ドコモやau、ソフトバンクなどのスマホを利用していると、毎月のスマホ代が10,000円を超えることも珍しくありません。
しかもスマホ代は、そんなに利用していなくても毎月結構かかります。高いとは思いつつもプランの変更や見直しをせずに何ヶ月も経ったままになっていませんか?
中には、プランの変更や見直しをしたいけど、ネットで調べても料金体系が複雑すぎて分かりにくく断念してしまう方も多いはずです。
とはいっても大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクではプランを見直したところで節約できる金額は2,000円程度です。でも、どうせ節約するなら今利用しているスマホ代を半分くらいまで抑えたいですよね。
そんなわけでこの記事ではスマホ代が高いと感じている方のために毎月の利用料金を半分以下にするとっておきの方法をご紹介します。
もくじ
スマホ代を半分以下に節約したいなら格安SIMに乗り換える
格安SIMと聞くと「何それ?」「粗悪品そう…」「安かろう悪かろうでしょ」などよく分からなったり、あまり良いイメージがなかったりすると思いますが、実際に使ってみるとかなり便利です。
現在格安SIMを取り扱う業者は50社以上あり、利用者も年々増加しています。以前は、スマホ代にお金をかけられない学生に人気でしたが、最近では大手キャリアから乗り換える方が多く、幅広い世代の方が利用しています。
ドコモやau、ソフトバンクなど独自の通信回線を持っている会社から通信設備を借りてサービスを提供しているのが格安SIMです。大手キャリアとは違い、設備投資や維持費、人件費がかからないことで格安にサービスを提供できることから格安SIMを呼ばれるようになりました。
ちなみに独自の通信回線を持つ大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクは、MNO(Mobile Network Operatorの略)と呼ばれ、日本語に訳すと移動体通信事業者という意味です。
格安SIMは、MVNO(Mobile Virtual Network Operatorの略)と呼ばれています。独自の回線を持っていないのでMNOにVirtualの単語が足されてMVNOと言われます。日本語に訳すと仮想移動体通信事業者という意味になります。
大手キャリアのスマホから格安SIMに乗り換えることでどのくらい安くなるかというと約半分~3分の1程度の料金になります。
格安SIMを提供している業者によっても料金は異なりますが、通話もほとんどしないでインターネットも自宅のwifiを繋ぐ方なら1,000円以下で利用できるプランもあります。
格安SIMならスマホ代を半分以下に節約するのは簡単
ドコモ | マイネオ |
---|---|
基本料金2,700円 (かけ放題含む) + 接続料300円 + データ通信量 3,500円 |
基本料金+データ3GB 1,600円 + かけ放題(1回10以内) 850円 |
6,500円 | 2,450円 |
かけ放題でデータ通信量3GBとほぼ同じ内容でも4,000円以上の差があります。格安SIMに乗り換えるだけで年間48,000円の節約ができるのは大きいです。
格安SIMのかけ放題プランは、オプション扱いになっているので別途料金がかかりますが、それでも大手キャリアと比べると半額以下で利用出来ます。
格安SIMを購入する時に抑えておきたいポイント
大手キャリアから格安SIMにする際に抑えておきたいポイントをご紹介します。
- 現在利用しているスマホが利用できるかチェックする
大手キャリアで販売されているキャリアは、格安SIMでも利用できることが多いですが、稀に動作不良を起こすことがあります。なので格安SIM業者のHPにて自分が利用しているスマホが利用できるかチェックしましょう。
- 現在利用しているキャリアの格安SIMだと乗り換えが楽
格安SIMは、ドコモ、au、ソフトバンクから回線を借りています。つまり、ドコモユーザーの方であればドコモの回線を借りている格安SIMであれば、SIMカードだけ入れ替えればすぐに利用ができます。
▶ あわせてどうぞ:ドコモユーザー必見!SIMロック解除不要の格安SIM10社比較
▶ あわせてどうぞ:auのスマホがそのまま利用できる安くておすすめの格安SIM
