「ギガ」と言ってもデータ容量ではなくて通信速度のお話。
2019年1月に発売した新機種で、WiMAXの最大速度が1ギガ超えの「最大1.2Gbps」に対応!
1ギガと言えば、今までは固定回線の「光回線」だけだったのに、モバイル端末がついに1ギガ超え……凄い時代になりました。
ただし、今まで発売しているすべての機種が一気に速くなるわけではありませんから注意が必要です。
対応しているのは、新発売の機種と一部のエリアのみ。
※エリアは順次拡大していきます。
外で手軽に最大1ギガの通信ができる端末を持ち歩けるのは凄いこと!
動画を視聴したり、携帯ゲーム機でオンラインプレイをしたり、色々なことが今まで以上に捗りそうです。
今回は、WiMAXの1.2Gbps対応の最新機種とエリアについて、使うときの注意点について確認してみましょう。
もくじ
WiMAXの1ギガ対応機種は「W06」と「HOME L02」の2機種
最新の高速通信に対応しているのは、新発売のW06とHOME L02という2機種です。
基本的には今までのWiMAXの機種と変わりませんが、大きく変更になった点をピックアップしてご紹介します。
最大速度を出すにはUSB接続が必須!Wi-Fi接続時は最大867Mbps
まず、この2機種が1.2Gbpsの速度を出すためには、USB-CでWi-Fiルーターと端末(パソコンやスマホ)を接続する必要があります。
でもパソコンならまだしも、スマホをWi-Fiルーターに有線で接続しながら使うなんて、あまり現実的ではありませんよね?
ワイヤレスのWi-Fiで使う場合の最大速度は867Mbpsです。
これは、WiMAXの電波とauの4GLTEの電波を一緒に利用する「キャリアアグリゲーション」というシステムを使うことで実現する速度です。
キャリアアグリゲーションって何?という時はこちらの記事も参考にどうぞ。
ただし、これらの数字は「システム上の最大速度」なので、実際に使った時にはそんなに速度は出ません。
光回線が1ギガと言いながら、そこまでは速度が出ないのと一緒です。
公式サイトには「2019年1月25日時点では、東京都、埼玉県の一部エリアで提供します。対象エリアは今後順次拡大予定です。」このように記載があります。
最初は関東の一部地域からスタートして、少しづつエリアを拡大していく予定のようです。
関東近郊にお住まいで、ちょうどWiMAXの新規契約や機種変更を検討していた人にとっては嬉しいですね。
電波の受信感度が20%アップで電波が弱い場所でも繋がる
今までのモバイルルーターよりもパワーアップした「高性能ハイモードアンテナ」を搭載しているので、基地局からの電波をキャッチする力が強くなっています。
WiMAXを使っていると
- 微妙に電波の入りが悪くて速度が出づらい
- 圏外ではないけどネットが遅い
このようなシーンに出くわすことがあります。
最新アンテナを搭載したW06であれば、今まで繋がりにくかった地域やお店などでも快適にインターネットに接続できる可能性があります。
また、Wi-Fi TXビームフォーミングという、簡単に言うと電波を狙い撃ちしてくれる機能を搭載しているので、電波の弱めの場所で使う際に適した端末と言えます。
モード自動切り替えやスマホアプリの操作にも対応
次の章でも書きますが、WiMAXは使い放題のギガ放題プランでも「ハイスピードエリアモード」というauの4GLTEの電波を同時利用している際には7GB制限があります。
少しややこしい話ですし、この点を勘違いしている利用者も多いため、以下の記事で詳細は詳しく解説しています。
うっかりモードの切り替えを忘れて速度制限にかかった……。
なんてミスを無くすために、W06ではモードの自動切り替え機能があります。
ギガ数がギリギリになってきたら、自動的に使い放題の方の電波(WiMAX2+のみ)に切り替えてくれるので安心です。
また、スマホアプリの「HUAWEI HiLink」をインストールしておくと、スマホからWi-Fiルーターの設定や利用しているギガ数などを確認できるようになるので便利です。
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1.2Gbps対応なのは「ハイスピードプラスエリアモード」だけ
