自宅や職場で使うパソコンにはウイルスソフトを入れている方が多いですよね。ですが、スマホにウイルスソフトを入れている方はほとんどいません。
スマホには、電話帳やLINEのやりとり、写真や動画などのプライベートな情報のほかに、クレジットカードやネットバンクなどの重要な個人情報がたくさん含まれているのにも関わらずウイルス対策を行っている方が少ないです。
最近では、パソコンよりもスマホの利用者が多く、スマホユーザーを狙ったウイルスが年々増加傾向にあります。とくにAndroidのスマホは、ウイルスに感染する可能性が高くパソコン同様の対策が必須です。
そこで今回は、Androidにおすすめの無料・有料セキュリティソフトとウイルスに感染しにくいスマホの使い方について解説していきます。
もくじ
Androidのスマホにはウイルスソフトが必要
スマホがウイルスに感染するルートのほとんどがアプリからです。
そして感染するスマホの90%以上がAndroidです。ただ、iPhoneに比べてAndroidのセキュリティが弱いというわけではありません。
ウイルスにかかる要因は、アプリのリリースの差によるところが大きいです。
Androidのアプリは、開発者が自由にリリース(公開)することができます。一方、iPhoneは、アプリをリリースするまでに審査があります。
この審査が厳しく、Appleのガイドラインに沿ったものでなければ永遠にリリースすることができないので悪質なアプリが少ないというわけです。
アプリ以外にもフリーWi-Fiからウイルスに感染することもあります。
▶ あわせてどうぞ:フリーWi-Fiは危ない?カフェや海外で使用する際の注意事項!
どんなアプリにウイルスが潜んでいるのか?
基本的にはどんなアプリでもウイルスの危険性があります。
「仕事の効率化のためにインストールしたアプリから個人情報が漏れた」
「ゲームアプリかと思ったら電話帳が盗まれた」
など、Androidのアプリでは日常茶飯事です。
ウイルスが入っているアプリをインストールすると個人情報がダダ洩れ状態になります。
これまではメールやLINEの会話、連絡先などを狙うことが多かったですが、最近では写真や動画などの人には見られたくないプライベートな情報を流出させるウイルスも増えています。
中でも悪質なのが、クレジットカードやネット口座の情報を盗みとるウイルスです。気付かないうちに、自分名義で高い買い物をされたり、口座にあるお金をどこかに送金されたりする被害が多発しています。
この手の悪質なウイルスは海外で作られていることが多く、被害にあっても泣き寝入りになってしまうことがほとんど…。このような被害に合わないためにもウイルスソフトでスマホのセキュリティを強化することが大切です。
ウイルスによっては身代金を要求される
個人情報を盗むだけでなく、スマホを人質に身代金を要求するウイルスも存在します。
このウイルスはランサムウェアとも呼ばれ、感染したスマホの操作を不能にしたり、中に入っているデータ(写真やメールなど)を暗号化し見れないようにしてしまいます。
スマホを元の状態に戻すことを条件にお金を要求してくるので、身代金要求型不正プログラムとも呼ばれるウイルスです。
仮に身代金を払ってもスマホを元の状態にしてくれる保証はないので、万が一ランサムウェアに感染してもお金を払わないようにしましょう。
昔のウイルスは、気付かれないように情報を盗む!という特徴がありましたが、最近のウイルスは「ウイルスに感染しました」と不安を煽るものも流行っています。
ウイルスにかかった時の主な症状
スマホに感染するウイルスはさまざまで、症状も色々あります。
主な症状はこちらの3つ
- スマホの動作や起動が遅い
- 不要な広告が表示される
- 知らないアプリをインストールされる
その中でも一番多いのが動作や起動が遅くなる症状です。ウイルスが中のデータや個人情報を抜き出そうするため常に作動しているので他の動作が重くなります。
スマホの動作は、データの空き容量がなかったり、キャッシュが溜まっていると遅くなることがあります。
▶ あわせてどうぞ:スマホのネットが遅い!解決するために知っておく原因と対策
重いだけではウイルスに感染しているかどうか判断は難しいですが、対策はしておいて損はないです。
Wi-Fiが原因で速度が低下することもあります。
Androidのスマホで使える無料のウイルスソフト
スマホのウイルスソフトには、無料のものと有料のものがあります。両方とも役割は同じです。
ウイルスソフトの役割は
- ウイルスからスマホを守る
- ウイルスにかかっていた場合駆除する
