通勤や通学中の電車内で一番していることといえば、ほとんどの方がスマホの操作ですよね。
SNSやメールをチェックしたり、動画の視聴、オンラインゲーム、インターネットで調べものなど通勤や通学中は何かとスマホを使います。
ですが、スマホを使いすぎるとデータ通信量がかさみ料金が高くなるだけでなく、速度制限になることも…。
速度制限を解除するにはデータ容量を買い足すか、翌月まで我慢するしか方法はないです。
『まだ、1週間もあるのに速度制限かよ…』なんてことよくありますよね。
最近では50ギガなど大容量のデータプランもありますが、通勤や通学で毎日使っている人にとってはそれでも足りません。
そんな時に便利なのがモバイルWi-Fiです。
モバイルWi-Fiと聞くと…
『モバイルWi-Fi欲しいけど、電車や地下鉄では使えないのでは?』
『スマホと同じようにデータ通信量に制限があるんじゃないの?』
このように思っている方もおそらく多いと思います。
光回線とは異なりモバイルWi-Fiは、無線通信のため建物の中や地下など電波が入りにくいデメリットはたしかにあります。
ですが、最近のモバイルWi-Fiはスマホと同じLTE回線を使っていたり、地下鉄など電波の入りにくいところでは駅構内に基地局を設置するなど利用できる範囲が広がっています。
また、スマホとは違い使い放題のプランもあるのでデータ通信量を気にすることなく利用できるメリットもあります。
『でもスマホとモバイルWi-Fi両方もったら高くなるんじゃないの?』
このように感じるかもしれませんが、モバイルWi-Fiを利用することで今よりも通信費をぐっと安くさせることができます。
とはいっても、モバイルWi-Fiならどこでも良いわけではありません。ここでは地下鉄でも利用できるおすすめのモバイルWi-Fiをご紹介します。
もくじ
地下鉄での利用に適したモバイルWi-FiはWiMAXとYahoo!Wi-Fi
モバイルWi-Fiのサービスを提供している会社は数社ありますが、その中でも地下鉄の利用に適していて料金もお手頃なのがWiMAXとYahoo!Wi-Fiです。
それぞれの特徴や料金について詳しく解説していきます。
地下鉄駅構内で多くの基地局があるWiMAX
WiMAXが地下鉄に強い理由は、東京メトロや都営地下鉄、大阪メトロ、名古屋市営地下鉄など都内だけでなく地方の路線にも基地局を設置しているからです。
地下鉄だけでなく、駅のコンコースにも基地局を設置しているので主要駅であれば比較的電波が繋がりやすいです。
万が一圏外になったとしても、LTE回線に切り替えることでスマホと同じ強い電波を利用できます。LTE回線への切り替えは、WiMAXの端末からワンタッチで行えるのでとても簡単です。
ただし、LTE回線は7ギガまでと制限があるので使い過ぎには注意してください。LTE回線をうっかり7ギガ以上使ってしまうとスマホと同じように速度制限にかかります。
スマホが速度制限になると速度は最大128kbpsとなり、Yahoo!にアクセスするのでさえ時間がかかりますし、何よりもストレスが溜まりますよね。ですが、WiMAXの場合、速度制限といっても最大1Mbpsあり、低画質であればyoutubeも視聴できるレベルです。
LTE回線ではない、WiMAXの電波であれば使い放題なので速度制限の心配はほぼ要りません。
ちなみにWiMAXは色々な会社がサービスを提供しているのでどこが良いのか迷うところですよね。
ヤマダ電機やコジマ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店、ソネットやBIGLOBE、@niftyといったインターネットのプロバイダ、その他にも沢山の会社がWiMAXのサービスを取り扱っています。
そのため『WiMAXならどこも同じでしょ?』と勘違いする人も多いです。
WiMAXは、どこで契約しても性能や使えるエリアはまったく同じです。ですが、基本料金や保証、キャッシュバックなど会社によって全く異なります。
うぇぶまにあでおすすめのWiMAXは、とくとくBB WiMAXです。基本料金3,609円~と安い上にキャッシュバックが30,000円以上とかなり高額です。
逆に絶対に契約したらいけないのが家電量販系のWiMAXです。こちらは高額なキャッシュバックを売りにしていますが、基本料金がとくとくBB WiMAXと比べ月額で1,000円から3,000円ほど高くなる設定です。
しかも、キャッシュバックも現金ではなくお店で使えるポイントであったり、不要なオプションの加入が必要だったりとおすすめできない要素が沢山あります。
UQWiMAXなど店舗で契約できるWiMAXもあまりおすすめはできません。
▶参考:【実体験】WiMAXを店舗で契約してこの上なく後悔した過去談
WiMAXの契約はネットからがおすすめです。家電量販店や店舗があるところでは、家賃や人件費などの経費がかかるためどうしても基本料金が高くなります。
LTE回線でスマホと同じ感覚で利用できるYahoo!Wi-Fi
