ポケットワイファイを契約したけど、繋がりが悪いし使いにくい・・・と後悔している人も中にはいるのではないでしょうか?山沿いやエリアの外の地域では仕方ないのですが、エリア内や都心部なのに繋がらない!と嘆いている人は、一度設定や使う場所を確認してみましょう。
ちょっとした工夫で、今まで繋がらなかった場所でも快適にポケットワイファイを使えるようになるかもしれませんよ。今回はポケットワイファイを使う場所や電波のこと、設定についてを詳しく掘り下げて解説してみたいと思います。
電波悪い!繋がらない!ムキー!と怒る前に、深呼吸をしてから一読してみてください。
もくじ
まず理解したいポケットワイファイが繋がりにくい環境
ポケットワイファイユーザーになるなら、持ち歩いた先でバリバリ使い倒したいですよね。そんな時、つながりにくい環境を事前に知っておかないといざというときに不便を感じてしまうと思います。
今や多くの人が所有しているスマホでさえも、電波のつながりにくい場所ってありますよね?それと同じでポケットワイファイにも繋がりにくい場所や環境があります。
WiMAXの電波はもともと室内の環境に弱い
WiMAXの使っている電波は「直進する特徴のある電波」なので、建物の素材によっては電波が届きづらくなり、その建物内での使用が不安定になるという特徴があります。
例えば、入ったカフェでWiMAXを使おうと思ったら電波が入らない・・・という事もあるかも知れません。しかし対応エリア内の地域であれば、すぐに諦めずに窓際の席を利用してみてください。
席が埋まっている時には、店員さんに頼んで窓際にWiMAXのルーターだけ置かせてもらえばOKです。これだけで電波が改善される可能性は十分にあります。
また、公式にはこのように記載がありますので
オフィスビルやマンション等の集合住宅 、Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)、スマホ等が多い混雑した場所等においては、速度低下の事象がある場合があります。
混雑している場所にいる時には他の電波と干渉して繋がりにくくなっている事も考えられます。その場合は、後で書く「本体のチャンネル切り替え」を試してみてください。
ポケットワイファイが繋がりにくい場所を覚えておこう
ポケットワイファイユーザーになったら、外で存分にWi-Fiを楽しみたいでしょうから、繋がりにくい場所やお店をある程度把握しておくのは大事だと思います。
私の場合はよく行くカフェやファミレスなどでここは電波が入る、ここは繋がりにくいという情報をある程度把握しています。公園のベンチでのんびり動画を観たり(仕事をさぼっているわけではありませんよ)屋外使用ではほぼ快適なので、よく立ち寄るお店の方だけチェックしておけば問題ありません。
ポケットワイファイは室内では繋がりにくい特徴があるとは言っても、建物によっては特に問題なく使えるので、一度WiMAXのルーターを持って色々な場所に足を運んでチェックしてみるのが良いでしょう。
ポケットワイファイの設定で繋がらない状況を改善できる
実は、使用する電波の設定(チャンネル)を切り替える事で繋がらない状況を改善できる場合もあります。
WiMAXには2つのチャンネル設定があって、タッチパネルで簡単に切り替えられます。チャンネルは2.4GHzと5GHzの2つ。それぞれに特徴があります。
2.4GHz | 電波が遠くまで届きやすい特徴を持っています。障害物に強いので屋外でも室内でもおすすめできるチャンネルでが、他の家電製品もこの周波数を使っているものが多いため、電波干渉を受けやすいというデメリットもあります。 |
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5GHz | 電波干渉が少なく、速度も速いチャンネルです。室内ではこちらを使った方が快適にインターネットに接続できる場合があります。ただし、障害物や建物に弱いので、室内で使うときにはこちらと割り切って使用した方がいいです。 |
WiMAXの5Ghz帯って切り替え面倒で今まで全然使ってなかったんだけど下りめっちゃ早くねえかこれ…。#WiMAX #モバイルルーター #パケット通信使い放題 pic.twitter.com/WNimonfPuf
