退しておかないと今後被害者が増えるだけだという妙な使命感に駆られてしまいました。
二度と電話営業が来ないようにする誰でもできる撃退法!
※悪質な営業電話を徹底的に撃退する方法は、以下の手順で誰でも簡単に行えます。
母が相手の苗字を控えていたので助かりました。名前を出した途端に相手の態度は急変。先ほどまでの威勢がウソのようにうろたえ始めました。
しつこく悪質な営業には
- 本人の名前を聞く
- 会社名を聞く
- 念の為代理店コード(代理店番号)を聞く
- それでもしつこいなら法律違反という事も伝える
この対処をしてください。
その後、NTTに電話をして「勧誘停止登録」と呼ばれる手続きをしてください。電話をするだけで5分で完了します。
手続きに関して詳しくは↓こちらの関連記事をご覧ください。
まとめ 悪質な電話営業のペースに乗せられずに冷静に撃退すべし
営業電話のすべてが悪質な業者とは言いきれませんが、こちらが断っているのにしつこく契約させようとしてくる相手とまともにやり取りをする必要はありません。
- 今より月々の支払いが安くなる
- この電話で簡単に申し込みできる
- パソコン操作もこちらで遠隔で行いますよ
このような甘い口車に乗ってはいけません。絶対。
しつこい営業電話がかかってきた時には、相手のペースで話さずに、冷静に「必要ないことを伝える」のが重要です。それでもしつこく営業をしてくる場合には、最後にお伝えした撃退法を実践してください。
被害に遭ってから後悔しても、金銭面で損してしまう可能性が高いです。そうなる前に正しい知識を持ってトラブルを回避する術を身に付けましょう。
- 今のインターネット回線に満足できていない
- インターネットの速度が遅くて困っている
- 月々の料金が高いことが悩み
このような理由があると、ついつい相手の話を聞きたくなってしまうものです。
実際、今現在利用しているインターネット回線に対して、そのような不満を抱いている人も多いです。
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この記事が、しつこい勧誘に困っている人、インターネット回線をもっと快適なものに切り替えたいと考えている人のお役に立てば幸いです。