Yahoo!Wi-FiもWiMAXと同様に駅構内に複数の基地局を設置しているので地下でも安心です。駅以外のWi-Fiスポットにもつなげるので圏外になる心配はあまりないです。
しかも、Yahoo!Wi-Fiの電波はPHSから進化した回線なので、建物内ではWiMAXよりも比較的安定して使うことができます。
▶ 建物内で電波の強いモバイルWi-Fiなら603HWがおすすめな理由
ただ、WiMAXと比べてキャッシュバックが少なく、プランがやや複雑で料金が高いのが気になるところです。
多少高くても良いから地下鉄でも途切れることなく使いたい方に向いています。
▶ 外でも安定したネット環境を整えたい方にYahoo!Wi-Fiはおすすめ
Yahoo!Wi-Fiは、アドバンスオプション(月額684円)を必ず付けるようにしてください。アドバンスオプションを付けないとデータ通信量が7ギガまでとなってしまいます。
気になる料金ですが、基本料金3,696円でアドバンスオプションを付けても4,380円となり、WiMAXと比べてもそこまで高くはないです。
ただし、キャッシュバックや割引キャンペーンなどがあまりないため、WiMAXの方がお得感があります。
ドコモのモバイルルーターも地下鉄で使えるが高い
大手キャリアのドコモでもモバイルWi-Fiのサービスを行っていますが、基本料金が高いのと使い放題プランもないのであまりおすすめできません。
ドコモのモバイルルーターは、自分が使う分のデータ容量を選んで利用する仕組みです。
金額も1ギガで4,300円、20ギガで8,400円とWiMAXの約2倍の料金設定です。
モバイルWi-Fiを地下鉄で使うときに知っておきたい注意点
地下鉄でも利用できるモバイルWi-FiとしてWiMAX、Yahoo!Wi-Fiを紹介しましたが、端末によっては繋がりにくくなることがあります。
特に古い端末では、現在の回線の規格と異なってしまうため地下鉄で使いにくいです。
オークションやジャンクショップなどでは古い端末が安く売られていますが、今の規格に合っていないので買わないようにしましょう。
基本的にWiMAXやYahoo!Wi-Fiは基本料金に端末代が含まれているのでわざわざ古い端末を購入する必要がありません。
▶ 中古のモバイルWi-Fiを購入して「激しく後悔」した5つの理由
また、最新の端末でも地下鉄では通信モードを変更しておきましょう。
WiMAX地下鉄で仕事しなすぎるーーー
— UAzumajun3 (@azuma116_24) 2018年6月28日
何も設定せずにいると、いざ使おうというときに「あれ…圏外になる」なんてことになりかねません。
地下鉄で使う時の通信モードは下記のように設定しましょう。
- WiMAX➡ハイパフォーマンスモード
- Yahoo!Wi-Fi➡通常モード
WiMAXは、ハイパフォーマンスモードにすることで電波をキャッチする能力が高まります。
Yahoo!Wi-Fiでは通常モードにすることで通信方式がかわり、LTE回線を使用することで地下鉄内でも電波を受信しやすくなります。
wimaxの電波って地下鉄も入るんだすげー
— とみー🦒 (@g53n__) 2018年6月26日
WX03 WiMAX 2+ 地下鉄駅 Ping 46ms Down 62.57Mbps Up 6.61Mbps pic.twitter.com/HKZikqaA4a
— Jun Shimada (@shimajiro) 2018年6月26日
地下鉄の場合基地局が設置されていても、障害物が多いため通常の状態では圏外になることもあります。ですが、通信モードを切り替えておくだけで快適に使えるようになります。
まとめ 地下鉄で使えるモバイルWi-Fiを持つならWiMAXかYahoo!Wi-Fiがおすすめ
地下鉄でも使えるモバイルWi-Fiは多数ありますが、その中でもおすすめなのがWiMAXとYahoo!Wi-Fiです。
おすすめのポイントはこの3つ
- 地下鉄内に基地局が多い
- LTE回線が使える
- 使い放題プランがある
地下鉄でモバイルWi-Fiを安定的に利用するためには基地局の多さが重要です。加えてLTE回線もあるとより安定します。
それと、毎日の通勤や通学時に利用するわけですから使い放題プランを選ぶようにしましょう。
モバイルWi-Fiが使えるように改善されたとはいえ、地下鉄の中は入り組んでいるため電波が受信しずらい状況です。ノーマルモードでは繋がらない区間もあるので設定を切り替えましょう。
- WiMAX➡ハイパフォーマンスモード
- Yahoo!Wi-Fi➡通常モード
地下鉄内では電波を受信しやすいように設定を切り替えることを忘れないようにしてください。
地下鉄でも本当に使えるのか不安…そんな風に思ったらとくとくBB WiMAXにしましょう。契約から20日以内であればキャンセルできるのでお試しに使ってみたいという人におすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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