スマホの料金プランってとても複雑ですよね。基本料金にプラスしてデータ定額料や通話料、オプション費用に、機種代金、ウェブ使用料など、どれがどのくらいの金額なのかとても分かりにくいです。
新規でソフトバンクのスマホを契約するときなど、プランがわかりにくいため店員さんの言われる通りにしてしまい、そのまま使い続ける方もたくさんいると思います。
ですが料金プランを見直してみると実は損していることが沢山あります。そんな方のためにソフトバンクの料金プランをわかりやすく解説したので、これを機に今使っているプランが自分に合っているのか見直してみてください。
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もくじ
ソフトバンクの料金プランは大きく分けると3つだけ
スマホ代にかかる料金は、大きくわけると【基本料】【データ定額料】【機種代金】の3つだけです。その他にオプション費用やウェブ使用料、ユニバーサル料がかかります。
では実際、どこにどれだけ料金がかかっているのか調べてみましょう。
基本料は通話料金を指します
ソフトバンクからの明細をみたときに基本料ってなんだろうと思ったことはありませんか。これは、通話料金のプランを指しています。
通話プランは、1回5分以内国内通話がかけ放題のプランと24時間国内通話がかけ放題のプランがあります。以前はホワイトプランなど言われていましたが、今はスマ放題ライトとスマ放題という名称になっています。
金額も1,000円違うので通話をどのくらいするかによってプランを選ぶようにしましょう。
データ定額料はパケット代金です
iPhone4までは、データ通信が無制限のプランがありましたがスマホが普及したことで通信量が急激に増え回線に負荷がかかりすぎてしまった結果廃止されました。とはいえ、無制限のプランは毎月4,000円ほどかかっていたのであまり使わない方にとっては損なプランだったわけです。
今のデータプランは、こちらです。
スマホで動画やゲームをする方は、5GB以上のプランがおすすめですが、LINEやメール程度の利用であれば1~2GBのデータプランで十分です。私は2GBのプランにしていますが、自宅や会社ではwifiを利用しているので使用ているデータ通信量は、1GBを少し超える程度です。
データプランの通信量を超えてしまったら、速度制限になり、ご利用の請求月末(締め日)まで制限が解除されません。速度制限にかかると、YAHOOにアクセスするのも時間がかかりますし、メールや通話アプリの更新も遅くなるので非常に不便です。
解除方法は、ご利用の請求月末の翌日まで待つかデータ容量を買い足すしか方法はないです。ちなみに料金は、500MB500円で1GB1,000円です。毎月何度もデータ容量を買い足す方は、20GBや50GBの大容量プランの方がおすすめです。
機種代金はスマホによってかわる
スマホの機種は、販売するメーカーや機能、性能などによって価格は変わります。中国メーカーなどの安い機種であれば、月々の負担も少なく実質0円になったりもしますが、人気の機種やiPhoneだと基本料金に機種代金の分割分が加算されます。
ドコモなどでは、スマホの機種を一括で支払いできるプランもありますが、ソフトバンクでは基本24回の分割払いになります。ただ、最近iPhoneなどの人気機種が値上がりしているので24回払いの他に48回払いも選択できるようになりました。
その他にかかる料金
オプションなどに加入していればその分基本料金に加算されます。その他のウェブ使用料とユニバーサル料がかかります。
ウェブ使用料は月300円でインターネットに接続するためにかかる費用です。スマホを契約する場合必ず必要になります。また、ユニバーサル料とは、1回線に付き月額3~7円程度かかる料金で、これはソフトバンクの収益になるものではなく、主にユニバーサルサービス(加入電話、公衆電話、緊急通報)の提供を公平に行うために使われる費用です。
料金をわかりやすく算出するにはソフトバンクのプランを足すだけ
複雑そうにみえますが、実は基本料金とデータプラン、機種代金、その他の費用を足すだけで料金が算出できます。機種代金は、分割払いが終わればその後かかりません。なので必ずかかる料金はこちらです。
基本料とウェブ使用料、データプランです。上記の図の例は、基本料金がスマ放題プランで国内通話が24時間無料になります。データプランは、ギガモンスターで月額20GBまで利用できる大容量プランになります。それとウェブ使用料を含めた金額が実際に支払う料金になり合計9,000円になります。
