インターネットをしていると動作が鈍く感じたり、サイトの表示に時間がかかったりすることはありませんか？
特に夜の時間帯に下記のような症状が良く表れるなら要注意です。
- 動画やオンラインゲーム中に動きが鈍くなったり接続が切れる
- 日中はストレスなくインターネットできるのに夜は全然動かない
- スカイプやラインなどのチャットアプリの送受信が遅い
インターネットが遅くなる原因は、さまざまですが今回は夜だけ遅くなる現象についての原因と対策方法をこの記事でご紹介します。これまでずっと遅いまま我慢して使っていた方や原因がわからず何をすれば良いのかわからなかった方のために夜でも快適にインターネットが使えるようにわかりやすく解説していきます。
もくじ
インターネットが夜だけ遅い！その原因とは
オンラインゲームの途中で接続が切れてしまったり、動画を観るためにダウンロードしたままフリーズするなどインターネット回線の速度が遅くなるとストレスになります。
インターネットが遅くなってしまう原因は様々あり、契約している回線の問題や接続しているパソコンとの相性、無線LANルーターなどの周辺機器の故障や不具合など例を挙げると数えきれないくらいあります。
その中でもインターネットの速度を遅くさせる主な要因を取り上げてみました。
利用者の増加で回線が混雑する
インターネットの速度が遅くなる原因として一番多いのが夜間利用者が増えること。利用者が増えると回線が混雑するためプロバイダとの接続に時間がかかってしまい、速度が急激に低下してしまいます。
特にマンションタイプのように1回線で複数の方が使う場合、夜間の時間帯は遅くなることが多いです。そのため高画質での動画視聴が難しくなったり、オンラインゲームも途中で接続が切れてしまうことがあります。
周辺機器の故障や規格外
インターネットを利用する際使う無線LANや有線ケーブルなど普段触れないものですが、故障していたり規格に合わないことがあります。特に無線LANルーターなど細かい規格があり、接続する機器との相性が悪いと速度が遅くなることがあります。
また、普段何気なく使っているケーブルも表面上ではわかりにくいですが中は劣化しているものがあります。突然インターネットが遅くなったと感じたら周辺機器を見直してみることが大切です。
セキュリティソフトの強化によるもの
インターネットをする際自分のパソコンを守るためにセキュリティソフトをインストールしている方が多いかと思います。ウィルスの検出や予防などにとても便利ですが、最近では有害なサイトをブロックする機能や迷惑メール対策、パスワード保護機能など多機能になりその結果、速度を低下させる原因になってしまうこともあります。
また、複数のセキュリティソフトをインストールしている場合、それがバッティングしてしまいパソコン自体の動きを遅くさせてしまう結果になります。セキュリティソフトを複数入れている方は、信頼性の高いソフトを一つだけにしましょう。
本当に夜だけ遅いのかインターネット回線の速度を確認しよう
夜になるとどれだけインターネットの速度が遅くなるのか知るために、サクサク動く日中にインターネット回線の速度を計測しておきましょう。
インターネットの速度が遅いと回線やプロバイダが悪いと思ってしまいがちですが、閲覧しているサイトが訪問者の増加により重くなっていることもあります。
夜だけインターネット回線が遅くなる原因が他にあるかもしれないのでそのためにも、利用しているインターネット回線の速度を知ることが大切です。
光回線として一般的なフレッツ光の速度は下り最大1Gbpsで、世界最速と言われているNURO光は下り最大2Gbpsとなっています。とはいっても最大値の速度がでることほぼありません。
最大値の10分の1、20分の1の速度になることは当たり前で、動画の視聴やオンラインゲームをプレイする場合でも20Mbps以上の速度がでていれば問題ありません。
下りと上りはどんな意味
インターネット回線の速度には、下りと上りがありますが、それぞれ役割が違います。
- 下り…インターネットの閲覧や動画の視聴、データのダウンロード、メール受信など
- 上り…データのアップロードやメール送信など
ほとんどの方が上りよりも下りの速度のほうが重要です。インターネット上のWEBサイトの閲覧やyoutubeなどの動画の視聴など下りをメインに利用しているので速度が遅いか早いか調べるときは下りの速度に注目しましょう。
速度の計測の仕方