先ほども触れましたが、1.2Gbpsに対応しているのは、ハイスピードプラスエリアモードだけです。
簡単に書くとW06に搭載された機能をすべてフルに活用した状態です。
この状態で利用するとかなりサクサクとインターネットに接続できますが、データ容量に制限があるのが悩ましいところ。
こちらの制限については利用前に必ず理解しておきましょう。
注意すべきは月間7GB制限※ギガ放題でも制限あり
詳しくは「au 4G LTEを使えるハイスピードプラスエリアモードの7GB制限について」で確認して欲しいですが、フルパワーのモードで使い続けると使い放題の電波も道連れで制限がかかります。
なので、基本的には超高速モードはWiMAXの電波が入らない場所で利用すると限定しておくのがおすすめです。
W06に関しては自動的にモードを切り替えてくれる機能があるので、知らない間に制限がかかっているといったミスはなくなると思いますが、せっかくauの電波を使えるので普段使いで消費せずにいざというときのために温存しておくのが良いでしょう。
動画視聴をするなら5〜25Mbpsの速度が安定的に出ていればOK
え?じゃあそんなに速度出ないんじゃないの?
そう思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
ここまでで書いた通り、W06とHOME L02は最新機種なので、電波の安定感も古い機種に比べて格段にパワーアップしています。
実際、データ容量の大きな動画視聴の場合は5〜25Mbpsの速度が安定的に出ていればストレスを感じることはありません。
通常画質 | 3Mbps |
---|---|
HD画質 | 5Mbps |
4K画質 | 25Mbps |
目安ですが、この程度の速度が出ていれば問題ありません。
外でモバイルWi-Fiに接続して動画を観る場合であれば、5Mbpsを下回ることなく安定して速度が出ていれば、電車や車の移動中でも快適に使えますよ。
ちなみにこちらが、私の所有しているWiMAXの実測結果です。
もっと速度が出ることもあり(100Mbpsなど)エリア内であれば非常に優秀です。
動画視聴やオンラインゲームなどに活用して個人的にはかなり満足しています。
1ギガ対応のWiMAXを最安で手に入れる(新規・機種変更)方法
最新機種を手に入れるなら、店頭ではなくWEBキャンペーンを利用するのが基本ですが、せっかくWiMAXを手に入れるなら1番安くしてくれる代理店、プロバイダ経由で契約するのがおすすめです。
【総額最安】知名度も人気もナンバー1の「GMOとくとくBB」は高額キャッシュバックが魅力
ネットでWiMAXのキャンペーンについて調べると、真っ先に出てくる「GMOとくとくBB」という名前。
これは無理矢理な営業でもなんでもなく、実際に1番安いキャンペーンを開催しているから人気が高いのです。
詳しくはWiMAXのキャンペーン比較表を見ていただきたいですが、3万円以上の高額キャッシュバック+月額割引を受け取れるので契約する上で大きなメリットですよね。
WiMAXも1ギガの速度を超える時代到来!モバイルWi-Fiを持ち歩こう
ついにモバイルWi-Fiも1ギガを超える速度を実現してきました。
これから5Gが実現されたり、NURO光やauひかりのように5Gや10Gを超える通信速度のサービスが増えてくると思うとワクワクします。
スマホがこの10年で私たちの生活をガラリと変えたのと同じように、これから色々な物やサービスがインターネットと連携してどんどん便利になっていくものと予想されます。
そうなると、データ通信容量も大きく膨らんでいくので、高速通信サービスも必要不可欠となってきます。
ネットを使っている時に速度が遅くて、ずっと読み込み中のマークがくるくるしてるとイライラしますよね。
↑こいつ…
使い放題でサクサクつながるWiMAXを持ち歩いて、ギガ数と料金の節約をしちゃいましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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