人気のWiMAX機種比較!Speed Wi-Fi NEXT W04とWX03の違いは?

パソコンとスマホとキーボード

WiMAXを申し込もう!と決めたものの、どの機種にすればいいのか迷っていませんか?

2017年10月現在、WiMAXの最新機種はSpeed Wi-Fi NEXT W04とWX03の2つです。どちらも下り最大速度400Mbpsに対応しているけど、何が違うの?とお悩みの方へ、今回はWiMAXの人気2機種の比較をしてみたいと思います。

どちらの機種を申し込もうか迷っている方は、ここを読めば自分にどちらの機種が合っているのか導きだせますよ!

最新機種WX04発売!

2017年11月1日にWX03の後継機、WX04が発売されたのでこのページの下に追記しておきます!

一気に移動するなら「WX04の詳細へ移動」を押してください。




Speed Wi-Fi NEXT W04とWX03の違い一覧

まずはこの2機種の主な違いについて比較してみます。

W04 WX03
連続通信(Wi-Fi) WiMAX2+:390分
LTE併用:260分
セーブモード:630分
WiMAX2+:440分
エコモード:740分
連続待受(休止状態) 850時間 1,100時間
対応ネットワーク WiMAX2+
au 4G LTE
WiMAX2+
重さ 140g 110g
製造元 HUAWEI NEC

2機種を比べた時の大きな違いは、W04はauの4GLTEの電波に対応しているという点です。月額に別途1,005円をプラスする必要がありますが、auのLTE電波もキャッチして、より広いエリアで通信を行いたいという人に向いています。

その他の連続待ち受け時間や通信時間にはそれほどの差はありません。私はWX03を愛用していますが、バッテリー節約のためにエコモードで使用している事も多いです。最大通信速度は110Mbpsまで低下するのですが、それでも十分な使い心地でスマホやパソコンを繋いでいても、携帯ゲーム機でネット対戦をしていてもラグを感じることはありません。

740分=12時間ですから、あくまで理論値ではありますが、1日外で活動している間は電源をつけっぱなしで鞄に放りこんでおける計算になります。実際私はそのように使用しており、スマホをWi-Fiに繋げて使用しているのですが、朝フル充電の状態で出掛けて、夜に帰宅するまでそのまま問題なく使えています。

また、バッテリーの消耗を抑えたい場合はBluetoothでテザリング機能を使ってスマホを繋げることができます。このモードを使えば大幅にバッテリーの持ちが良くなるのですが、速度は大幅に低下します。(体感的に結構遅いです)なので、本当にバッテリーが危険なとき以外は使うことはあまりないです。

重さはどちらの機種も150g以下なので、それくらいの荷物が増えても特に気になる人はいないでしょう。150gは文庫本1冊分くらいです。

Speed Wi-Fi NEXT W04の特徴

WiMAXの人気機種W04

1カ月1,005円を支払うことでauのスマホと同じ電波を使えるようになるW04。通常の2年間契約から、3年契約プランにすることでこの月額1,005円のオプション代金が無料になります。

通信モードの切り替えができるW04

また、現在は東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の一部エリアのみしか対応していませんが、W04のハイスピードプラスエリアモードを使うことで最大下り速度が708Mbps出ます。すごい話です。もうほぼ光回線と速度が変わらないレベルまで進化しています。

また、あまり注目されない上りの速度も旧機種からアップして最大で30Mbpsの速度が出ます。動画配信など、アップロード作業をする人には嬉しいバージョンアップですね。

auのスマホと同じ広いエリアでWi-Fiを使えるのはとてもありがたい話なのですが、こちらの機種W04を選ぶのであれば1点気を付けなければいけない点があります。

それは、4GLTEのデータ通信量は1カ月7GBが上限ということ。しかも、その7GB制限にかかってしまうと、一緒にWiMAX2+の速度も制限されます。道連れですね。しかも当月の月末まで制限が解除されません。128Kbpsのスマホが遅くなったときと同じ速度なのでツライですよね。これはギガ放題プランを使っていてもかかる制限なので、ハイスピードプラスエリアモードを常に使用するのは避けた方が無難です。