インターネット回線の速度計測は簡単です。計測できるサイトはいくつかありますが、下記の2つがおすすめです。
BNRスピードテストのほうは、サイトにアクセスして測定開始ボタンを押すだけです。fast.comの方は、簡易的ですがアクセスするとすぐに速度を計測してくれます。
計測する時間は、日中と夜の遅くなる時間帯
インターネットの速度を計測する時間は、日中と遅くなる夜の時間帯の2つです。この2つの時間を測定することでどのくらいの差があるのかわかります。
日中と夜の差があれば、回線かプロバイダに問題があることになりますが、あまり差がないときは他の要因で速度が低下している可能性があります。
ただし、日中と夜ではインターネットの利用者数が違うため夜の時間帯は回線速度が下がる傾向にあります。日中50Mbpsだったのが夜は20Mbpsに速度が落ちることは良くあることです。
ですが10Mbps以下の速度になってしまうとインターネットをしていてもサイトの表示に時間がかかったり、動画やゲームをしていても途中でフリーズしてしまいます。この場合回線やプロバイダの変更が必要になります。
日中と夜の速度があまり変わらない場合
日中と夜の速度があまり変わらなくて夜だけ遅いときは、閲覧しているサイトがなんらかの原因で重くなっている可能性が高いです。
特に夜はインターネットを利用する人が多く、サイトによってはアクセスの増加でサーバの容量が足らなくなり表示速度が遅くなることがあります。
こちらの回線速度が速くてもアクセス先の応答が鈍くなるため遅く感じてしまうことがあります。その場合、サイト側に問題があるためこちら側で何か改善することはできません。
夜だけ遅いインターネット回線を改善するには
日中と夜の速度の差が明らかにある場合は、インターネット回線とプロバイダを変更するのが一番の改善方法です。
CATVを使っている場合
以前は光回線よりも速いと言われていましたが、加入者の増加に伴い速度が低下している可能性があります。ケーブルテレビ大手のJ:comでさえ下り最大320Mbps、光回線の3分の1以下です。
私も使っていたことがありますが、夜の時間帯は5Mbps以下の速度になることもありYahooを開くのさえ時間がかかりました。
CATV系のネット回線は、アップグレードすると光回線に変更できます。基本使用料は上がりますが、遅い回線でストレスをためるよりもマシですね。
▶ あわせてどうぞ：ネット遅すぎ！マンションがjcomだった時のおすすめの対処法
マンションタイプの光回線を使っている場合
光回線でもマンションタイプは、速度が遅くなる傾向があります。特にマンションタイプは、1回線で複数の方が使うための夜の時間帯は混雑します。
また、オプション機能のひかり電話やフレッツTVを優先する仕組みなのでマンション内でこれらのオプションを使っている方が多いと余計に遅くなります。
マンションタイプの場合は、回線を変更するのは難しいのでプロバイダの変更が一番良い改善方法です。
戸建て用光回線を使っている場合
マンションタイプに比べて戸建て用の光回線は、速度が出ると言われていますが周辺地域の方が同じ回線を使っている場合どうしても遅くなってしまいます。
改善方法としては、回線やプロバイダの変更が一番効果的です。現在フレッツ光の回線を使っていて遅いと感じるならNURO光の回線がおすすめです。
SNS上の口コミでもNURO光は速いと話題です。
NURO速い！
WiFiでこれかよ！ pic.twitter.com/azS4edfgww— 浦和レッズカンペオン (@goredsgo51) 2017年5月9日
さすがnuro速いっすねww pic.twitter.com/iU4Ana5mS0
— 梅ガム (@Umegamu0283) 2016年6月10日
ただ、利用可能のエリアが関東と関西地区限定なのがネックです。
まとめ インターネット回線が夜遅いときは原因を特定しよう
インターネット回線が夜遅くなるのは普通のことです。ですがまともに使うこともままならないときは、周辺機器のチェックや接続先のパソコンに何か不具合がないか調べましょう。
それでも速度が改善されずストレスや不満を感じるようでしたら回線やプロバイダの変更をおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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