ドコモやauの格安SIMは沢山ありますが、ソフトバンクの回線を利用している格安SIMは数社しかないため、ドコモやau回線の格安SIMを使うにはスマホのSIMロックを解除する必要があります。
- 格安SIMは安さだけ選んではいけない
大手キャリアでは、留守番サービスや転送、SMSなど利用できますが、格安SIMでは対応していないサービスもあるので安さを重視して選んでしまうと失敗することがあります。
また通話を良くする方は、かけ放題プランがある格安SIMを選ばないと通話料が高くなってしまいます。スマホ代を節約したくて格安SIMに乗り換えたのにも関わらず却って高くなることがあります。
格安スマホの通話料 |
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30秒/20円 |
月に60分話すとそれだけで2,400円の通話料金がかかるので通話が多い方はかけ放題のオプションを付けるようにしましょう。
通話品質はキャリアと同等だが通信速度は劣る
よく勘違いされてますが、格安SIMの通話品質は大手キャリアとほぼ同じです。また通話エリアも同じなので格安SIMにしたからといって圏外になったりすることもないです。
ただし通信速度は、大手キャリアと比べると遅く、不安定です。回線が混雑するランチタイムや帰宅時間の17時以降はスマホを利用する方が増えるので通信速度は遅くなります。
格安SIM | キャリア |
---|---|
平均10Mbps前後 | 30Mbps以上 |
5Mbpsあれば動画コンテンツやオンラインゲームもできるので格安SIMでも不便ではないです。ですが、混雑する時間帯では1~3Mbps前後になるため、スマホでインターネット通信を頻繁にする方はストレスに感じることもあります。
契約する前に知っておきたい格安SIMの基礎知識
格安SIMを契約する前に知っておきたい知識や気を付ける点、お得に申し込む方法など簡単にご説明します。
- 格安SIMはどこで契約するの?
大手キャリアは、店舗で契約するのが一般的ですが、格安SIMは、店舗数が少ないためネット申し込みする方が多いです。家電量販店などでも契約することはできますが、取り扱っている格安SIMが少ないのであまりおすすめできません。
ネット申し込みであれば、自宅で気軽に行なえSIMカードを郵送で受け取れるので楽です。
- サポート面は大丈夫?
格安SIMのサポートは基本的に電話やメール、チャット対応です。実店舗が少ないことでサポート面に不安を覚える方がいますが、まったく問題ありません。
大手キャリアのスマホを利用していてもサポートに問い合わせすることは年に何回もあることではないですし、格安SIMでは電話での対応に力を入れているためそこまで心配する必要はありません。
- 格安SIMと格安スマホはどう違うの?
格安SIMは、スマホの中にあるSIMカードのことを指します。格安スマホは、SIMフリースマホとSIMカードのセットのこと指しています。
スマホをお持ちでない場合は、SIMフリースマホをセットで購入するようにしましょう。SIMフリースマホの価格帯は性能によって変わりますが、最新機種でなければ1万円台から購入ができます。
- キャリアメールが使えないの?
~@docomo.co.jpや~@i.softbank.jpなどのメールアドレスは利用できないです。なのでスマホのアプリでGmailやYahoo!mailで代用しましょう。
▶ あわせてどうぞ:格安SIMに乗り換えて後悔しないために知っておきたい10のこと
スマホ代を節約するためには格安SIMへ
毎月のスマホ代が節約されるだけ年間の収支は大分違います。10,000円かかっていたスマホ代が格安SIMに乗り換えて5,000円になっただけでも年間60,000円の節約になります。
もし4人家族で全員が格安SIMに乗り換えたら60,000円×4で年間240,000円の差がでます。電気代やガス代、水道代などどんなに節約しても240,000円にはなりません。
スマホを格安SIMにするだけでこれだけの大きな節約ができるのは凄いことです。スマホ代が高いと感じるならこれを機に格安SIMへの乗り換えを検討してみてはどうでしょうか。
正しい選び方とおすすめ格安SIMは下記からどうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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