無料と有料の主な違いは使い勝手の良さとセキュリティの強固さ、それと最新ウイルスへの対応です。
その他にも有料版は、ウイルス対策以外にも紛失時のスマホロックや中の情報が外に漏れないように遠隔でデータを削除したり、GPS機能をつかいスマホの場所を特定することもできます。
有料 | 無料 | |
---|---|---|
良 |
|
|
悪 |
|
|
無料のウイルスソフトは、広告収入が収益になるのでインストールすると広告が色々なところに表示されるため使い勝手が良いとはいえません。それに日本語版が少ないので英語が不得意な方には向いていないです。
スマホのウイルスソフトは、アプリをインストールして利用するので使い勝手は大切な要素です。また、最近では、無料のウイルスソフトを装ったウイルスアプリまであるので安易にインストールするのは危険です。
無料のウイルスソフトを利用するなら次の3つにしましょう。
無料で利用できるセキュリティソフトでもある程度のウイルスはシャットアウトできます。ただし、スマホを使って買い物をしたり、ネット口座を使ったりする方は有料のウイルスソフトを使いましょう。
クレジットカードや口座の情報は、悪用されやすく被害額も大きくなるので対策は必須です。
次に有料のウイルスソフトをご紹介します。
あらゆるウイルスからスマホを守ってくれるおすすめのウイルスソフト3選
有料のウイルスソフトはウイルスからスマホを守るだけでなく、有害サイトやアプリを検知したり、迷惑メールや迷惑電話などをブロックしてくれます。
その他にも下記のような機能があります。
- 偽ショッピングサイトや偽ネットバンキングをブロック
- SNSでの個人情報の漏洩を阻止
- 危険サイトの検知
- フリーWi-Fiの安全性をチェック
- ワンクリック詐欺やランサムウェアをブロック
- スマホの紛失、盗難対策
- 子どものスマホ使用制限
スマホで起こりうるすべてのトラブルに対応しているのが有料のセキュリティソフトの特徴といえます。
ここでおすすめしているウイルスソフトは、30日間の無料利用ができる無料体験版があるのでまずはお試しで使ってみましょう。
世界シェア1位のノートンセキュリティ
- 年間2800円で1ヵ月あたり233円
- 24時間チャットサポート
- 60日間返金保証
- クレジットカードの不正使用保険
ノートンにはさまざまなプランがあり、契約年数や契約台数によって年間使用料金がぐんと安くなります。
おすすめのプランはパソコンやスマホ、タブレットなど3台まで利用できるデラックスプランです。3台で年間5,480円、3年プランだと14,380円となり1台あたり1ヵ月144円とかなりお得。
それに加えてノートンは、使いやすさ、表示速度の速さでも満足度の高いセキュリティです。
日本で一番売れているセキュリティソフトウイルスバスター
- 3年版で2ヵ月無料で使える
- 年間3065円で1ヵ月あたり255円
- 官公庁や教育機関などでも使われる高い信頼性
ウイルスバスターには初心者向けから中級~上級者向けのプランがあり、自分にあったものを選ぶことができます。
初心者向けと中級~上級者向けの大きな違いはサポートです。
初心者向けのデジタルサポートプレミアムプランは、パソコンやスマホの使い方や周辺機器への接続方法なども電話でサポートしてくれます。
パソコンやスマホに疎い方におすすめのプランです。
安さと使い勝手が良いESETウイルスソフト
- 3年契約や3~5台契約プランが安い
- キャンペーンが頻繁にありお得に購入できる
- ウイルスの検出率が高い
ESETの魅力はなんといってもコスパの良さです。3年版や複数台の端末で利用すると上記で紹介しているノートンやウイルスバスターの半額以下になります。
また、キャンペーンも頻繁に行っているので安く済ませたい方にはおすすめです。
ただし、Androidのセキュリティ面に関しては、ノートンやウイルスバスターに比べやや劣る印象があります。
まとめ ウイルスソフトはパソコンだけでなくスマホにも必須なアイテム
スマホを狙ったウイルスは年々増加傾向にあります。
自分が使っているスマホは大丈夫だろうと思っていても知らない間に個人情報が漏洩していたり、クレジットカードや口座が悪用されるケースは少なくありません。
スマホに感染するウイルスのほとんどが、見抜くことが難しいものばかりです。パソコン同様ウイルスソフトを使ってきちんとした対策を行うことをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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