— アサト歌舞伎町の1ZAM( ᐛ )و❤︎ (@asato1zam) 2016年9月26日
繋がりにくい、速度が出ないと思ったらこちらのチャンネル設定を切り替えてみるのも1つの手です。思わぬ速度が出ることもあるかも知れません。
自宅で繋がりやすく速度も安定させる簡単な方法
自宅で使う場合に、ポケットワイファイをつながりやすくする簡単な方法がいくつかあります。1人暮らしで固定回線を引かずに自宅でもWiMAXを使いたい!と考える方はこれらの方法を覚えておくと良いですよ。
- 別売りのアンテナ付きクレードルを使用する
- 100均でボールとアルミホイルを買ってくる
王道は、クレードルと呼ばれる3,000円程度で購入できる別売りのスタンドのようなものを買う方法。自宅でパソコンやタブレット・スマホと接続をするときにはかなり安定しますし、速度が出ます。
WiMAXのルーター本体を乗せるだけ。有線でパソコンにつなげるとさらに通信が安定します。もちろんパソコンにつなげながら、同時にWi-Fiでスマホなどに接続することもできます。同時に10台の端末に接続できるので、1人暮らしでは使いきれないほどですね。
サイドのアンテナが電波をキャッチしてくれるので、繋がりにくい場所でもかなりの改善を期待できます。
もうひとつの方法が「100均でボールとアルミホイルを買ってくる」というもの。決してふざけているわけではありません(笑)
WiMAXにしたんだけど、どうも電波が弱かったから、前にネットで見たパラボラアンテナ擬き作ってみたらマジで改善して驚いたわ pic.twitter.com/uABjBwqGfh
— MOHI (@mohikandesu) 2016年4月8日
こんな感じで簡易的なアンテナを作成して、その中にWiMAXの本体を置くというもの。見た目は当然あれですが、電波の強度は本当に上がります。1人暮らしで誰に見られるわけでもないし、これで十分だ!と思った方は200円ほどの出費で作成可能なので是非お試しください。
屋外でポケットワイファイを使うときは繋がらない場所を避ける
正直、スマホのプラチナバンドと呼ばれる、つながりやすい電波と比べるとまだまだポケットワイファイの電波は届きにくい場所が多く、現在急ピッチで基地局を増やしている状況のようです。携帯電話も昔はエリア狭かったですもんね。今の時代、キャリアさんも頑張ってくれるのですぐに改善していってくれるでしょう。
上で書いた通り、繋がらない場所、繋がりにくい場所は把握しておいて、どうしても使う時には窓際に置くなどの措置をとりながら使ってみてください。
ポケットワイファイは屋外でスマホを接続して使えるので、データ通信量の節約もできますし、上手に付き合えば本当に便利で良いものです。
どうしても電波が入らない場所ではフリースポットを探してみる
海外に比べるとまだまだ少ないですが、日本でもフリーWi-Fiのスポットがかなり増えました。コンビニでもありますし、ファミレスやカフェでも提供しているところはあります。
ポケットワイファイを使おうと思ったけど、電波がどうしても入らないという場所ではフリースポットを利用させてもらうようにしてください。ただし、セキュリティ面で不安なときには個人情報を取り扱うような用途には使用しないこと。万が一があるので慎重になってください。
まとめ 電波や設定のことを理解して上手に活用すればストレスは軽減できる!
たしかに繋がらない場所はあるけど、ポケットワイファイの電波のことや、繋がりにくい場所のことを理解して、うまく付き合っていけばストレスは軽減できます。私の場合は、上記を踏まえて毎日愛用しているので、繋がらないという時のストレスよりも屋外で高速インターネットを楽しめるというメリットの方を強く感じています。
自宅で使う時にはクレードルや中継器、100均の物で作れる自作アンテナを用意するなどして電波の強度を高めるとさらに快適になります。ここ数年でとてつもない速度が出るようになってきたポケットワイファイ。エリアのさらなる拡大と電波の改善を願いながら愛用していきたいですね。
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