山間など、WiMAX2+の電波がつながりにくく使えないような場所で使用したり、月末でギガ数にまだ余裕があるときに利用するくらいに考えていた方が良いでしょう。

auのLTE+WiMAX2+を同時に使えるハイスピードプラスエリアモードを毎月5〜6GB程度まで利用して、そこからはWiMAX2+の電波だけに切り替えるという使い方をするのがW04を使う上で1番かしこい利用方法です。7GBの速度制限がかかる前に自主的に切り替える事ができれば、auスマホと同じ広範囲のエリアをカバーしているのでおすすめの機種と言えます。

こちらの動画でW04の特徴は分かりやすく解説されていますので、気になる人はチェックしてください。

ちなみに、W04のクレードル(別売り)には、電波の強度を強化するアンテナがついていません。パソコンに有線で接続したいときや、スタンド式の充電器が必要な方には良いですが、そこまで必要性を感じないというのが正直なところです。

Speed Wi-Fi NEXT WX03の特徴

WiMAXの人気機種WX03

こちらのWX03はコンパクトでバッテリーの持ちがW04と比べて良いというのが特徴です。

それから、WX03にはハイスピードプラスエリアモードの機能そのものがありません。なので、ギガ放題を使っていれば、使い放題です。3日間で10GB以上のデータ通信をすると、翌日の夜間6時間が制限されますが、私はそもそもその制限にかかった経験がない+かかったとしてもYouTubeが観れるレベルのゆるい速度制限なので、そこまで心配は要りません。

また、現在提供エリアが順次拡大しているWiMAX2+ですが、最高速の対象エリアど真ん中であれば、かなりエグい速度が出てくれます。

WiMAXの実際の速度はどのくらい?1カ月の平均実測値で検証!

2017.09.20

詳細は関連記事を見ていただくとして、下手な光回線より速いんじゃ・・・となってしまうくらいにサクサクなので、スマホだけでなく色々な機器をつないでインターネットを満喫できます。

オンラインゲームもなんなくプレイできます。

▶ あわせてどうぞ:2人同時接続でもサクサク!WiMAXでスプラトゥーン2にハマる

私がW04ではなくWX03を選んだ理由は、auのLTEを使う機会あるか?と素直に疑問を感じたからです。あれば便利なんでしょうけど、WiMAXの電波も人口カバー率は年々上がっててもう90%を超えていますから、自分の活動エリアなら全く問題なしなのです。

しかも、LTEのモードでうっかり7GB制限をくらったらWiMAX2+モードも道連れというのが怖くて。コンパクトでバッテリーの持ちもいいWX03を選びました。

WiMAXを申し込むならW04とWX03どちらがおすすめ?

選び方はシンプルです。au4GLTEの電波を使える機種がいいのか別に必要ないのか。これだけです。

あとは、長く使う上でありがたいのはNEC製のWXシリーズは電池パックを取り外してそこだけ交換することができる点。バッテリーが弱ってきたけど端末はまだ使えるという時には自分で交換できるので便利です。W04は修理に出さないといけないため時間がかかります。

仕事柄、出張も多くてWiMAXの電波が不安定な地域に行くことも多い人であれば、auの回線を使えると安心できるでしょうからW04がおすすめ。

エリアど真ん中にいて、WiMAX2+の電波だけで十分という人にはバッテリーの持ちも良くて1日気にせず使えるWX03がおすすめです。バッテリー残量を気にせずに鞄に放りこんでおけば、1日スマホが自分専用のWi-Fiに繋がってるっていう状態は、一度使うと手放せなくなりますよ。

WiMAXを申し込むときは、高額キャッシュバックか毎月の月額割引を必ず利用するようにしてください。総額で数万円単位の差が出ます

「WiMAXはどこがいい?」の疑問を解消する記事が書けました!

2017.09.19

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LTE電波を使える国産初の端末WX04が発売!

 11月1日追記 

国産機種として初のau電波対応という事で発売前から話題になっていたWX04がついに発売しました!

