毎月のスマホや携帯電話代が安くなると思っていざ、格安simに変えてみたら…。ほとんど変わらない!むしろ高くなった!という方の意外と多くいらっしゃいます。
何故格安simを使っているのに損をしてしまうのか、得する使い方とは何かについて説明します。
もくじ
格安simのシステムを知らないで使うと損をする
やっぱり格安SIMの欠点は通話料が高いところですよね
LINEとかSkypeとか050使うのもいいですけど、やっぱりちょっと不便ですからね— taka≒maxxis (@Ready_for_Dream) 2017年8月30日
友人知人から、格安SIM実際どうよ?的な相談はここ2年でわりとされてきたけど、情弱っぽい人には「確かに安くはないけどデメリットも多いよ。通話料高いしキャリアメールなくなるしいざという時にサポートも受けられないし端末保証もないし」と、あえてこっち側に来ないように回答してる。
— ひらりー・のぶ (@_herally_nob_) 2017年8月28日
一般的に格安simは、大手キャリアと比べて3分の1~半分くらいの料金になると言われています。一番安いプランでは、1,000円以下の基本使用料金で使えることもあり、若い世代を中心に人気があります。
そんな格安simで何故損をしてしまうのか具体例を出して解説していきます。
通話が多い
格安simは基本的に通話料金が高いです。また基本使用料に無料通話が含まれていないプランがあり、そのようなプランで通話すると大手キャリアよりも高くなってしまうことがあります。
大手キャリアの料金プランには、一番安いプランであっても少なからず無料通話がついています。またプランによっては国内通話が無料だったり、10分以内であれば何度かけても無料などあり、通話料金があまりかからないようになっています。
一方格安simの通話料金は、平均30秒で20円ほどです。1分40円となり仮に1ヶ月1時間の通話をしたら2,400円かかることになります。大手キャリアと同じように通話をするとその分料金が増えていくので通話の多い方が格安simを使うと損をすることになります。
SMSを頻繁に使うのはNG
番号だけでメールが送れるSMSはとても便利なものですが、格安simで利用する場合は、1通3円~の料金がかかります。
604文字以上のSMSを送る場合30円、海外に送る場合1通で100円ほどかかります。1通の金額はそこまで高くありませんが、仮に70文字以下のSMSを1日10通のやり取りをしたら月に900円かかる計算になります。
SMSを利用する方の中には、仕事や子供の幼稚園、学校などの連絡網として使用する場合もあると思いますが、多人数に文字数の多いSMSを送ると格安simでは損をするシステムになっているので注しましょう。
損をしない格安simの利用方法
格安simを利用するなら今まで使っていたキャリアのプランと似ているものを選ぶと損をしにくくなります。
通話料が高い方は無料通話があるプランにする
通話料が多い方は、無料通話がある格安simのプランを選ぶかアプリなどを使って通話料金の安くするなどの対策をしましょう。
UQmobileでは、10分以内の通話なら何度かけても無料のプランもあり上手く活用することで安く利用することができます。
データ通信量が高い方は大容量プランか無制限プランに変更
データ通信量が多い方は、無制限プランのある格安simを選ぶか20GBや30GBの大容量プランにするようにしましょう。
SMSを使うよりラインなどの無料アプリを使う
番号だけでメールができるSMSは便利ですが、1通送るたびに3円~30円かかります。1日1通であればそこまで負担になることはありませんが、10通以上使うようであればラインなどの無料チャットアプリを使うようにしましょう。
格安simで損をしないためにはプランを見直すことが大切
せっかく格安simにしたのに期待していたほど安くならなかった時は、料金プランを見直すことも必要です。余計なオプションや必要以上のプランになっていることがあります。
データ通信容量を見直す
格安simの基本使用料金は、大手キャリアと比べると桁違いに安いです。そのためこれまで使っていたプランよりデータ通信量が多いプランを選んでしまう方がとても増えています。
データ通信量が大きくなればその分基本使用料金は上がります。毎月データ通信量が余るなら1ランクか2ランク下げたプランにしましょう。
自分から電話をかけないなら無料通話なしを選ぶ
格安simとはいえ無料通話やかけ放題があるプランは、基本使用料金がやや高めです。通話を良く利用する方なら便利なプランですが、そこまで通話をしないのであれば無料通話のすくないプランにして料金を下げましょう。
オプションは割高なので不要なものは外す
格安simには沢山のオプションがあります。サポートや保証、セキュリティなど用途はさまざまです。
必要な方にとっては、便利なオプションですが中にはまったく使わないものもあります。利用していないのにもかかわらず毎月数百円かかるわけですから無駄ですよね。
あると便利だと思うオプションもありますが、契約して3ヶ月間1回も使わないオプションに関しては不要なので解約しましょう。
現在使っているスマホが2年未満だと格安simにすると損をする可能性がある
大手キャリアのスマホを使っていて契約から2年未満だと乗り換え時に違約金や機種代の残金を一括で支払うことになる可能性があります。
違約金は大体1万円程度で機種の残金は、何を使っているかによっても異なりますが解約するにはこれらを一括で支払わなければなりません。
また、大手キャリアで購入したスマホや携帯電話は、simロックされているので格安simを利用する場合、simロックを解除する必要があります。
ですが、新規購入や機種変してから間もないとsimロックの解除を行なってくれないことも多いので、格安simに乗り換える前に今お持ちのスマホや携帯電話がsimロック解除できるか確認しましょう。
ドコモ | 0120-800-000 ドコモの携帯電話からの場合 (局番なし)151 |
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au | 0120-911-984 |
ソフトバンク | 0800-919-0157 |
問い合わせをする場合、一度で済むようにご自分の番号と機種名、暗証番号を用意しておきましょう。
その他にも、今お使いのネット回線がスマホと同じキャリアの場合現在受けている割引が受けれなくなります。
特にauやソフトバンクは、スマホ1回線につき毎月最大2,000円と割引額も大きいです。乗り換えするとこれらの割引が無くなるわけですから、最低でも毎月2,000円以上安くなるような格安simのプランを選ばないと損をしてしまいます。
まとめ 格安simにして損をしないためには
格安simは、大手キャリアと比べるとかなり安くなります。安いプランであれば、1ヶ月1,000円以下から利用できますし、通話やインターネットを頻繁に利用する方でも大手キャリアの半分以下の料金になります。
ただ、上記でもお話ししたように自分に合わないプランを利用しているとあまり安くならなかったり、逆に高くなり損をしてしまうケースもあります。
月々の料金を安くするために格安simにするわけですから、料金プランやオプションなどは慎重に選ぶようにしましょう。
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