WiMAXといえば、下り最大440Mbpsとモバイルwifiでは最速です。
フレッツ光などの固定回線の速度が下り1Gbpsなので光回線と比べても遜色ありませんし、使い放題のプランもあってとても便利です。
ただ、回線が不安定になることもしばしばあり、電波が悪くて速度が遅いなんて話もよく聞きます。そんなWiMAXの速度を速くする方法がないのか調べてみました。
もくじ
速くする方法はWiMAX公式サイトに記載されているけどお金がかかる
せっかく手にしたWiMAXが遅かったらがっかりしませんか？外出先なら場所を移せば速度が改善しますが、自宅で使うために契約して遅かったら悔やみきれません。
公式サイトでは、速度が遅い時の対処法などを記載していますが、それでも改善しない場合クレードルを使うことを推奨しています。しかし、クレードルを使うにも費用がかかりますし、仮に使っても速度が改善しなかったら余計にがっかりします。
お金をかけずに家にあるもを使ってWiMAXを速くする方法がないのかネットの情報を頼りに調べてみました。
ネット上で話題のWiMAXの速度を速くする方法を試してみた
WiMAXを速くする方法で検索すると色々な情報があります。中には胡散臭いものもありましたが、ネット上でも多く取り上げられている方法を実際に試してみました。
用意するものはこちら
- アルミホイル
- ボウル
たったこれだけです。ほとんどの家庭にあるものですし、無くても100均で揃うものばかりなのでクレードルを買う前に試す価値はあると思います。
アルミホイルだけで速度アップ
WiMAXのそばにアルミホイルを置くことで電波の感度が良くなるという情報が多くあります。
アルミで #WiMAX とWi-Fiの電波を良くする工夫のやり方を俺なりに実践してみた（ ﾟ∀ﾟ ）とりあえず今あるもので即席で作ってみただけだけど、たしかに良くなった！ pic.twitter.com/necEFUa3DY
— ピザでんち＠テキトーギターYouTube (@tpizzer) 2017年6月9日
今年一番の喜び
WiMAXのアルミ皿巻きもっとはやく実践してればよかったです pic.twitter.com/UbfrMCqY7U
— 鏡華燐(社畜(新人は私以外辞めました (@nonokusu) 2016年6月20日
アルミホイルは、電波を反射させるのでWiMAXの周りを囲うように置くと周辺の電波を拾いやすくなるとのことです。では、実際に試してみます。
設置手順は説明するまでもありませんが、一応書いておきます。
- WiMAXを窓際などの電波の受信が良いところに持っていく
- 用意したアルミホイルを適当な長さで切る
- 切ったアルミホイルをWiMAXを囲うように設置する
たったこれだけです。アルミホイルの向きは主に窓側に向けるようにしましょう。向きを逆にするとアルミホイルが電波を遮断するので受信感度が悪くなることがあります。
何もしていない時の速度がこちら
アルミホイルの上に置いた時に測定したのがこちら
微妙ですが少し速度が上がっていますね。でも誤差の範囲のような気もしますが・・・それとアルミホイルは、電波を反射させるのでWiMAXや携帯を包むと圏外になるのでご注意ください。
自作のパラボラアンテナで速度改善
パラボラアンテナといっても家にあるボウルを使ってアルミホイルよりも効率よく電波を拾う方法です。
WiMAXのルーターを
アルミでぱらぼらアンテナ風なもので囲んで外置いたら
電波よくなるってネットで見て
やってみたら
ホントだった！
がぜんサクサク‼︎#WiMAX#Wi-Fi#電波改善#嘘だと思うなら試してみて pic.twitter.com/AedPMO86wy— オオトモケイコ (@keiko_orange_tw) 2017年7月8日
アルミボウル製WIMAXパラボラアンテナ！ pic.twitter.com/NrjLI83d4X
— 加藤【A/Tさん応援！】哲史 (@ufc_pride_dream) 2016年8月25日
今回はアルミボールの中に入れて速度を測ってみますね。ネット上では、4倍速くなるという報告が多くありますが、すでに下りの速度が約90Mbpsあるのでこれの4倍だと360Mbpsになる予定です。
ちなみにWiMAXの最大速度が440Mbpsなので4倍になるとしたらそれに匹敵する速度になります。
パラボラアンテナっていうかもうただのボウルですね。では測定してみます。
若干速くなった感じですね。でも、これも誤差の範囲。ボウルが大きければ大きいほど電波の受信感度が良くなるため速度が上がるという情報もありましたが、本当かどうかはわかりません。
結果
元々WiMAXの電波が良いところでは、アルミホイルを試そうが自作でパラボラアンテナを作ろうがあまり変わらないということが分かりました。
試すなら電場状況の悪いところで測定しないと正しい検証ができないですね。ただ、ツイッターや2ちゃんねるなどでは、速くなったという報告がかなりあるので速度に満足できていない方は一度試してみる価値はあるでしょう。
WiMAXの速度制限時は、今回紹介した速度アップ法はまったく役に立たない
ネット上で話題の速度をあげる方法も、速度制限時に試してもまったく意味がありません。速度制限は、WiMAXが混雑回避のために制限しているものなので電波状況を良くしたところで何も変わりません。
使い放題のプランであれば、翌日の2時なると自動的に速度制限が解除されますが、7ギガのプランの場合翌月まで速度制限がかかってしまいます。速度制限を解除したいのであれば、使い放題のプランに変更するしか方法はありません。
なんだかんだクレードルがWiMAXを速くする方法では最適
電波の受信感度を上げたい場合やWiMAXの使い勝手を良くしたいなら、別売りのクレードルを使うとやはり便利です。クレードルを使うことのメリットを紹介します。
電波の受信感度が良くなる
アルミホイルやボウルの必要もなく全方位からの電波を受信することができるので安定した速度を保てます。
サイドのウィングがアンテナの役割をしている
クレードルのサイドにあるウィングは、アンテナの役割をしているので効率的に電波を受信できる仕組みになっています。またクレードルは充電器の役割もあるので使いながら充電できるのは便利です。
有線接続でさらに速度アップできる
クレードルの後ろにはLANケーブルの差し込み口があり、有線接続が可能になります。
無線に比べて有線接続は、速度が上がるだけでなくwifiが受信できないパソコンにも繋げることができるようになります。
とはいえクレードルは、機種によっても金額が異なりますが、2,500円～3,500円ほどするのであまり使用しない方にとっては無駄な買い物になります。次のような方にはクレードルは必要ありません。
- WiMAXの速度が安定して50Mbps以上出てる
- パソコンがwifi接続できる
WiMAXの速度は最大440Mbpsですが、50Mbps以上の速度が出ていれば動画やオンラインゲームなどもストレスなくできるのでクレードルは不要です。
逆に次のような方はクレードルを購入した方が良いです。
- 速度が安定しない
- 有線接続したい
- 充電スタンドがほしい
- 自宅でもWiMAXを使う
クレードルを使う事で通信エリアが最大40％アップするので電波の受信感度が悪いところでは、やはり最適です。
絶対に必要なものというわけではありませんが、WiMAXの速度が遅いままずっと使うのであればクレードルを購入して少しでも速いインターネット環境を作るほうがストレスも溜まりませんし、仕事や調べものをする時など効率も良いです。
特にWiMAXの速度が50Mbps未満で安定していないのであればクレードルの購入を検討することも必要かもしれません。
ちなみに、WiMAXのクレードルはamazonで購入する方が公式よりも安いので、ご自身の機種のクレードルを一度探してみましょう。
＞amazonでクレードルを確認
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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