DVDやCD、漫画のレンタルでお馴染みのTSUTAYAがこっそりネット回線の事業に参戦。
そこで料金プランやメリット、デメリット、キャンペーン、キャッシュバックなど細かいところまで独自の調査を行ってきたので報告します。
もくじ
TSUTAYA光を調べてみると評判はあまりよろしくない
気になる評判を調べてみると、批判のほうが多く良い評判を見つけるのが難しいくらいでした…その中でも多かった悪い評判がこちら
- フレッツ光と大して金額が変わらない
- プロバイダを別に契約する必要がある
- 契約期間が3年と長い
- 解約金が高すぎる
などなど…他にも色々な不満をもった方が多くいました。実際に上記のことが本当なのか調べみました。
まず金額についてです。他の回線と比べるとやや高いですね。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
TSUTAYA光 | 5,200円 | 3,300円~4,050円 |
フレッツ光 | 5,700円 | 3,350円~4,350円 |
ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 |
NURO光 | 4,743円 | 1,900円~ |
auひかり | 5,100円 | 3,800円 |
TSUTAYA光ですが、3年契約の割引を使えば戸建ては4,500円、マンションは基本料金が300円割引になるのでそこまで高くないように感じますが、フレッツ光も2年割など使うと4,600円になるのでほぼ差はありません。
しかもプロバイダを別途契約する必要があります。
プロバイダ料金を含めるとフレッツ光とほぼ同じ金額になる
ドコモ光やソフトバンク光、NURO光は、プロバイダもセットでの価格になりますが、TSUTAYA光は回線だけの価格なので、基本料金にプラスプロバイダ料金がかかります。
プロバイダの料金は、500円~1500円ほどで選ぶプロバイダによって料金やサービスが異なります。
そこまで大きなデメリットではありませんが、料金の支払いが別々になるので少し面倒になるのと、回線にトラブルがあったとき、プロバイダとネット回線の両方に連絡しないといけないので手間になります。
ほかの光コラボはフレッツ光よりも安くなることをウリにしているので金額変わらないというのは強みに欠けるところです。
▶ あわせてどうぞ:光コラボはなぜ安い?最近流行りの人気サービスの実態に迫る
通常ネット回線の契約は2年なのに対してTSUTAYA光は3年と長い
ネット回線は一度契約するとすぐに乗り換えなどしないので3年の契約でも問題ないといえばないです。ただ、万が一契約した回線の速度が遅かった場合3年間使わないといけないのでそれはデメリットです。
もちろん解約はできますが、解約金が14,000円とかなり高額です。他のネット回線では更新月以外の解約は大体10,000円未満のところが多いのに対して3年で14,000円は際立って高いです。
引っ越しや転勤の予定がある方にはおすすめできないネット回線になります。TSUTAYA光は、NTTのフレッツ光の回線を転用しているためネット回線がないところでも新規申し込みになり別途で工事費がかかります。
他のネット回線だと、工事費などが無料になるキャンペーンを行っていたりしますが、TSUTAYA光はキャンペーンがほぼないため初期費用で工事費が戸建てで18,000円、マンションタイプでは15,000円かかるのもちょっとネックですね。
デメリットが多いTSUTAYA光だけど良い評判もある
こんなデメリットだらけのネット回線誰が契約するんだよ!と思っていましたが、TSUTAYA光には、TSUTAYAの武器を生かした最大のメリットがあります。
最新の映画が無料視聴できる
これまでみたいDVDがあった時は、店舗までいって借りに行く必要がありましたがTSUTAYA光を利用していると家にいたまま最新の映画などが見ることができます。
人気の映画だったりすると店舗にいっても貸し出し中になっていることがありますが、オンラインでのサービスなので新作だろうが人気の作品だろうがすぐに視聴できます。
またDVDの場合は、返すのをうっかり忘れてしまい延滞金がかかることがありますが、オンライン視聴の場合は公開される時間が決まっているので返し忘れというのがありません。
また、テレビやパソコン、スマホ、タブレットでも視聴できるので場所を選ばず好きなときに最新の映画を視聴できるメリットがあります。
ただ、最新の映画は見放題ではなく、週に1~2本程度です。そうじゃない映画やドラマ、アニメなどは見放題になります。
TSUTAYA光は、映像好きな方には向いているネット回線かもしれませんね。
パソコンやスマホからでも視聴できますが、MACのOSには対応しておりません。まだandroid5.0以降のバージョンにも対応していないです。Windowsも7と8には対応していますが、それ以降に関しては動作確認が取れていないです。
ただ、Windowsに関しては、8以降のバージョンでも視聴ができるそうです。
フレッツ光回線なので高速インターネットできる
TSUTAYA光の回線は、フレッツ光と同様の回線を使っているため性能や品質はほぼ同じです。それと以前にフレッツ光を使っていた方なら工事費もかからずフレッツ光より安く利用できます。
もちろんひかり電話やひかりテレビにも対応しているので乗り換えの心配もいりません。またフレッツ光の違約金もかからないので初期費用を抑えることができるのも大きなメリットです。
プロバイダもフレッツ光で利用していたものをそのまま使えるのでプロバイダの違約金もかかりません。
良い評判もあるがTSUTAYA光はキャンペーンやキャッシュバックがないのでお得感がない
ネット回線を選ぶポイントとしてキャンペーンやキャッシュバックなどがあります。TSUTAYA光にはどのようなキャンペーンがあるのか調べてみました。
キャッシュバックが一切ない
ほとんどのネット回線が新規のユーザーを獲得しようと割引やキャッシュバックを行なっていますが、TSUTAYA光は一切キャッシュバックやキャンペーンを行っていないです。
大手の携帯会社であれば、キャリアと同じスマホを持っているだけで月々の料金が最大2,000円割引になったり、光コラボのネット回線では、WEBから申し込むと30,000円のキャッシュバックが貰えたり色々なキャンペーンを行っています。
キャッシュバックはネット回線を決める要素の一つです。できるだけお得に契約するにはキャッシュバックがきちんと貰える回線を選びましょう。
▶ あわせてどうぞ:今月のキャッシュバックが1番高いところで契約するのが正解?
スマホ割もないので金額はフレッツ光と大差なし
ドコモ光やauひかり、ソフトバンク光など同じキャリアのスマホを持っていると月額料金の割引やパケット通信量の割引などの特典がありますが、TSUTAYA光に関してはそれらの割引がないです。
なので月々の利用料金は、フレッツ光とほぼ大差はなくTSUTAYA光にするメリットはそこまでないです。
huluやAmazonプライムビデオの方がお得
TSUTAYA光の最大のメリットである動画の見放題もhuluやamazonプライムビデオなどで代用が利きますし、そちらのほうが作品数も多くオリジナルの番組があるのでおすすめできます。
光コラボにすれば、他の動画コンテンツを利用してもTSUTAYA光より割安になります。なので映画が無料!動画見放題という強みもそこまでメリットではないです。
まとめ 評判どうこうよりもTSUTAYA光にするメリットはあまりない
TSUTAYA光は、動画や映画好きに特化したネット回線という印象を受けました。だからといって、月々の料金も安いわけではないですし、動画や映画を観るには端末も限定的なので不便です。
それならhuluやamazonプライムビデオのような色々な端末で視聴できるほうが便利ですし安いです。またプロバイダ料金が別途かかるので他のネット回線に比べて割高になり、契約期間も3年と長めです。
それでこの程度のサービスであれば、他のネット回線にしたほうが何倍もお得だろうなと感じます。
TSUTAYA光以外のおすすめ光コラボはこちらをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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