田舎ってネット回線がなんとなく遅いとか光回線がいまだに来ていないとかのイメージがありませんか?
でも実際は、光回線のカバー率って90%以上もあってほとんどの方が光回線を使える状況にあります。
回線速度に関してもそこまで大きな差があるわけでもありません。そこでこの記事では田舎におすすめなネット回線を紹介していきます。
もくじ
なんだかんだ田舎でもネット回線は光が一番
田舎でネット回線を使うなら光回線が断然おすすめです。光回線が普及するようになって約10年ほどです。
光回線は、田舎では使えない、回線がきていないなどありましたが現在光回線のカバー率は95%以上となっています。
一部の人の少ない山間部や離島では、未だに光回線がきていないところもありますがほとんどの場所で使用ができるようになっています。
田舎で光回線を使うメリット
光回線のメリットは、その速度です。ADSL回線とは比べ物にならない位のスピードで快適にインターネットを楽しむことができます。
また速度も安定しているので急に重くなったりすることも少なく、高画質の動画や音楽なども十分に楽しむことができます。
▶ 参考:光回線のおすすめ記事一覧
デメリットも田舎だと多い
光回線は、電柱を経由して光ファイバーを自宅に引き込みます。なので電柱までの距離が遠かったりすると工事費が高くなってしまうことがあります。
また田舎だと高齢者が多く、マンションタイプの安い光回線を入れようとしても利用者が少なく戸建てタイプの割高の回線になることもあります。
とはいってもネット回線で光回線以上のものはありません。光ファイバー工事が可能なら光回線が一番のおすすめです。
田舎のネット回線ではADSLも未だに現役
光回線が普及する前に活躍していたのがADSL回線です。今使っている人は少ないですが、以前は光回線よりも利用者が多く、電話回線を使っているので光回線に比べてエリアも広く、金額も安いことで人気が有りました。
最大のメリットは月々の利用料金が安い
光回線に比べて月々の利用料金は安くなります。光回線は、月額おおよそ5,000円ほどしますが、ADSLはプランにもよりますが3,000円~4,000円です。
月額1,000円以上の差があり、年間にすると大きな額になりますね。
安いが安定しないのがADSL
今でも光回線と比べると金額は安いですが、速度面が安定しないのがネックです。ADSLはNTTの基地局から近ければ速度も速く不自由に感じることはありませんが、遠いとその分速度が低下してしまいます
ネットの利用頻度が少なく、月々の利用料金を安く抑えたい方にはおすすめできます。
田舎だと使用できない可能性もあるがモバイルwifiは便利なネット回線
Y!モバイルやwimaxのようなモバイルwifiも田舎には適しています。都会に比べてフリーwifiも少なく、外で仕事をするときなどはとても重宝します。
どこでも使えて回線速度も速い
最大のポイントは、外でデータ通信量を気にしないでインターネットができる点です。wimaxは、データ通信量の規制はありませんが、3日で10GB以上使用してしまうと翌日の数時間のに速度制限がかかります。
ただこの制限は1日で解除できますし、速度制限中も動画など見れるのでそこまで不便ではありません。
同じようなモバイルwifiでY!モバイルなどは通信制限がありますが、それでも月7GBは使用できます。7GBを過ぎてしまうと通信制限がかかり極端に速度が遅くなります。
データ通信量が多い方はwimaxがおすすめです。
使用エリアが狭いのがネック
使用可能なエリアが限られているので注意が必要です。特にwimaxの電波は、使用可能エリアでも携帯電話の電波に比べて波長が短いため建物や山に囲まれると使用できなくなります。
契約する際は、自宅が使用エリアなのか事前に調べるようにしましょう。
田舎過ぎてネット回線がこない場合
光回線のカバー率は95%以上と言われていますが、それでもネット回線がいまだにきていないところもあります。
電話回線などは、国が普及を進めているため採算の合わないエリアでも使用できるよう進めていますが、光回線はそうもいきません。
光回線は引くにはコストがかかるからです。採算の取れないエリアだと後回しにされてしまうことがあります。
ネット回線が自宅に引けない場合の解決策はこちらです。
自費でネット回線を引く
ネット回線の工事を自費で行う場合、NTTなどに依頼すれば行ってくれる可能性があります。
ただし、費用はいくらかかるのかわかりません。
自治体に相談
地方の場合、自治体がネット回線の普及に力を入れているところがあります。あなたのお住まいの地域の自治体にネット回線を引く要望を出すと意外と力になってくれるかもしれません。
集団でNTTに回線工事を要望する
田舎とはいえ、集団でネット回線の要望がくれば、無視はできません。一人だけの要望では、動いてくれない可能性も高いですが、10件、20件とネット回線の要望が増えれば引いてくれる可能性があります。
奥の手は引っ越す
何をしてもネット回線を引いてくれないのなら、引っ越すしかありません(笑)
▶ 地域別回線:【地域別】乗り換えするならココ!引越し先のインターネット
田舎過ぎてネット回線がこないならスマホで代用
ネット回線がないならスマホのテザリングを代用しましょう。スマホをしている方ならわかると思いますが、携帯電話やスマホの電波は速度も速く安定しているのでテザリングするには最適です。
インターネットや動画などストレスなく閲覧できますし、以外と快適です。ただしデータ通信量には限りがあるのでスマホをネット回線として代用する場合は、データ容量が大きなものを選ぶようにしましょう。
ソフトバンクのスマホならギガモンスターがおすすめ
ソフトバンクのスマホをテザリングで代用するなら、使用頻度にもよりますがギガモンスターにするのがおすすめです。
5GBで月額5,000円ですが、ギガモンスターの場合20GBで月額6,000円となりかなり割安です。
20GBをyoutubeで使い切ろうとすると約90時間ほどかかります。一日3時間youtube視聴できますね。
これでも足らないと思う方は、ギガモンスターの30GBが良いと思います。月額は8,000円とちょっと高いですが、自宅にネット回線を引くよりはコスパは良いです。
auのスマホならスーパーデジラを上手に活用
ソフトバンクのギガモンスターと同様のプランです。ただ違うのは余ったデータ容量を次の月にくりこしできる点です。
仮に5GBの契約をしていても、2GBしか使用していないと次の月に7GB使えるようになります。
また家族で余ったデータ容量をデータギフトとしてプレゼントすることもできます。またこの貰ったデータギフトも繰り越しできるので無駄なくつかうことができます。
ドコモのウルトラパックは利用制限があるので注意
基本的にはソフトバンクやauのプランと金額は同じですが、4年以上ドコモを利用している方は、そこからさらに割引になります。
ちなみに家族でデータ容量をシェアできるプランもあり、こちらも4年以上ドコモを利用していれば割引の対象になるのでお得です。
ネット回線と違い携帯やスマホの電波は、各キャリアによって使えるエリアが違いますし、テザリングする場合オプションで費用がかかることもあるので詳しいことは各キャリアのサポートセンターに問い合わせするかショップにいって確認をしましょう。
田舎でネット回線を利用するならライフスタイルに合わせることが大切
ネット回線なら光回線をおすすめしたいところですが、戸建てに光回線を引くと基本使用料金も高くなります。
なので使用頻度に応じてネット回線を選ぶことをおすすめします。
- ネットをフル活用するなら⇒光回線
- たまに使う程度なら⇒ADSL
- 外でも使いたいなら⇒モバイルwifi
- スマホで代用するなら⇒各キャリアのデータ容量を大きくする
上記でも説明したようにそれぞれメリットやデメリットがあるのでそれと考慮した上で選んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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