無料でスマホが速くなるアプリが出た。
しかもセキュリティ保護もハンパない。
こう聞いたら、もうそれだけで魅力的ですよね？
誰でもたったの1～2分で簡単に設定が完了して、一度設定すればあとはずーっと放置で大丈夫です。
そのアプリの名は「1.1.1.1」
（なんて読めばいいんだろうか）
▼ここから無料ダウンロードできます。
今回の記事では、どうしてコイツをダウンロードするだけで通信速度が速くなって、セキュリティ面も向上するのか？その理由についてしっかり解説しておきます。
スマホの通信速度が遅いと感じているなら、今すぐこの記事を読んでから1.1.1.1をダウンロードしてください。
▼遅くなる原因はもうチェックしましたか？
もくじ
スマホアプリ「1.1.1.1」が速度とセキュリティ機能をアップしてくれる理由
1.1.1.1は、どんな原理で速度を速く、セキュリティ面を安全にしてくれるのか。
それは、Cloudflareという、サンフランシスコ、オースティン、シャンペーン、ロンドン、シンガポール、ワシントンD.C.にオフィスを構える大企業が、独自のDNS接続を使っているからです。
ん？DNSってなに？
と思ってもご安心ください。
100％理解しなくても問題ない内容ですが、ごくごく簡単に解説も交えておきます。
DNS（ドメインネームシステム（Domain Name System））とは
DNSという仕組みは、ドメイン名をIPアドレスに変換するシステムのことです。
この仕組みがあることで、私たちが使っているSafariやGoogle chromeといったブラウザも、接続先のIPアドレスと通信できるわけです。
IPアドレスは192.●●.●●.●.●みたいな数字のこと。
コンピューターにとっては単なる数字の羅列でも、私たち人間にとってはいくつも覚えるのは難しいし、普段使いには不便ですよね。
そこで活躍するのがDNS接続ということになります。
IPアドレスの数字の羅列を、覚えやすいドメイン（.comや.jpなど）と関連付けてくれるシステムと覚えておいてください。
画像引用：日経NETWORK
DNSのデメリットはサーバー落ちやセキュリティ問題
上記のように、私たちのインターネット環境を縁の下で支えてくれているDNSですが、時にデメリットになることもあります。
- たまに反応が遅く、通信に遅延が生じることがある
- サーバーが落ちてしまってネットに接続できなくなる
- サーバー上にサイトの閲覧履歴が保存されてしまう
これらの理由で、利用するDNSによっては、速度が遅かったりセキュリティ面で安心できなかったり。なんて状況が起こり得ます。
1.1.1.1は世界で最も速く、サーバーに情報を残さないDNS
今回ご紹介している1.1.1.1は、世界で最も速いDNSという事で話題です。
なぜ速い？どんな原理？
そういう専門的な話はここでは省略しますが、とにかく速いんです。
さらに、サーバー上の閲覧データを保存したり、ユーザー情報を追跡しないという万全なセキュリティ保護も掲げています。
このセキュリティに関しては、専門の監査会社に監査を依頼して、データが実際に保存されていないことを公表するそうです。
ここまで読んでみてどうですか？
スマホをWi-Fiに繋げているのに遅いな…と感じたら、今すぐ1.1.1.1をダウンロードして設定してみることをオススメします。
1.1.1.1をダウンロードしてスマホの速度を速くする方法はすごく簡単
さて、それでは実際にスマホに1.1.1.1をダウンロードして使ってみましょう。
少し前までは、アプリ版がリリースされていなかったので、自分で難しい設定をしなければいけませんでした。
でも今は誰でも2分で設定を完了できる便利な専用アプリが出ているので活用しましょう。
アプリはiPhone（ios）でもAndroidでも使えます。
アプリがダウンロードできたら設定していきます。
その前に、こちらが我が家のauひかりのWi-Fiのスピードテスト結果。
全然速いし、サクサクなので満足しているのですが、この状態から速くなるのか試してみます。
※時間帯や接続している端末など、環境によって数値は変動するので参考程度にご覧ください。
「え？auひかりってそんなに速いの？」
と興味をもったのなら、私が自宅で使っている光回線の実測レビューをしていますので以下の関連記事も合わせてどうぞ。
まずはアプリをダウンロードして開きましょう。
するといきなり「もう少しで〜」と上記のような画面が出てきます。
右下の「次へ」をタップして進みます。
ちなみに私はiPhoneXS Maxでダウンロードをしました。
先ほどの画面から先へ進むと、上記の画面になりますので「VPNプロファイルをインストール」をタップしましょう。
上記の画面のように、突然英語表示が出てきますが焦らなくて大丈夫です。
落ち着いて「Allow」の方をタップしてください。
これで、画面が切り替わって専用のプロファイルがダウンロードされます。
これで設定完了です。
完了すると、上記の画面で接続のONとOFFをワンタッチで切り替えられるようになります。
接続中になっている状態では、スマホの電波表示の横に「VPN」の表示が出てきます。
こんな感じです。
Virtual Private Network（仮想専用線）の略で、色々なリスクから守ってくれる通信のことを言います。
特にフリーWi-Fiスポットなど、公衆のネットワークに接続する場合には、暗号化された安全な通信を行うことで個人情報漏洩などの脅威から守ってくれます。
この状態でもう一度スピードテストをしてみると・・・？
上り下りともにかなりの速度向上が見られました！
もちろん全ての環境下でこのような結果が出るとは限りませんが、今回の検証では「しっかり速くなった」と評価できるのではないでしょうか。
| 速度 | 設定前 | 設定後 |
|---|---|---|
| 上り | 329.1Mbps | 506.6Mbps |
| 下り | 237.6Mbps | 439.0Mbps |
ネット回線の速度（上りと下り）について詳しく知りたい時は、以下の関連記事をどうぞ。
スマホの速度を速くする1.1.1.1は入れておいて損のないアプリ
無料ですし、今回の検証では速度もかなり向上したので、1.1.1.1はとりあえずダウンロードしておいて良いアプリと言えます。
もし何かしらの不具合が生じた場合は、ワンタッチで設定をオフにすれば良いだけです。
このアプリをダウンロードしても、あまり通信速度の改善が見られない・・・という場合は
- スマホを一度再起動してみる
- 使っていない無駄なアプリを削除する
- OSをアップデートする
- 自宅のWi-Fiに接続されている機器を整理する（減らす）
これらの対策もバカにせずに行ってみましょう。
これだけの単純な作業だけで、スマホの動きがサクサク快適になるということも全然ありえます。
どうしても遅い、イライラするという場合は、新しい機種への機種変更をオススメします。
スマホは今や私たちの生活の中で欠かせない存在となりました。
より快適に、便利に使いこなすためにも、大切なスマホのメンテナンスをまめに行うようにしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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