月々の料金をもう少し節約したいなぁと思っている方は、基本料かデータプランの変更をおすすめします。
基本料金の選び方
上記でも簡単に説明していますが、ソフトバンクの基本料には、スマ放題とスマ放題ライトがあります。スマ放題は、国内通話なら24時間無料で下記のような方に向いています。
- 良く通話する方
- 1回の通話で5分以上話す方
- SMSを良く使う方
スマ放題ライトは、5分以内の国内通話が無料でこんな方に向いています。
- 一度の通話が5分以内で終わる方
- SMSをあまり使わない方
通話を良くする方や仕事などでスマホを使っている方はスマ放題プランの方が良いと思いますが、通話よりメールやLINE、アプリの利用が多い方はスマ放題ライトの方が基本料金も安いのでおすすめです。
SMSとは、携帯番号だけでメールが送れる機能で1通3円程度の費用がかかります。スマ放題のプランでは、ソフトバンク同士であれば無料で送受信が可能ですが、スマ放題ライトでは受信のみ無料となっています。最近LINEなどの通信アプリを利用している方が多いのでSMSだけのためにわざわざスマ放題にする必要もないのかと思います。
データプランを選び迷ったら毎月の使用料をまず知ること
iPhone4まではデータ無制限プランがありましたが、今は決まった容量のデータプランを選ぶようになりました。データプランは、1GBから50GBまでありますが自分に合うプランを選ぶことが大切です。
容量の小さいプランを選んでも後で追加することになったり、逆に大きすぎる容量のプランにして無駄になることもあります。選び方としては、毎月のデータを見て自分がどのくらい使っているのか平均値を知ることです。
自分がどのくらいのデータ量を使っているのかは、マイソフトバンクから確認することができます。
料金プランをややこしくしているのがソフトバンクのキャンペーン
ソフトバンクに限らず、大手キャリアが行っているキャンペーンってちょっとわかりにくいところが多いですよね。「実質負担0円」などの広告も沢山ありましたが、実際は毎月しっかり基本料金がかかりますし、安いのかどうかあまり実感が沸かない方も多いのではないでしょうか。
ソフトバンクでは、下記のようなキャンペーンがあります。
スマホ代を安くする月月割
ソフトバンクだけでなく、auでは毎月割、ドコモでは月々サポートという名称で分割で支払いしている機種代金を割引しています。最新のiPhoneだと毎月5,000円以上機種代金として支払うので月月割があるのはユーザーにとってうれしい事です。
ただ、全額割引される機種もあれば、iPhoneのように半額位の割引もあります。安い機種や型が古い機種であれば負担金なしで利用できることもあります。
毎月2100円割引されるスマホデビュー割
こちらは新規ユーザー向けのキャンペーンで、はじめてソフトバンクでスマホを利用する方だけが対象になります。
ただ、月月割が適用されない場合もあるので必ずしもこれがお得になるわけでもないです。
ソフトバンクのプランには2年縛りがあるので解約するときは時期に注意しましょう
スマホや携帯電話は基本どこのキャリアを使っても2年間の縛りがあるものです。とはいっても、途中で他のキャリアを使ってみたくなったり、家族が使っているキャリアに合わせたり色々な理由で解約する場合もありますよね。
解約する際にも契約解除料が発生します。利用しているプランによって料金は異なりますが、一般的な契約解除料は9,500円です。ですが、それらを支払うことなく解約する方法もあります。
その方法は、契約更新月に解約することです。スマホのプランは、2年間の契約になっていて、その都度自動的に契約が更新されています。契約が更新される月を更新月と言い、その期間に解約手続きをすると契約解除料が発生しません。
更新月は2ヵ月間あるので契約解除料を払いたくないという方はこの間に解約しましょう。更新月を調べるには、マイソフトバンクから確認しましょう。
まとめ ソフトバンクのプランは理解できると意外と単純です
スマホの料金プランは、名前が変わるだけでドコモもauもさほど違いはありません。割引の名称や基本料金が色々別れていたりするので複雑に見えますが、一つ一つかみ砕いていくと意外と単純です。
料金プランを知っておくことは大切で、スマホ代の節約にも繋がります。料金プランが契約時のままであったり、データプランを買い足しするようなことがあるならプランを見直すことも大切です。
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