簡単に書くと、この記事で書いてきたWX03とW04の両方の良さをいいとこどりした感じ。実に魅力的な機種に仕上がっています。

WX04

電波強度を強くしてくれる専用のクレードルも同時発売です。前回のWX03の時には品薄状態になって何カ月も待たないと手に入らなかったので、自宅で固定回線代わりに使いたいという人は早めにゲットしておく事を強くおすすめします。

4GLTEエリアを使えるようになったWX04

WX04ではハイスピードモードプラスエリアモードを使えるようになったので、auのスマホと同じ電波を使った高速通信が可能になりました。

W04の箇所で説明しましたが、こちらのLTE電波には月間7GBの制限があり、それを使いきってしまうとギガ放題のWiMAX2+の方まで月末まで速度制限にかかってしまいます。なので、あまり使う必要のない人はオプションに加入しなければ良いでしょう。(オプション料金は2年契約だと月1,005円、3年契約だと無料になります。)

しかし、この難点をうまくカバーしてくれる機能がWX04には付きました。さすが日本製というか・・・かゆいところに手を届かせてきますね(笑)

WX04は一時的に4GLTEを使えるワンタイム機能を装備

それがこのワンタイム機能。画面のワンタイムボタンをタップするだけで、その時だけ4GLTEの電波を使えるようになる便利機能です。その他、切り忘れ防止のために10時間後に自動でオフにする機能や、専用のスマホアプリから切り替えをすることもできます。

この機能があれば使いたいときだけ、電波が悪いところだけauの電波に切り替えて使えますよね。うーん・・・便利。ちょっと欲しくなってきました(笑)

WX04のTXビームフォーミング機能

それからこのビームフォーミング機能。こちらも新しく追加された機能で、アンテナから受信側の端末の位置や動きを察知して電波のビームを飛ばしてくれるというシステムです。電波の悪い環境やつながりやすい場所で、この機能があれば受信感度が上がってつながりやすくなるというわけ。実際に体感していないのでどの程度の改善が期待できるのか分かりませんが、早く使ってみたいですね。

スケジュール機能でバッテリー効率がアップ

このスケジュール機能も何気にありがたいですね。自動オンオフでバッテリー効率をアップさせてくれる機能です。もともとかなり電池の持ちは良いので、こまめに充電する人であればバッテリーの持ちで悩むことはないと思いますが、使用頻度が頻繁な人にとっては便利だと思います。

このように、最新機種のWX04はさすがNEC製というだけあって、完成度はかなり高くユーザーのためを考えた機能を搭載しています。

これからWiMAXを購入する人はこの記事で紹介した2機種に加えて、WX04も是非候補の1つとして比較検討してみてください。WX04が最安で使えるキャンペーンサイトは以下より

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2018.01.17

WiMAXを使って外でも高速インターネットを満喫しよう!

WiMAXは持ち運べるWi-Fiとして1番人気を誇っています。スマホ人気でWi-Fiを持ち歩く人が増えて、通信業者も本気でポケットWi-Fiの回線を強化しているので、一昔前にくらべて本当に快適になりました。

外でスマホを使う人はもちろん、パソコンを持ち歩く人、任天堂Switchなどのゲームを外でプレイしたい人、移動時間や待ち時間に動画を視聴したい人にもWiMAXはおすすめのインターネットサービスです。

この記事ではW04とWX03の比較をしましたが、そんなに難しく考える必要はありません。auの電波を使えるか使えないか。自分にとって必要なのか必要じゃないのか。機種を決めるときにはそこだけ見極めれば大丈夫です。私のようにサービスエリアど真ん中で活動していて、あまり遠出しないという方であればWX03にする、といった感じです。

WiMAXを申し込もうか迷っている人は、ぜひこの機会にご自身の生活に取り入れてみてください。持ち運べるWi-Fi欲しいな・・・とお考えの方であれば後悔しないはずですから。

▶ あわせてどうぞ:まだ迷ってる人向け!WiMAX使用者の口コミたくさん集めました

かんきち

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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どうも。かんきちです。

もともとインターネットの事が全然詳しくなかったのですが、趣味であれこれ調べている内に周囲にアドバイスできるレベルに詳しくなってしまったのでサイト化。えらそうに語れるほどではありませんが、ネット関係で困ってる方の助けになればと情報シェアしてます。質問にも答えられる範囲で答えます。

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